スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

Barbour ビューフォート 40周年

ビデイル が、気付けばもうすぐ8歳になります。いやー、時間が経つのは早い。袖口なんかが汚れてきてなかなかいいアジが出てきたのですが、最近は出番が減ってきています。 なんでかなーと思ったのですが、日本規格のスリムフィットで、ジャケットの上なんかに羽織るのが難しいんですよね。袖口もリブだし。 というわけで、もっと「バサッ」と羽織れる武骨なモデルはないかと探し始めました。スリムじゃなくて、レギュラーフィットで。 アメリカでもBarbourはそこそこ人気で、着ている人を見かけるし直営店もあります。 ビデイル、 ボーダー ときたら、次はビューフォートだろうと思っていたら、2023年はビューフォートが生まれてちょうど40年だったようで、記念モデルの売れ残りを見つけました。色はネイビーにしました。 ビューフォートそのものについては、もう解説は不要だと思います。乗馬のビデイルに対し、ハンティングのビューフォートですね。で、このモデルは、2023年に40周年を記念してつくられたモデルなので、トップボタンに「40」の刻印が↓。ボタンの色も通常とは異なり、銀色がかっています。 ほかにも、40周年記念の仕様が満載です。 ↑40周年の記念のラベル。エリザベス女王の逝去により、王室のワラントは2つに減りました。それから、チェックの裏地は通常モデルのコットンツイルからネル生地に変更されています。 ↑胸元に隠しポケット。ボーダーと同じギミック。 サイズはスリムのビデイルから1サイズ落として38にしました。袖の長さが足りないかなと思ったのですが、試着してみたらバッチリ大丈夫。身幅も、カタログ上の数字はスリムビデイルの40と同じぐらいですが、ビューフォートのほうが余裕があって、ジャケットの上にも楽に羽織れます。 買って良かった!! で、ビデイルを紹介したときにも触れたのですが、もともとは大好きな韓国映画「殺人の追憶」に触発されたのがきっかけです。キム・サンギョンが演じるソ刑事の武骨な格好にあこがれたんですよね。作中でバブアーを着ているわけではないのですが、何となく雰囲気的にバブアーがしっくりくるなと(↓右がソ刑事)。 この映画は本当に好きで、韓国語は分かりませんが邦訳されたせりふを覚えてしまいました。米国に来てからも2回、YouTubeでレンタルして観ました。 1980年代に実際に起きた地方の連続殺人
最近の投稿

WAREHOUSE DSB 1001XX (別注)その3 ~老子に怒られる~

明けましておめでとうございます。 年末に体調を崩して寝込んでいたので、本を読みました。今さらながら「老子」。数々の名言で知られる東洋の哲人ですが、「足るを知る(足るを知れば辱められず)」も老子の言葉です。欲深さへの戒めです。煩悩にまみれてデニムやN-1をいくつも買い集めている自分を見れば、老子も激怒することでしょう。 なかでも、デニムフリークのコレクター心に着火しまくるブランドがウエアハウス。細かい年代別モデルの再現や生地の違いなどで、似たようなアイテムを買ってしまう人もいるのではないでしょうか。 私もウエアハウスのジーンズは何本か持っています。まあ、老子は過去をくよくよ思い悩むな、ということも説いているので、買ってしまったことは忘れましょう…。 というわけで、新年の記事はデニムから。ウエアハウスの1本が、気付いたら色落ちしてきていたので紹介します。 これは上野のアメカジショップ「ヒノヤ」の別注で、デッドストックブルーという生地を使った「1001HXX」という品番です。普通の1001XXより、少し股上が深くて少し細身です。 なんというか、めちゃめちゃフツーな形です。ザ・スタンダード。 コインポケットはミミなしで、カミナリが入っています。ここもお気に入りポイント。 ヒノヤの別注品であることを示すラベル。 ↑ベルトループはセンターオフセット。50年代モチーフなのかしら。赤タブも両面です↓ あまり洗濯していないのですが、革パッチがすごくイイ感じに変化しています。赤タブは両面。 DSB生地にもいろいろあるらしいのですが、細かくは知りません。 オンスは軽めで、持った感じも軟らかい。それでも随所に現れる激しいアタリが出ます。 すごく気に入って、もう1本ストック用に買ってしまいました。…こりゃ、やっぱり老子に怒られるなあ。 それでは、皆さん今年もお世話になりました。良いお年を!

オールデン インディーブーツ(ALDEN INDY BOOT)

年の瀬も近づいてきたので、靴やブーツを一気に手入れしました。 オールデンのインディ・ブーツも、ご覧の通りピカピカです。 名前の通り、映画「インディ・ジョーンズ」シリーズでジョーンズ博士が履いているブーツです。いくつかバージョンがあって、これは405というカウハイドのモデル。ちなみにダークブラウンのクロムエクセルレザーの403などもあります。 足幅が広めのトゥルー・バランス・ラストなので、ちょっとペタンとした感じ。 ↑米国のオールデン・ショップのバナー。魔宮の伝説ですね。 ↑作中ではかなり履き古しているのですが、 ↓私のは磨いた直後。 ↓コルクソールにフットバランス社のヒール。 私はインディ・ジョーンズが大好きで、触発されて似合わない レザージャケット も買いました。子どものころは、考古学者ってこんな冒険家なのかと思って考古学者を目指しましたww マスター・キートンも考古学者で冒険家というかアクションスターみたいなところがありますもんね。 ↑マスター・キートンの一場面 結局はまったく違う職業に就きましたが、今でも「学者で冒険家」みたいな設定にあこがれます。たまにレザージャケットとインディ・ブーツで、ひそかにジョーンズ博士になりきっています。 ちなみに、 前にも紹介したN-1の理想的な着こなし で、モデルさんが履いていたのもインディーブーツ。403だと思います。↓こんな感じの着こなしに挑戦してみたいもんです。

Levi's 501 150周年モデル

こないだ街をぶらついていたらリーバイスのお店があり、501の150周年モデルがありました。なかなかの作り込みで、そこまで高くもなかったので衝動買いしてしまいました。 後から知ったのですが、パッチやタブに販売国の言語(日本はカタカナ)を配したモデルも売られていたようですね。米国はもちろん普通の英語版ですが、売れ残っています。 501を買うのは何年ぶりだろう。初めて買ったのは中学生ぐらい。アメ横で5000円ぐらいで買って、洗ったら縮んで穿けなくなり、「501って難しい!」と敬遠した経緯があります。 その後、大学生の時に502の復刻でレプリカジーンズにハマり、503とかも穿きました。501の復刻は高くて手が出なかったけど、社会人になってお金に余裕ができて、47、55、 66 とひととおり通ってきました 。 しかし、国産ブランドのほうがデキがいいのでほとんど処分してしまい、リーバイスには手を出してきませんでした。 でもまあ、せっかくの150周年モデルで面白い仕様だし、原点回帰で501の1本でも買ってみるか、と。だから、LVCでもない現行の501という意味では、中学生の時にアメ横で買って以来ウン十年ぶりですね。 ↑ノンウォッシュのリジッドです。シルエットは現行のレギュラー501と同じなのかどうかは分かりません。ただ、日本製ジーンズで言えば、フルカウントの1108ぐらいの中間~やや細めなのかな? 細かいディティールは満載です。 ↓まず、紙ではなく革パッチで、501の横に白地で「150th」のプリント。 ↓赤タブも「150」。裏に「LEVI'S」のビッグE。 ↓ちょっと分かりにくいですが、ボタンにも「150」のエンボス。 ↓リベットには1853と2023という年数が小さく刻まれています。こちらも分かりにくいですが…。 ↓パッチ裏の腰帯のところに記念のラベルが縫い付けられています。 ↓残念ながらというか何というか、中国製。 ↓ポケットスレーキにも記念のスタンプ。For 150 years. ↓リベットの受け側にも「150」。どんだけ150を推すんじゃ。 ↓ボタンフライの裏も銅製で、創業年の「1853」と今年の「2023」で150年を演出。来年には使えなくなってしまう細かい副資材をいちいち作ったのだなと思うと、企画したのは日本人なのではないか?と勘繰ってしまいます。 ↓ミミに

1st デニムジャケット比較 (Deluxe Ware, Full Count, Free Wheelers, Warehouse)

こんにちは。いよいよ秋になって、デニムジャケットの季節がやってきました。私は 1stが好きで何着も持っているのですが、いろいろと出入りがあって手元に残っているのは7着(一時期よく着ていたUESとかTCBは、旅立ちました)です。ブランドごとに形やディティールが少しずつ違うので、ちょっと比較してみようと思います。 ■ デラックスウエアDX401XX 手元に残っている中では最も古株で、 かれこれ10年選手になりました。何度も紹介していますが、形は1stで袖は2ndというジャケットをずっと求めていて、デラックスウエアが出してくれたのでした。 形は細身で、着丈は普通。立体裁断されていて、シルエットは3rdに近いです。私は腕が長いので、袖丈はすこーし短いかな?という感じですが、違和感はなく着られます。「第二次世界大戦が起きていなければ」と仮定してつくられているので、ディティールは1stのままでシルエットが現代風になっています。 バックシンチは針ではないタイプ。 ■ デラックスウエアDX401AXX DX401XXの後継です。 身幅を少しゆったりさせて立体裁断も抑え、昔のボックスシルエットに寄せたようです。腕周りも少し太くなったと思います。 バックシンチは、ユリバックルになっています。太い針タイプでしたが、私は針は折り取ってしまいます。理由は以前に書きましたが、電車とかで他人に刺さる可能性があるからです。 ■ フルカウント2107 久しぶりの登場ですが、あまり着ていないので変化がありません。。。 でも、自分の体型には非常に合っているので、気に入っています。 身頃はやや細身、身丈はやや長め。腕周りは普通で、袖丈は、腕の長い私にちょうどいいので、ちょっと長めなのかもしれません。 バックシンチは針っぽいのですが、先端はとがっていないので、そのままにしてあります。 ■フルカウント2017T 紹介するのは初めてかもしれません。2107のTバックモデルです。 シルエットが気に入っていた2017にTバックモデルが出たということで衝動買いしました。2107の出番が少ないのは、この「T」を購入したためです。 シルエットは同じで、背中がスプリットバックに。そして、縫製糸がすべてイエローです。 ■ Free Wheelers 506XX 身幅は細め、着丈は短め、袖は太めで長めです。着丈の短いTシャツな