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オールデン インディーブーツ(ALDEN INDY BOOT)

年の瀬も近づいてきたので、靴やブーツを一気に手入れしました。 オールデンのインディ・ブーツも、ご覧の通りピカピカです。 名前の通り、映画「インディ・ジョーンズ」シリーズでジョーンズ博士が履いているブーツです。いくつかバージョンがあって、これは405というカウハイドのモデル。ちなみにダークブラウンのクロムエクセルレザーの403などもあります。 足幅が広めのトゥルー・バランス・ラストなので、ちょっとペタンとした感じ。 ↑米国のオールデン・ショップのバナー。魔宮の伝説ですね。 ↑作中ではかなり履き古しているのですが、 ↓私のは磨いた直後。 ↓コルクソールにフットバランス社のヒール。 私はインディ・ジョーンズが大好きで、触発されて似合わない レザージャケット も買いました。子どものころは、考古学者ってこんな冒険家なのかと思って考古学者を目指しましたww マスター・キートンも考古学者で冒険家というかアクションスターみたいなところがありますもんね。 ↑マスター・キートンの一場面 結局はまったく違う職業に就きましたが、今でも「学者で冒険家」みたいな設定にあこがれます。たまにレザージャケットとインディ・ブーツで、ひそかにジョーンズ博士になりきっています。 ちなみに、 前にも紹介したN-1の理想的な着こなし で、モデルさんが履いていたのもインディーブーツ。403だと思います。↓こんな感じの着こなしに挑戦してみたいもんです。

Levi's 501 150周年モデル

こないだ街をぶらついていたらリーバイスのお店があり、501の150周年モデルがありました。なかなかの作り込みで、そこまで高くもなかったので衝動買いしてしまいました。 後から知ったのですが、パッチやタブに販売国の言語(日本はカタカナ)を配したモデルも売られていたようですね。米国はもちろん普通の英語版ですが、売れ残っています。 501を買うのは何年ぶりだろう。初めて買ったのは中学生ぐらい。アメ横で5000円ぐらいで買って、洗ったら縮んで穿けなくなり、「501って難しい!」と敬遠した経緯があります。 その後、大学生の時に502の復刻でレプリカジーンズにハマり、503とかも穿きました。501の復刻は高くて手が出なかったけど、社会人になってお金に余裕ができて、47、55、 66 とひととおり通ってきました 。 しかし、国産ブランドのほうがデキがいいのでほとんど処分してしまい、リーバイスには手を出してきませんでした。 でもまあ、せっかくの150周年モデルで面白い仕様だし、原点回帰で501の1本でも買ってみるか、と。だから、LVCでもない現行の501という意味では、中学生の時にアメ横で買って以来ウン十年ぶりですね。 ↑ノンウォッシュのリジッドです。シルエットは現行のレギュラー501と同じなのかどうかは分かりません。ただ、日本製ジーンズで言えば、フルカウントの1108ぐらいの中間~やや細めなのかな? 細かいディティールは満載です。 ↓まず、紙ではなく革パッチで、501の横に白地で「150th」のプリント。 ↓赤タブも「150」。裏に「LEVI'S」のビッグE。 ↓ちょっと分かりにくいですが、ボタンにも「150」のエンボス。 ↓リベットには1853と2023という年数が小さく刻まれています。こちらも分かりにくいですが…。 ↓パッチ裏の腰帯のところに記念のラベルが縫い付けられています。 ↓残念ながらというか何というか、中国製。 ↓ポケットスレーキにも記念のスタンプ。For 150 years. ↓リベットの受け側にも「150」。どんだけ150を推すんじゃ。 ↓ボタンフライの裏も銅製で、創業年の「1853」と今年の「2023」で150年を演出。来年には使えなくなってしまう細かい副資材をいちいち作ったのだなと思うと、企画したのは日本人なのではないか?と勘繰ってしまいます。 ↓ミミに

1st デニムジャケット比較 (Deluxe Ware, Full Count, Free Wheelers, Warehouse)

こんにちは。いよいよ秋になって、デニムジャケットの季節がやってきました。私は 1stが好きで何着も持っているのですが、いろいろと出入りがあって手元に残っているのは7着(一時期よく着ていたUESとかTCBは、旅立ちました)です。ブランドごとに形やディティールが少しずつ違うので、ちょっと比較してみようと思います。 ■ デラックスウエアDX401XX 手元に残っている中では最も古株で、 かれこれ10年選手になりました。何度も紹介していますが、形は1stで袖は2ndというジャケットをずっと求めていて、デラックスウエアが出してくれたのでした。 形は細身で、着丈は普通。立体裁断されていて、シルエットは3rdに近いです。私は腕が長いので、袖丈はすこーし短いかな?という感じですが、違和感はなく着られます。「第二次世界大戦が起きていなければ」と仮定してつくられているので、ディティールは1stのままでシルエットが現代風になっています。 バックシンチは針ではないタイプ。 ■ デラックスウエアDX401AXX DX401XXの後継です。 身幅を少しゆったりさせて立体裁断も抑え、昔のボックスシルエットに寄せたようです。腕周りも少し太くなったと思います。 バックシンチは、ユリバックルになっています。太い針タイプでしたが、私は針は折り取ってしまいます。理由は以前に書きましたが、電車とかで他人に刺さる可能性があるからです。 ■ フルカウント2107 久しぶりの登場ですが、あまり着ていないので変化がありません。。。 でも、自分の体型には非常に合っているので、気に入っています。 身頃はやや細身、身丈はやや長め。腕周りは普通で、袖丈は、腕の長い私にちょうどいいので、ちょっと長めなのかもしれません。 バックシンチは針っぽいのですが、先端はとがっていないので、そのままにしてあります。 ■フルカウント2017T 紹介するのは初めてかもしれません。2107のTバックモデルです。 シルエットが気に入っていた2017にTバックモデルが出たということで衝動買いしました。2107の出番が少ないのは、この「T」を購入したためです。 シルエットは同じで、背中がスプリットバックに。そして、縫製糸がすべてイエローです。 ■ Free Wheelers 506XX 身幅は細め、着丈は短め、袖は太めで長めです。着丈の短いTシャツな

旧リアルマッコイズのシャンブレーシャツ

久しぶりの更新です。 このところ、昔のシャンブレーシャツを着る機会が増えてきました。旧マッコイ末期に買ったので、もう23年ぐらい経ちます。うーん、そうか、そんなに時間が経ったか…。 そんなに頻繁に着るわけでもないので、どこも痛んでないし、色もそんなに褪せていません。 背中にはフェリックスが爆弾を運んでいる図。ミリタリー調です。 なにかレタリングされていますが、読めません…。おそらくサイズとかでしょう。 シャンブレーシャツって、特に思い入れもなかったのですが、静岡にあったアメカジショップで勧められて買ったのを覚えています。当時は妻とも出会っていなかったはず。 たまーに着ることはありましたが、今は毎週のように登板しています。 まさか、こんなに長い付き合いになるとは予想もしていませんでした。

FreeWheelers Vanishing West 601XX 1946 その3

こんにちは。 突然ですが、皆さん新聞を読んでますか? 私が敬愛してやまないタモリさんは、 新聞を隅から隅まで読んでムラムラするんだとか。それは、妄想するネタの宝庫だからだそうです。 長短の記事から、いろいろと想像を働かせる。想像を働かせるのは人間に許された(もしかしたら、ほかの動物もいろんな妄想をしているのかもしれませんが)遊びで、お金のかからない楽しみなのだそう。 いまは短い動画が流行だと思いますが、 そこから妄想することってあまりないですよね。新聞に限らず、活字や文章というのは、ヒトの想像をかき立てるメディアだと思います。 さて、皆さんは、 ジーンズの「1946年モデル」と聞いて何を想像しますか? 第二次世界大戦が終わった直後。物資統制が解除され、通常モデルへと戻っていく過程のジーンズです。わが国は敗北の惨めさと困窮にまみれた混乱の時代だったでしょう。原爆への衝撃や、復興に向けた希望もあったかもしれません。 一方、戦勝国でありデニムの母国アメリカは、おそらく自信と喜びに満ちあふれていたのではないでしょうか。 私は1946モデルを目にするとき、そんな複雑な思いを抱きます。そう言えばタモリさんは終戦の1945年生まれだから、ちょうど1946年モデルと同じ生誕背景ですね…。 デニムというのは歴史が長い分、活字メディアと同じように、いろいろな想像力をかき立てますね(強引)! ↓さて、前置きが長くなりました。表題のモデルです。 ちょいちょい穿いていて、 前回 から少しだけ変化しているかな? 前ポケットのスレーキはネル生地。色味からも、何となく秋冬用デニムにしています。 後ろ姿。太いので、ハチノスが定着するのか分かりませんね。 ロールアップしていたので、痕が残ってしまいました。 おしりは気に入っています。 バックポケットと革パッチ周りですが、パッカリングとよじれの痕が良い感じです。 さて、冒頭に書いたように、「1946年モデル」と聞くと、私は複雑な思いを抱きます。人類の汚点とも言うべき第二次世界大戦が終わった安堵と、戦後の混乱、次の時代に向けた準備の期間。想像するのは、米国では帰還した米兵が家族との再会を喜び、日本では闇市などで食いつなぎながらしぶとく生き抜こうとする国民の姿です。 われながら考えすぎだとは思います。でも、妄想や想像は、無料の遊び。ジーンズはファッションアイ