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このサイトについて(2022.1.7 加筆)

こんにちは。

デニムを中心とした服飾や、趣味のことなどを徒然に綴っています。

自分の中のファッションリーダーがNirvanaのKurt CobainとBlurのGraham Coxon、山崎まさよしや奥田民生だと言えば、何となく趣味が伝わるでしょうか。みんなギタリストなので、私もギターを弾くようになりました。



今はアメリカで勤務しています。日本のデニムを着ていると、よく現地人に「いいね!」と言われます。


アジある洋服のススメ

デニムをはじめ、昔の服装をモチーフにした「レプリカ」とか「リプロダクト」とか言われる洋服を好んでいます。理由はいくつかあるのですが「物語がある」「丈夫」「アジが出る」といったところでしょうか。


たとえば、写真のN-1ジャケット。
???
という方も多いでしょう。

そんな友人には
「N-1は米海軍の甲板作業員が着る防寒着で、ネイビーとカーキがあって、ネイビーは1年しか作られなかったから希少だぜ~」
…とドヤ顔で説明を。

女の子には
「ほら、ふかふかで気持ちいいよ~。実物よりもアルパカの割合が多いからね~」
とタッチを求めることができます。

レプリカ服は、こうした蘊蓄(うんちく)を語ることができる。
ジーンズのディティールや蘊蓄はいくらでもあるし、
スウェットならガゼットがどうだとか。
つまり、服とともに物語を着ることができるのです。
…まあ、面倒だからあまり説明する機会もないのですが…。

そして、とっても機能的
なにせ寒風吹きすさぶ甲板上で作業するための上着ですから、
インナーシェルがふかふかで無類の暖かさ。
現代向けにシルエットは少しいじってありますが、
作業するための上着だから動きやすい。

さらに、縫製や生地がとても丈夫で、
長く着ることで経年変化を楽しむことができます。

そんなのを着て、釣りをしたり旅をしたり、ギターを弾いたり写真を撮ったりして、着倒してクタクタにしていくのが好きです。古着も好きですが、自分で着古して、ふと気付いたときに「あれ、なんかイイ感じになったな~」と感慨にふける瞬間がたまりません。

このサイトでは、そんな私の日常を好き勝手に綴ります。気が向いたらのぞきに来てください。


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