明けましておめでとうございます。 年末に体調を崩して寝込んでいたので、本を読みました。今さらながら「老子」。数々の名言で知られる東洋の哲人ですが、「足るを知る(足るを知れば辱められず)」も老子の言葉です。欲深さへの戒めです。煩悩にまみれてデニムやN-1をいくつも買い集めている自分を見れば、老子も激怒することでしょう。 なかでも、デニムフリークのコレクター心に着火しまくるブランドがウエアハウス。細かい年代別モデルの再現や生地の違いなどで、似たようなアイテムを買ってしまう人もいるのではないでしょうか。 私もウエアハウスのジーンズは何本か持っています。まあ、老子は過去をくよくよ思い悩むな、ということも説いているので、買ってしまったことは忘れましょう…。 というわけで、新年の記事はデニムから。ウエアハウスの1本が、気付いたら色落ちしてきていたので紹介します。 これは上野のアメカジショップ「ヒノヤ」の別注で、デッドストックブルーという生地を使った「1001HXX」という品番です。普通の1001XXより、少し股上が深くて少し細身です。 なんというか、めちゃめちゃフツーな形です。ザ・スタンダード。 コインポケットはミミなしで、カミナリが入っています。ここもお気に入りポイント。 ヒノヤの別注品であることを示すラベル。 ↑ベルトループはセンターオフセット。50年代モチーフなのかしら。赤タブも両面です↓ あまり洗濯していないのですが、革パッチがすごくイイ感じに変化しています。赤タブは両面。 DSB生地にもいろいろあるらしいのですが、細かくは知りません。 オンスは軽めで、持った感じも軟らかい。それでも随所に現れる激しいアタリが出ます。 すごく気に入って、もう1本ストック用に買ってしまいました。…こりゃ、やっぱり老子に怒られるなあ。 それでは、皆さん今年もお世話になりました。良いお年を!
デニムやアメカジを中心とする雑記帳です。右側のメニュー(≡)でブランド別にまとめています。