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adidas GAZELLE アディダス ガッツレー

さて、今回はアディダスのガッツレーについて書いてみます。 アディダスは、言わずと知れたドイツのスポーツ用品メーカー。クラシックラインはシンプルなスニーカーが多く、昔から大好きです。このブログで紹介するのは初めてなのですが。。。 ↑これは最近、購入したネイビーのスエード(というかヌバックぽい)。もう一足、黒のスエードを持っています。 ↓三本ラインのところに、ガッツレー(GAZELLE)のモデル名が。 「ガッツレー」はドイツ語読みで、英語では「ガゼル」です。ピョンピョン身軽に動けるイメージでしょうか。1968年に発売された万能のトレーニングシューズです。 私がガッツレーを知ったのは、学生時代。英国のバンド・ジャミロクワイのPVを見てからでした。 ↑ジャミロクワイのボーカル、ジェイソン・ケイ。ガッツレーの愛用者として知られています。青いモデルを履いています。 ↓1996年の「Virtual Insanity」のPVでは、赤いガッツレー…かな? 当時はブラーやオアシスをはじめ、ブリットロック全盛の時代。何となく、彼らはアディダスのスニーカーを履いていたような気がします。だれだったか忘れましたが、サンバを愛用していたバンドのボーカルもいました。 1990年代半ばといえばレプリカデニムもブリットロックも全盛期。私のファッションのルーツはここにあります。 ↓履いたイメージ。 ほっそりしたシルエット。短パンや細めのデニムにばっちり合います。 ガゼルのように、軽やかに出かけます。

寛容は不寛容に対して不寛容になるべきか

ユマニスト(英語で言うならヒューマニスト)の渡辺一夫氏の随想の題名です。 寛容でありたいと願う人たちは、不寛容な人たちに対して、不寛容になってよいのだろうか、という意味です。 ■不寛容な権力者 いま、世の中は不寛容な方向に走り出していると感じます。 安倍晋三首相、トランプ大統領、金正恩総書記…。いずれも自らを批判する人たちに対して不寛容です。 都知事選で「内閣総理大臣」として紹介された安倍晋三氏は、「辞めろ」などのコールに「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と叫びました。 重要なのは安倍晋三氏もトランプ氏も金正恩氏も、最高の権力者であるということです。北朝鮮はともかく、日米など近代国家では国民の批判に対して不寛容になって良い存在ではありません。憲法により、主権が国民にあると規定されているからです。 まだ米国では、与党議員やメディアから批判が噴出していますが、北朝鮮は批判を許さない体制を完備しています。そして、日本もその道を歩みつつあるように見えます。政権を批判した釜山総領事や沖縄総合事務局の職員は処分されました。国会で政権を守るために無茶苦茶な答弁を続けた財務省幹部は出世したのに。 批判者を排除しようという動きは、安倍氏を応援する民衆にも広がっています。安倍氏への批判に対して「反日」「売国奴」「中国人」「朝鮮人」というレッテルを貼ります。もちろん国籍なんて調べているわけがなく、単なる中傷です。今上天皇に対してすら「反日」と言います。 民主党政権はもちろん、それ以前の自民党政権でも、必ず批判者はいました。当たり前です。しかし、それが「反日」「売国奴」などと言われたことはありません。安倍政権でのみ、批判者は「反日」と位置づけられる。つまり安倍氏を擁護する人たちの思考回路は、「安倍晋三=日本」。そして「批判する者は日本人ではない」となります。大変な排他主義です。 ■弱い寛容 では、不寛容な安倍一派に対して、寛容を掲げる人たちはどうするべきなのでしょう。「寛容じゃなきゃだめじゃないか」と転向を迫ればいいのでしょうか。それでダメなら「おまえらこそ国賊だ」と排他すればいいのでしょうか。 しかし、「自分たちの考え方に染まれ、それ以外は認めない」という考え方に至った時点で、安倍一派と同じ排他主義になってしまいます。「おまえらも