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J.M.Weston Golf (ブラック)

ゴルフの ライトブラウン に続き、黒を購入しました。 黒の短靴を持っていなかったので、昨年にライトブラウンを買ったときからいつかは黒も、と思っていました。 同じウエストンのロジェかオールデン9901も検討しました。 でも9901はコードバンのケアが大変そうだし、最終的にウエストンでゴルフとロジェを履き比べて決めることに。 ↑ゴルフ。 ↑ロジェ。ラバーソールもあります。 履き比べてみると、ロジェはトゥがほっそりとしていて、とてもドレッシー。でもスーツは着ないし、店員さんに「いまを逃すと、ゴルフはかなり待つかも」と背中を押されてゴルフに。 サイズはライトブラウンと同じ8C。これから数カ月にわたって、足を痛める苦行が待っています。 靴好きの友人からは「色違いで同じモデルを買うぐらいなら、別の靴にすればいいのに」と批判も。でも、このドレスすぎず、カジュアルすぎずの絶妙な形が大好きなんですよね。 「ジャーナリストシューズ」という別名もお気に入り。何者にも媚びず、ガシガシ歩いてナンボ、みたいな。 よし、外を歩き回りたくなってきた。行ってきます!

N-1 ジャケット フェローズ(CCマスターズ)

私が初めて購入したN-1。10年以上前に購入したフェローズのモデルです。 当時、フェローズのミリタリーラインは「CCマスターズ」というブランド名で売っていました。 アウターシェルは数あるブランドと同じコットングログランですが、10年以上の時を経てフニャフニャ。もともと、マッコイほど厚い生地ではなかったかも。 背中のリフレクタープリント。オーソドックスな「U.S.NAVY」の下に、小さく「SRU」と「3」のプリントも。意味するところは分かりませんが、フェローズが持っている実物をモチーフにしたのでしょう。 コントラクトナンバーのタグ。サイズは38や40といったインチ表記ではなく「LARGE」と書いてあります。 インナーシェルはアルパカとウールの混紡ですが、軽くて手触りもめちゃくちゃソフト。10年近く着ていたので、毛が寝て柔らかくなったのかもしれません。 脇の下には、N-1パンツを留めるためのループがありません。 -- これが私にとって初のN-1でした。 擦れ違いざまにN-1を着ている人を見かけ、ほしくなって探しました。 が、10数年前は置いてあるショップがあまりなくて、いろいろと探し回って見つけた記憶があります。 価格は4万円弱で、バズリクソンズとマッコイの間ぐらいでした。 お店で試着したときは「ミディアムよりラージがいい」と言われ、自分でもそう思って買ったはずなんですが、いま来てみるとちょっとデカい。 洗ってみたんですが、縮まない。 今度、洗った上で乾燥機にでもかけてみようかと思っています。

Phigvel レザージャケット ~インディ・ジョーンズのように~

レザージャケットというと、自分には敷居が高くて敬遠していました。 しかし、ある日、インディージョーンズを見ていたら、着込んだレザージャケットがかっこいいなあ、と。 考古学者という設定で、大学の授業ではツイードジャケットで身を包み、冒険に出るときはレザージャケットにソフトハットがユニフォームです。 インディ・シリーズで初作品となる「レイダース 失われたアーク」から「魔宮の伝説」、「最後の聖戦」まで、ジャケットは英国のWested社が提供しました。当初のラム皮から牛革に変更されたり、シルエットもタイトめからゆったりめへと変わっていきます。 そして最新作の「クリスタルスカルの王国」では、米国の皮職人トニー・ノワク氏が制作しました。 形はA-2に似ているのですが、袖や裾のリブがないなど微妙に違っていて、「インディ・ジャケット」と呼ばれます。いろいろなメーカーがレプリカを発売しており、一時期はディズニーランドでも売られていたようです。 そこで私も…とレザージャケットを探し始めました。最初はインディ・ジャケットのレプリカを見ていたのですが、ある時、雑誌でPhigvelのレザージャケットを見て「これだ!」と一目惚れ。インディ・ジャケットとは違う型ですけど。prodという直営店で予約し購入しました。  Phigvelというメーカーは昔のワークウエアをはじめとするビンテージ服を現代風にアレンジしているようで、レザージャケットもちょくちょく発表しているようです。 私が買ったのは2009年のモデル。厚手の牛革で、ボタンで閉めるタイプ。 カタログ表記は確か「モーターサイクルジャケット」でした。しかし、着丈はやや長くベルトが十分に隠れるぐらいなので、どちらかというとスポーツジャケットのような感じです。 裏地は千鳥格子。おしゃれですね~。 後ろ姿。裾の両脇にリブがついていますが、絞りはなく、飾りのようになっています。 購入当初、ちょっと大きかったので、意を決して浴槽に投げ込んで洗いをかけました。もちろん注意書きには「Don't wash」とあるのですが、いろいろと調べていたら、マッコイの方もA-2を買ったらまず洗う、とか書いてあったので。 洗った直後に、たっぷりとマスタングペーストを塗り込んでケアして。。。結果は大成功。今はきつくも緩くもなく、まさにジャストフィットです。 これから、イ

デニムブランド考

休日はジーンズしか穿かない。そんな生活になって結構たちます。 時折、雑誌なんかで「俺の時代の501は新品で赤ミミだった」と言う翁がいらっしゃいます。私も負けずに、「俺が買っていた時代のデニムは…」とビンテージを語れる年代になってきました。 そんな感慨にふけって顧みてみます(個人的な記憶と感想に基づいていますので、誤りはご容赦ください)。 * 国産デニムの歴史は、全般的に厳しい道のりだったと思います。 初の国産デニムブランドとされる大石氏のビッグストーン、のちのキャントンはブーム時に再興したものの再び倒れ、今はまた別の企業が運営しています。ユアン・マクレガーを奉ったボブソン然り。国産の雄エドウィンも大手商社の傘下に入りました。伝統的な国産ジーンズメーカーで昔から変わらぬ資本体系を維持しているのは、岡山県倉敷市に本拠を置くビッグ・ジョンぐらいではないでしょうか。 唯一、華やかだった時代が1990年代半ばでした。エビスジーンズが口火を切る形でデニムブームが巻き起こり、それはもう猫も杓子もレプリカジーンズをつくっていました。正体不明のメーカーがボウフラのように発生。ファッション雑誌もこぞってデニムを取り上げました。メンズ・ノンノのようなデザイナーズ寄りの雑誌もヴィンテージやレプリカデニムを紹介していました。 「ジーンズは洗わない」説や、ウーロン茶染めなどの怪しげな自作加工が広まったのもこの頃。私もバイクで引きずってボロボロにしたり、レザーパッチに熱湯をかけたり、土に埋めて「タンニン染めだ」と豪語するなど暴挙を繰り返したものです…。 ブームを牽引したのは、エビスのほかドゥニーム、フルカウントといったところでしょう。ちょっと遅れてウエアハウス、ジョー・マッコイですかね。 * ブーム時に興きたメーカーの中には、日本での流行をバネに2000年ごろに海外進出した会社もありました。しかし、当時、成功したのはエビスぐらいかもしれません。 エビスは中国など現地企業に商標権を売却し、現地で生産していました。一方、ドゥニームやフルカウントは日本から輸出していたため割高でした。このため、欧州でブランドとして確立したのはエビスだけでした。ベッカムが上下ともエビスを着用し、欧州でもブームになりました。 しかし、ブームが去ってみると、なかなか厳しい現状が

旧 JOE McCOY 902

岡本氏が運営に関わっていた時代のマッコイ902。1937年代をモチーフにしたシンチ付きのモデルです。 「ヴィンセント・マッコイ」と呼ばれ、架空の社史である創業者ジョー・マッコイの先代がつくった、という設定でしょうか。 1930年代のモデルといえば、股上が深く太いシルエットなのが定番。しかし、そこはやはりマッコイで、股上は浅く、シルエットもすっきり細めです。かなり現代的なモデルと言えるでしょう。 写真では伝わりづらいですが、インディゴはやや紫がかった感じの発色。 タテ落ちはやや粗めかな。生地はそんなに重くなくて、14オンス未満だと思うのですが、パリッとコシがあります。 シンチバックは切り取ってしまいました。。。ちょっともったいないことをしたかな。確か当時の人たちも、背もたれ付きの椅子に座ったときの腰の違和感から、切る人もいたと読みました。 皮パッチは鹿革。ミンクオイルを塗ったら飴色になりました。 ちなみにベルトループには、シャンブレーのような軽いオンスのデニム生地が使われています。 旧マッコイは902、905、906を持っていますが、いずれも生地が違います。タテ落ちで有名な901も特別な生地が使われていて、マッコイの芸の細かさがうかがわれます。 今のマッコイは…すみません、よく分かりません…

FULLCOUNT+BEAR'S 1166XX

東京は下北沢にあるベアーズというジーンズショップがフルカウントに別注した1166XXというモデルです。2年ぐらい前に売られていました。 定番の1101と1108の中間ぐらいの太さ。 ずっとドゥニームの66を穿いてみたいと思っていたのですが、経営譲渡されてしまったので、似たようなシルエットを探していました。 で、目を付けたのが1108だったのですが、とあるショップの店員によると、ドゥニームの66はフルカウントの1108よりちょっと太かったとのこと。 そんなこんなでこのモデルが発売されていたことを知りました。1108よりちょっと太いってことは、ドゥニームの66にかなり近いのではないかと。。。 すぐにベアーズに行って、残っていた30インチを試したところバッチリでした。 15.5オンスの重たい生地を使っています。染めがとても濃くて、2年たってもまだ濃紺です。 ぼんやりですが、ハチノスも。 ヒゲがビシビシ入っています。 バックポケットのステッチは…やってしまいました…。やるならとことんやっちゃえってことで。 裾のチェーンステッチのうねり。 フルカウントはエビスやドゥニームなどと並び、90年代のデニムブームを牽引したブランドの一つ。一時期、デザイナーブランドのように上品なトップスなどを取りそろえていたが、デニムのラインナップは基本的に変わらない。頑なに赤タブも続ける「レプリカジーンズ」です。 東京人の私としては、ボタンに「OSAKA」と彫られているのが微妙な気持ちにさせられるのですが、それを補って余りある作りの良さです。

旧 JOE McCOY 906

旧マッコイの906は1950年代のモデルとされていました。1947年ごろのモデルとされる 905 の次の年代を担ったのですね。 価格は18800円で、20000円以上だったほかのモデルより若干安く、マッコイデニムへの入門編のような役割もあったようです。 ショップの店員さんから聞いた説明では、シルエットは905と同じだけど、生地や染めが違うとのことでした。 905のほうがよく縮む生地で、インディゴは906のほうがやや暗い感じがします。 股上は浅いです。 そして、やはりバックポケットにステッチはなし!2000年ごろまでの私のこだわりでした。 ベルトループはセンターからオフセットされています。 色落ちは、905よりタテ落ちがはっきりしています。 皮パッチは牛革。905の鹿革パッチより丈夫な感じ。 1950年代のモデルらしく、赤タブの両面にMcCOYの刺繍があります。905は片面タブです。このへんのディティールの違いも、赤タブが駆逐されてしまっている今となっては懐かしいですね。 905や906には、限定版で30000円を超える高額な「XH」というモデルもありました。でも、そもそもジーンズは労働着ですから、あまりにも高額だと引いちゃいます。…まあ、足は通してみたかったですけどね。 とりあえず、私の身の回りには一生分のジーンズがそろってしまっているので、太らないように気をつけながら穿き込みます。

旧 JOE McCOY 905 (2)

最近、JOE McCOY 905の写真を撮り直しました。さわやかな青みが特徴です。 前回 から、そんなに穿いているわけではないです。 タテ落ちは抑えめで、大人の色落ちです。 もうちょっとヒゲをつけたいと思い、穿くときには腰回りにスプレー糊を吹きかけています。 当時の好みだったバックポケットにステッチがないモデル。 鹿革のパッチ。表面が削れてきています。

デラックスウエア 1stタイプ デニムジャケット DX401XX

いよいよ季節は秋になります。 関東地方では雨続きで、一足先に秋の季節になって参りました。 そんな季節に大活躍するのがデニムジャケット。 逆に言うと、このぐらいの気候じゃないとアウターとしての出番がないデニムジャケット。 私はポケットが一つしかないファーストタイプのアンシンメトリーな形に惚れ込んでおり、中でもシルエットが洗練されているデラックスウエアのDX401XXを昨年から愛用しています。 さて、デラックスウエアのファーストタイプのジージャンは、一般的なファーストとはかなり仕様が異なります。サードのような立体裁断を用いてシルエットが洗練されているほか、カフスの位置がセカンドやサードと同じになっています。 一般的なファーストのカフスの位置は、気をつけをしたときに手のひら側に来ます。しかし、DX401は手の甲側に来るのです。 文章にすると難しいのですが、私としてはかなり以前から求めていた形。一般的なファーストの袖だと、カフスを開けたままだと、袖の途中から手首が出ちゃうんですね。それが嫌で、カフスは手の甲にあってほしかった。昔、ウエアハウスに「ファーストの胴体に、セカンドの袖をつけられないか」と相談して断られたこともありました。。。 そんなこんなで、デラックスウエアのファーストを知って、すぐさま上野のアメリカ屋まで買いに走りました。 パッチは鹿革。中央にユニオンスペシャルを配したおしゃれなデザインです。 赤タブも。 DX401は「もしWWIIがなかったら」という想定でつくられたそうです。生粋のワークウエアであるファーストがファッションアイテムになったら、という仮定なのでしょう。だから、カフスを外したままラフに着こなせるよう、袖を改良したのかもしれません。 とにかく、ファーストの胴体にセカンドの袖。このモデルをつくってくれたデラックスウエアに感謝です。 にほんブログ村

FOB F151

FOBファクトリーというデニムメーカーをご存じでしょうか。 デニムの聖地、岡山県倉敷市に本拠を置く会社です。 かつてはNYLONのデニムを受注していて、今もPORKY'Sなどのデニムを請け負っています。色落ちに定評のある、知る人ぞ知るメーカーです。 で、紹介するのはFOBオリジナルのモデルF151です。 一応XXをモチーフにしているらしいのですが、股上は浅く、シルエットはとてもすっきりしていて現代風です。デニムは確か14.5オンスです。 裏返してたたんでいたので変なしわがついていますが、ご容赦下さい。 2005年に購入したので9歳。主に2010年ごろまで主力で活躍しました。最近は出番が減りました。 ↑右足(左側)についている縦のしわは畳みじわです。 赤タブ。今は緑タブになっているようです。バックポケットのステッチはほつれましたが、アーキュエイト風でした。 パッチは鹿革。アパッチがデニムを引っ張っています。これも今はデザインが変わっていますね。リーバイスのレプリカ狩りの影響でしょうか。 ももの色落ち。太めで荒々しいタテ落ちです。 ミミのアタリもぽこぽこしていて私好み。 繰り返しになりますが、FOBのジーンズはとてもデキがよく、シルエットは現代風。手持ちのジーンズの中でも、お気に入りランキング1、2位を争うモデルです。 しかし、赤タブの色抜けが好きな私としては、赤タブがなくなってしまったのはとても残念。ディティールが変わらないままだったら、もう一本買ったのに。。。 にほんブログ村