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オールデン インディーブーツ(ALDEN INDY BOOT)

年の瀬も近づいてきたので、靴やブーツを一気に手入れしました。 オールデンのインディ・ブーツも、ご覧の通りピカピカです。 名前の通り、映画「インディ・ジョーンズ」シリーズでジョーンズ博士が履いているブーツです。いくつかバージョンがあって、これは405というカウハイドのモデル。ちなみにダークブラウンのクロムエクセルレザーの403などもあります。 足幅が広めのトゥルー・バランス・ラストなので、ちょっとペタンとした感じ。 ↑米国のオールデン・ショップのバナー。魔宮の伝説ですね。 ↑作中ではかなり履き古しているのですが、 ↓私のは磨いた直後。 ↓コルクソールにフットバランス社のヒール。 私はインディ・ジョーンズが大好きで、触発されて似合わない レザージャケット も買いました。子どものころは、考古学者ってこんな冒険家なのかと思って考古学者を目指しましたww マスター・キートンも考古学者で冒険家というかアクションスターみたいなところがありますもんね。 ↑マスター・キートンの一場面 結局はまったく違う職業に就きましたが、今でも「学者で冒険家」みたいな設定にあこがれます。たまにレザージャケットとインディ・ブーツで、ひそかにジョーンズ博士になりきっています。 ちなみに、 前にも紹介したN-1の理想的な着こなし で、モデルさんが履いていたのもインディーブーツ。403だと思います。↓こんな感じの着こなしに挑戦してみたいもんです。

J.M.Weston 641 Golf 2代目 なぜ高価な靴(やデニム)を買うのか

ライトブラウンの初代ゴルフにクラックが入ってきてしまい、2代目を購入しました。といっても、2年前ですが…。 ↓右が初代、左が2代目です。 初代はロシアンカーフ、2代目はボックスカーフです。ロシアンカーフの調達が難しくなったからだそう。タンニングの手間がかかるのかもしれませんね。 個人的に感じる違いは、ロシアンカーフのほうがしっとりした感じ。 側聞するにロシアンカーフのほうが油分が多く厚いらしく、いわゆる経年変化を感じやすいらしい。でもボックスカーフのほうが丈夫だそうで、初代にクラックが入ってしまったことを考えると、ボックスカーフのほうが長持ちしてくれそう。 ↑初代に入ってしまったクラック。 ↑右が初代、左が2代目。写真でも少し分かるかもしれませんが、初代のほうが色味が濃いというか、やや赤みがかっています。むかし、 クリームに赤を混ぜていた からかもしれません。 あと、初代のほうが小さく見えますね…。目の錯覚のようにも感じますが、コバの張り出しが初代のほうが小さいからかもしれません。 ↑革の質感の違いが伝わるでしょうか。初代(右)のほうが、ツヤがありつつシットリしています。 ↑基本的な形は同じですが、ヒールは少し違いを感じます。初代(奥)のほうがヒールが浅いかもしれません。あと、やっぱり、コバの張り出しが2代目のほうがはっきりしている気がします。 初代は、クラックが入ったといっても穴が空いたわけではないので、カジュアルな場面ではまだまだ使えます。本当に丈夫な靴です。 ** さて、最近、何度か職場などで「そんなに高い靴を買う意味が分からない」とか、自分がデニムマニアだと知られたときに「お金がもったいない」とか言われます。 いい大人なので「いや~、ははは…」と苦笑いでごまかしていますが、結構しつこく言われるので、いつか自分の考え方を説明する機会があるかもしれないと思い、改めて整理しておこうと思います。 自己紹介 でも書いたように、基本的には、自分の趣向(形)があって、アジが出て、蘊蓄が楽しめて…という服装が好きなわけです。 ビンテージライクなデニムにすべてが詰まっていることは、このサイトを見ているような人には伝わると思います。では靴はどうか。 アメカジ好きだったら、まず思い浮かぶのはレッドウイングでしょうか。私は持っていませんが、なぜ好きな人が多いのかを考えたときに、デニ

PUMA GV Special+

こんにちは。 いろいろと難しい世の中ですが、たまには気を取り直して、自分を奮い立たせたいものです。 そんなわけで、久しぶりにスニーカーを購入しました。 前回のノエル・ホーガン が伏線で、プーマの白いスニーカー。白いスニーカーを履くのは高校生以来です。 プーマのスニーカーも、学生時代に「カリフォルニア」というモデルを履いて以来ですね。元スパイラル・ライフの車谷浩司氏が履いていたのがかっこよくて。 おおー、白い。形はカリフォルニアとほとんど同じで、スケーターシューズのような平べったい感じ。全面に人工皮革が使われています。カリフォルニアはヒールにかけてメッシュです。 白×黒に見えますが、白×ピーコート(ネイビー)です。 いやー、足元が白い!新しい!! この足元が浮いた感じが好きになれなくて白いスニーカーは避けてきたのですが、いい歳になってきて、足元を軽くしようという気持ちが何となく分かってきましたw プーマは、アディダスの兄弟ブランド。兄弟の兄がプーマを起こし、弟がアディダスの創業者ですから、文字どおりの兄弟ブランドです。といっても、仲たがいしてできた会社なので、会社としての関係性はないみたいですが。 前回のクランベリーズのライブ動画でノエル・ホーガンが履いていた白いスニーカーがかっこいいなあと思って探していたら、おそらくこれだろうと行き着きました。モデル名は表題の通りGV Special +  です。 米国の公式通販では、普通に$70ぐらいのお手ごろ価格で売っていました。日本では売っていないみたいです。 さて、このモデルを探している時に、ダサいから避けるべきスニーカーのひとつにプーマがあがっていました…まあ…なんというか… 余計なお世話じゃ!そういうことを言っているヤツこそダサいぞ! このサイトでデニムばかり追い掛けていることからも分かるとおり、私は流行はあまり気にしません。流行よりも、自分の顔や年齢、雰囲気に合う服飾を探求することが大事だと思っています。 人の雰囲気なんて千差万別ですから、どんなアイテムだって似合う人もいれば似合わない人もいます。そういう人それぞれの個性をそっちのけにして「これはいい」とか「これはダメ」とか断言しちゃうのは、ダサいな~と思ってしまうわけです。 …なーんて言ってますが、じゃあ、このプーマの白いスニーカーが自分に似合うのかどうかは、ちょっと

White's Semi Dress 10年目の経年変化

こんにちは。 冬はブーツの季節。アメリカと言えばレッドウイングやオールデンが有名ですが、そのスジの人たちにはウエスコやホワイツも人気ですよね。 私もご多分に漏れず黒とブラウンのホワイツのセミドレスを履いています。確か、両方とも10歳ぐらいじゃなかったかな。気が付けば前回の紹介から 黒 は7年、 茶 は8年も経っています。彼らは生まれ故郷に帰ってきたことになりますね。 ↑革はいずれもクロムエクセルです。手入れをした後なのでとてもきれい。ソールを交換した以外は、どこも壊れていません。頑丈です。 両方とももちろん同じサイズですが、黒はシングルレザーソールで、プラスチックの入らないソフト・トゥなので小ぶりでシャープに見えます。 ↑トゥとコバ。 茶はつま先の小さな傷がたくさん入っています。黒はそこまででもないんですけどね。セラスティック・トゥでぽってりしてるから、いろいろぶつけちゃうことが多いかもしれません。 あと、コバはもっと張り出させて二重に縫うのが標準ですが、スッキリ好きの私はシングルにしています。黒も同じです。 ↑もともとはプリングタブを付けていたのですが (→コレ )、 パンツが引っ掛かっちゃうので切り取ってしまいました。 ↑茶は、もともとはダブルレザーソールだったのですが、悪天候でも履けるようにとビブラム700に変えました。 ↑黒はシングルのレザーソールを続けています。すっきりシンプルでグッドですが、痛みが早いのですぐにソール交換が必要になります。 ↑かかとなど擦れるところは、茶芯が出てきました。でも、前回の記事であげたような理想の色落ちには遠い。あそこまで行くには、農作業とか道路工事とか、激しい履き込みが必要かもしれません。でも、それはそれで僕のライフスタイルだから仕方ないですね…。 革靴やレザーブーツなんかは、デニムや綿製品と同じで「育てる」という感覚があって面白いですよね。買った直後よりもかっこよくなるし、何よりも愛着がわきます。

Church's Shannon チャーチのシャノン ~英国流ポストマンシューズ?~

こんにちは。 最近、急に更新頻度が上がっているの、分かります? まあ、別にこんなことを書く必要も無いのですが、ブログには日記的な意味もあるので注記しておくと…。 仕事が忙しい!! 仕事が忙しいと、ストレス発散のために、こういう趣味の世界が大切になってくるんですよね~。日本にいたときより、断然、忙しい!忙しいことは悪いことじゃないし、逆に、好きなことにより真剣に向き合っている気がします。つまり、良いことですね! というわけで、今回は久しぶりに靴。イギリスのチャーチが出しているシャノンという靴です。 適度なボリュームがありつつ、シンプルな出で立ち。つま先に装飾のないタイプは「プレーン・トゥ」といいます。平易なつま先、という意味ですね。 で、プレーン・トゥの中でも、甲の合わせの部分が、カジュアル向きと言われる外羽根(Blucher=ブルーチャー)という形です。内羽根(Balmoral=バルモラル)は、前にも紹介したことがある ジョンロブのシティ2 とか。↓こういうカタチ。ちなみにつま先部分は、プレーントゥではありません。こういう直線的に補強の革がかぶせられているタイプを、ストレートチップといいます。 で、チャーチのシャノンは、ブルーチャーのプレーン・トゥではアメリカのオールデン990(黒なら9901)と並ぶ有名なモデルです。カタチがほとんど同じ。 ↑つま先から広角で撮るとシュッとして見えますが、実際の見た目はもうちょっとぽってりしています。何というか、ゴム長靴を思わせるつま先です。 で、シャノンとオールデン9901は非常に似ているわけなんですが、シャノンにした理由は3つあります。 ひとつめは、ジェームス・ボンドが履いていた!もう、これだけで質実剛健だと分かります。 ふたつめは、素材の違い。シャノンに使われる革はポリッシュド・バインダー・カーフという磨きをかけたカーフで、雨にも強くて手入れが非常にラク。対するオールデンは、代名詞とも言えるコードバンがデリケートというか、雨の日に履けないとか気を遣ってしまいます。 最後のみっつめは、↓コレ。 シャノンの通常モデルはレザーのダブルソールですが、これはLW (Light Weight) といって、トリッカーズなんかで有名なダイナイトソールを使っています。ソールも雨に強い! 9901には、ラバーソールのオプションはないんじゃないかな

ジョン・ロブ シティII を磨く ~チープ・シックの真意~

明けましておめでとうございます。 今年もゆる~く更新していきますので、 気長におつきあいをお願いします。 さて表題の通り、年末にまとめて靴を磨きました。 私のシューケア方法は、 J.M.Westonのゴルフ で紹介したようにステイン・リムーバーからクリームという流れです。 ただジョン・ロブについては、 直営店でのシューケア方法を紹介しているサイト があり、これを参考にしています。 ステイン・リムーバーの代わりに、ジョン・ロブが独自に販売している「デリケートクリーム」を使っています。 ステイン・リムーバーは布に含ませて革を軽くなぞる程度ですが、デリケートクリームは、薄く塗って10分ほど放置します。 ↑そして拭き取るのですが、汚れが浮いてきて、消しゴムのカスのようになります。これをきれいに取り去ります。 ↑そして、黒い純正クリームを塗って、馬毛ブラシで磨きます。指で塗り込むべし、という本もありますが、私はクリーム用の小さなブラシで塗り、磨き用の大きめのブラシで磨いています。右は磨いた後、左はこれから。暗くてよく分かりませんが。。。 ワックスは、結婚式でもない限り使いません。あまり光る靴が好きでないのと、革が呼吸できなくなってしまうという話を聞いたので。 ★★★ 私は、ファッションは「チープ・シック」でありたいと思っています。必要以上にお金をかけず、ベーシックなアイテムをおしゃれに着こなすのが理想です。 重要なのは「お金をかけない」=「安い」ではないということ。シャツやパンツ、ジャケットなどベーシックなアイテムにこだわり、手入れしながら長く使える物を選びたいと思っています。「安物買いの銭失い」ということわざがありますが、チープ・シックは対極。最初は高くても長く使えるなら、結果的に安上がりになるという考え方です。 ジョン・ロブは紳士靴ブランドの中でも最も高い部類に入り、チープ・シックとは真逆の存在なのではないかと思われがちです。しかしシティIIは、男性のフォーマルシューズに欠かせないストレートチップの中では最高峰の一つです。最初は値が張りますが、直営店などできちんとアフターケアが受けられるし、一生モノと考えれば決して高くはありません。 また、こんな言葉もあります。 "

John Lobb CityII ジョン・ロブ シティ2

最近は靴にはまってきました。 近く結婚式に出席しなければならなくなり、 これを機に冠婚葬祭で使える内羽根のストレートチップでも新調するか、と。 今まででしたら、紳士靴は、せいぜいリーガルで済ませていたところ。 でも、 グリーンのドーバー が思った以上に履き心地が良く、ちょっと背伸びしてみようかと。 同じグリーンのチェルシーも検討したのですが、 名作との呼び声も高いジョン・ロブのシティ2を購入することにしました。 一生に一回ぐらい、ロブを履いてみたいという気持ちもありました。 ↓箱は、かつては黄色だったと思うのですが、今はエンジ。 ↓シンプルなたたずまい。グリーンのチェルシーより細身です。 ↓ソールも凝ったつくり。 ↓やっぱり、ジーンズには厳しいかな… でも、もうちょっとこなれてきたら、細身のデニムにはアリかなと思います。 手入れをしながら、丁寧に履いていきたいと思います。

EDWARD GREEN DOVER ~ジョジョの生まれ変わり?~

ふるえるぞハート!燃え尽きるほどヒート!波紋疾走(オーバードラーーーイブ)!! …一部の方にはおなじみ、ジョジョ用語です。 初代ジョジョすなわちジョナサン・ジョースターは英国人です。 そのジョナサンが亡くなった翌年に設立された紳士靴ブランドがエドワード・グリーンです。 つまりEGは、JoJoの生まれ変わりなのです!! ちょっと海外に行く用事がありまして、円高だったので購入しました。  おなじみ緑色の箱です。設立された1890年が箔押しされています。 あのジョナサン・ジョースターがディオとの死闘の末に船内で亡くなったのは、 1889年2月なのです! 上品な形。私の仕事はチノパンなんかも可なので、持っている靴はウエストンのゴルフやオールデンのタンカー、ホワイツのブーツなど、思いっきりカジュアルな靴ばかり。今回のグリーンの優雅なフォルムは異彩を放っています。 …といっても、そこはワタクシ。デニムにも合わせられるようにと、カジュアル寄りにUチップを選んでしまいます。色はチェスナット、ラストはドーバーのために開発されたという32です。 スキン・ステッチ。 ↑ダブルソールから、土踏まずにかけてシングルソールになる「スペード・ソール」。 ↑ヒールの仕上げ。 ↑おしり。 ↑インソールのブランドネーム。 ↑小窓にサイズとラストが書いてあります。ウエストンよりワンサイズ大きい表記の8ハーフ、ウィズは2サイズ広いEです。 ↓穿いてみました。ピカピカでかっこいい! …しかし、初日は指がちぎれるんじゃないかと思うぐらい痛かった。タイトフィットで知られるウエストンよりも。 こりゃ波紋を出すどころじゃないなーと思っていたら、2回目から楽になってきました。馴染むのはウエストンより早い感じがします。インソールの沈み込みとかが早いんですかね。 これでジョジョ立ちにも力を入れられそうです。 EGを穿いて斜めに立っているヤツがいたら、 それはおそらく私です。

Jutta Neumann Helios (ユッタ・ニューマン ヘリオス)

サンダルの季節になりました。 今年は、新たにユッタ・ニューマンのサンダルを購入しました。 ↑巾着袋に入ってます。 ↑ヘリオスというモデル。ユッタ・ニューマンの中では、比較的新しいそうです。 有名な フランク に似ていますが、もっと細いストラップが細かく配置されています。 ↑猫のアイコン。 ↑土踏まずが盛り上がっていて、履くととても気持ちいい。ホワイツのアーチイーズのような感じです。 ↑ビルケンシュトックのBirkソールが貼られていて、クッション性を高めています。 ↑履いてみました。伝わりづらいですが、どことなく古代のギリシア人みたい↓ 以前もユッタのエルメスというモデルを履いていたのですが、鼻緒の部分のレザーが切れてしまい、処分してしまいました。いま考えると、修理に出せば良かったと思うのですが…。 そんなこんなでビルケンを履いていたのですが、ショップでユッタを見かけ、改めていいサンダルだなと思いました。 ユッタのHPで通販もやっていて、1万円以上安く買えるのですが、試着もしたしショップで購入しました。 新品だと革が固くて痛いのですが、革靴のようにインソールが沈んで自分の足形になって至高の履き心地になるはず。頑張って履き続けます。 日本ブログ村