スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

12月, 2017の投稿を表示しています

FULL COUNT + BEARS' (フルカウント ベアーズ別注) 2014 その2

2017年も残すところあと4日となりました。 年末恒例の(?)アメ横スナップです。 この年末の慌ただしい感じが大好きです。 さて、ジーンズブログらしく、フルカウント2014を1年半ぶりに更新します。 初回の記事 でも紹介しましたが、下北沢のデニムショップ「ベアーズ」が2014年にフルカウントに別注したモデルです。 1108のテーパードを強めたシルエットです。 1108XX と同時期に履き始め、2年以上の付き合いになると思います。 生地は、デニムファンにはおなじみ藍布屋(桃太郎ジーンズの製造元)のジンバブエコットン13.7オンスで、15.5オンスのXX生地より薄く、色落ちも早いです。 ↑ヒゲ周辺。雰囲気があります。 ↑やっぱり、右の膝頭だけ白く色が抜けています。右膝ばっかりついているのでしょうね~ ↑後ろ姿。 ↑ハチノス。 ↑おしり周り。 ↑携帯電話の痕がくっきり。破れ始めているので、補修が必要になりそうです。赤タブは丸まっています。 今は寒いので専ら1108XXばかり穿いていますが、春先になったらまた出番が増えそうです。

FULL COUNT フルカウント 1108XX その2

フルカウント1108XXの近況を紹介します。 初回の記事 から1年半が経ちました。 めちゃくちゃ色落ちしたわけではありませんが、徐々に育っています。 ↑全体像。なぜか右の膝頭が白くなっています。あまり記憶にないのですが、無意識に右膝を付くことが多いのでしょうか… ↑ヒゲの周辺。 ↑後ろ姿。 ↑ハチノス。 ↑おしり周り。スマホの痕がくっきり。 ↑バックポケット周辺のアップです。ステッチが切れてきています。レーヨンの赤タブは丸まってはいませんが、ヨレヨレです。 ↑裾のチェーンステッチ。ところどころ、切れてきています。 染めが濃いのと、厚い生地のため夏に穿いていないことから、なかなか色落ちが進みません^^; ところで、ジーンズがもともと労働者の衣料だったことは、デニムファンなら常識でしょう。しかし、なぜ富裕層にも浸透してきたのか。アイヴィーリーガーがファッションに取り入れたとか、現象面ではいろいろと言われているところですが、人類史の側面からも説明されています。 今日の人々は平等というものを信じているから、裕福な家の子供がジーンズをはくのが流行になっている。ジーンズはもともと、労働者階級の衣料だった。中世の人々は階級区分というものを信じていたから、貴族の若者は農民の仕事着など絶対に着なかった。 ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』 ハラリ氏は、私たちホモ・サピエンスは、みんな虚構を作って集団生活していると説きます。それがほかの生物や、ネアンデルタール人ら私たち以前の人類と異なる点だと。 なるほど宗教や法律、経済など、私たちは実体のない話やシステムを生みだし、みんながそれを信じたり共有することで何となく秩序だった生活を送っています。 そして、ファッションも。動きやすいかどうかや暖かいかどうかという機能的な違いや、そして汚れているかいないかという違いは実体としてあります。しかし、いわゆるTPOつまり礼儀の正しさや無礼さ、階級によって着る服装などは、人間が生み出したルール。つまり大多数の人が共有している虚構です。 人々が自由だ平等だという考え方が出回り始めたのは、米国では英国から独立した1776年以降。でも依然として奴隷制は残っており、奴隷を認め続けるかどう