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7月, 2014の投稿を表示しています

White’s Semi Dress Brown(ホワイツ セミドレス ブラウン)

ホワイツのセミドレス。 工場で働く事務作業員向けのモデルとされ、 ちょっとドレス寄りのワークブーツ。 ワークブーツ界のロールスロイスと言われます。 3年前に、円高に乗じて海外に直接オーダーし、 3カ月ぐらいで届きました。 皮はブラウンのホーウィン・クロムエクセル。 レザーのダブルソールでシューキャップつき。 つま先には「セラスティック・トゥ」と言われるプラスチック製のカップが入っています。 オーダーではつま先をスマートにするため「without celastic toe」と書いたのですが、 ガッツリ入ってます。 履きやすくするためのプルアップがついています。 別にオーダーしていなかったのですが。 ところどころにオーダーと異なる仕様をしてくるのがアメリカらしいといえばらしい。 2カ月ぐらい前に、オールソール交換した際につま先のソールが減らないように金属で補強。 歩いているとたまにカチカチと音がします。 …が、ソールとアッパーを縫い付ける糸が、ところどころ空かされている… じっくり見ないと分からないので、今まで見過ごしていました。 ソール交換してくれた店にクレームをつけるべきかどうか、悩むところ。 歩行に支障はないし、アメリカらしくこのまま行くか… ブーツだけ見ていると結構ぽってりして見えるのですが、 履いてみると意外とすっきり。

Skull JeansのTシャツ

日本列島は梅雨が明け、本格的な夏に入りました。 Tシャツが板につく季節。お気に入りの一枚はこちら。 Skull Jeans by an Alchemist のTシャツ。  よれよれの画像で申し訳ないのですが、こちらお気に入りの一枚。もう10年ぐらい前のTシャツです。当初はもっとはっきりしたイエローだったのですが、かなり色あせました。 プリントもところどころはげてきて、かなりいい感じ。 プリントのアップ。ところどころはげてきているのが分かりますでしょうか。 「DEATH BEFORE DISHONOR」。辱めを受けるくらいなら死んでやるぜ、ってなところでしょうか。 タトゥーアーティストのエド・ハーディーの影響を強く受けているとみられます。 スカルジーンズからは毎年、いろいろな種類のプリントTシャツが出ていましたが、 この頃のシリーズが一番好き。タトゥーは嫌いですが。 このように、何色も…。 ちなみに下の二枚は、プリントがイエローと同じ。 それぞれ、色つきのTシャツは色あせてきます。 以下、スカルジーンズの公式ホームページより転載。 alchemistのT-shirtsの染めは今ではあまり行われない直接染料で染めています。 直接染料を使用した染めは時とともに色落ちしては着込んだジーンズのようにあたりやフェード感が良い味となります。 七分袖もあります。 一般的なTシャツは、何年も着ているとボロボロにほつれます。それはそれでアジですが、スカルジーンズのTシャツは首回りはガッチリしているし、シルエットもタイト・ショートで伸びない。 再びスカルジーンズより。 alchemisitのT-shirtsはブラジル・パラナのバージン・コットンを使用 して旧式な吊り織機で度づめ編みをしているため、このため一日に10m程度しか編むことができません。 ヘビーウェイトに仕上がったボディーは縦の編み目がたって裏側に凹凸があり、とても清涼感のあるT-Shirtsに仕上がっています。屈強に縫製した仕上がりのボディーは何年も着込んで頂けるはずです。 残念ながら、原宿や中目黒にあった直営店は次々と店じまいしてしまいました。 今後も、何とか物作りを続けてほしいところです。

靴。 J.M.Weston GOLF

ずん。 靴。 東急ハンズのシューケア用品のポスターです。 ずずん。 このポスター、いいですね。 おそらくパラブーツのシャンボードじゃないかと思うのですが。 そして… ずずずん。 こちらはJ.M.Westonのゴルフ。 シャンボードもゴフルも、ともにフランス製でUチップの姿形はとてもよく似ています。 ただ、実質はまったく別の靴。 シャンボードは雪道歩行用から発展した「ノルベジアン製法」。 登山靴などに使われる製法で、 ソールがガッチリ頑健に縫い付けられています。 頑丈な反面ボリュームがあり、 ぽってりとカジュアル寄りです。 対するゴルフは標準的な「グッドイヤー・ウェルト製法」。 シャンボードよりややスマートで、 ジャケパン姿なら仕事にも使えます。 もちろんジーンズにもぴったり。 私は友人の勧めもあってゴルフを購入。 噂には聞いていましたが、 ジャストサイズより半サイズぐらい小さめを勧められました。 最初はきつくて、一日中履いていると夜は足の甲や小指の付け根が痛くてたまらなくなっていましたが、5カ月ぐらいで馴染んできました。 ライトブラウンですが、 クリームに赤を混ぜて、 赤茶になるよう染めている最中です :-) なれてくると、かかとに吸い付いてくるような極上のフィット感が楽しめます。

旧 JOE McCOY 905 ~本格派への道~

学生時代に、 LEVI'S 502 で復刻デニムへ没入した自分。 で、雑誌なんかで知識を蓄えていくと、 当時のLEVI'Sの復刻のデキの悪さに納得がいかなくなったわけです。 耳のアタリは出ないし、コアスパンの縫製糸やナイロンの赤タブは色褪せしないし。 それで、バイト代を貯めて買ったのが JOE McCOYの905。 1997年ごろに買った記憶が。 デニムに22800円という出費はカネのない大学生にはとても痛いものでした。 が、 やっぱり買わずにいられませんでした :-) 岡本氏が経営に携わっていた旧マッコイ時代の一本です。 股上が浅めのパイプドステム。1947-48年につくられたという設定。 1950年代のモデルとされた906とシルエットは同じだが、 生地とパーツの素材が違うという。 この写真は数年前の状態で、 今はもうちょっと色落ちしてます :-) 14ozの生地は柔らかくて伸縮率が高い。 当時、穿いてすぐ洗っていたらあまりひげがつかなかった :-( 最近、洗濯のりをつけてもう一度ひげをつけようとがんばってます :-) 生地のアップ。協調しすぎない上品な縦落ち。 鹿革のパッチ。しわしわで読めない。 906は牛革でした。 レーヨンタブはくるりと丸まった。 このマッコイというブランドの歴史や物作りに関しては、 Wikipediaにも載っているし、 いろいろなサイトで詳述されています。 まあとにかくこだわりが強く、 ブランドの架空の歴史まで作ってしまいました。 デニムラインのジョー・マッコイは、 ジョセフ・マッコイという実在の人物が衣料品商を始めていたら… という物語が編み込まれています。 ただ、当時は私はそこまで気にしていなくて、 こだわりは「 バックポケットにステッチがないモデル 」でした。 シンプルな後ろ姿の方が、 デニム生地の良さがより際立つと思ったんですよね :-) そこで、近所のジーンズ店で扱っていたドゥニームとマッコイの二択に。 当時、ドゥニームはすごい勢いで流行っていて、 周囲に穿いている人が多かったので敬遠。 マッコイは裾上げしなくて良かったし。 初めて洗って皮パッチがしわし

自己紹介をかねて~アジある洋服 (2022.1.7 加筆)

こんにちは。 自分の中のファッションリーダーは、NirvanaのKurt CobainとBlurのGraham Coxon。日本人なら山崎まさよしや奥田民生。何となく趣味が伝わるでしょうか。みんなギター弾き。私もギター弾きです。 会社員なので更新は不定期ですが、気長にお付き合い下さい。 服飾遍歴 ~中学生:  野球部が忙しくて、ファッションどころではありませんでした。残っている写真はユニフォームか学生服姿。初めて買ったジーンズはエドウィン。近くのジーンズメイト的な店で安い服(まったく思い出せない)を買って着ていました。ま、普通の中学生はこんな感じですよね? 音楽は、当時はTMネットワークとか聞いていましたね :-) 高校生:  相変わらず服飾に無頓着でした。でも人生最大のモテ期が到来し、初めて彼女もできて、こぎれいにしようとはしていた…ような気がします。上野アメ横で501を買い、洗って縮むとは知らず、いきなり穿けなくなったのは甘酸っぱい思い出。店員さんも、何も教えてくれなかった。別のLevi'sを買い直し(508とかいう品番だった)、友人に「ビッグEじゃないじゃん」と言われたのですが、意味が分かりませんでした。 音楽はChage & Askaとか流行ってましたね。 浪人:  当時の流行だったレーヨン生地のジーンズを買ったのを覚えています。でも、別に流行に乗ろうと思って買ったわけじゃなくて、単に店員さんに進められたからだったと思います。ほんと、無頓着だったんですよ。 音楽はa-haとか陣内大蔵にはまってました。 大学生:   下宿先で、なぜか無料で見ることができたMTVでファッションに目覚めました。特にNIRVANAのKurt Cobainの音楽とファッションに衝撃を受け、高校時代のジーンズをボロボロに。周囲から白い目で見られました :-( 中型 免許をとって、カワサキZZ-R400で通学。ギターを弾き始めたのも、この頃です。 当時はレプリカデニムブームが勃興した時代です。友人がLEVI'S 503XXにRalph Lauren のオックスフォードシャツを着ていたのが格好良くて。まねして LEVI'S 502 を購入。そのままレプリカデニムの森に入り込みました。バイトもジーンズで働ける東急ハンズ

始まりの1本(LEVI'S 502)

さて、私をデニム道とファッション道に誘い込んだ「始まりの1本」は、こちら。 リーバイス502です。確か9800円だったと思います。 レプリカデニムという言葉も最近はあまり聞かなくなりましたが、 レプリカというのは「模作」で、オリジナルを模した作品のことです。 デニム界では、過去のモデルを現代によみがえらせた「復刻服」と言われることもあります。 「502」は、有名な「501XX」の前合わせの部分をジッパーにした「501ZXX」の後継モデルです。 当時バイトしていた東急ハンズで棚に引っかかり、左足が破れました。 バイクで転倒して、右足に不自然なひげがついています。 デニムを見ていると、当時の記憶がよみがえる。 それも大きな魅力ですね。 防縮デニムなので、全然ねじれていません。 ポケットは小ぶり。縫製糸はコアスパンで、色あせやほつれはまったくありません。 裾はチェーンステッチ。 耳はぺらぺらの平織りで、あたりが全然つきませんでした。 紙パッチ。 赤タブはナイロン製で、今もピンピンしています。 もともと、私はファッションに興味がなく、当時の流行だったレーヨン生地のデニムを穿いたりしていました。 そんなとき、学友が穿いていた濃色のジーンズが目に留まりました。それが当時リーバイスが売り出していた復刻シリーズの503だったのです。で、「俺も!」と購入したのが502だったのです。 当時は単に濃色デニムがかっこいいなと思っただけでした。しかし、当時はレプリカジーンズのブーム全盛。いろいろな雑誌が復刻デニムの特集を組んでいて、色落ちやディティールなどの魅力にはまりました。 スニーカーやトップスなどにもこだわるようになり、私のファッションの扉を開けるマイルストーンになったのです。

再開

あちこち行ったり来たりして、結局、またこちらでブログを再開することにしました。 デニムを中心とするファッションや日々感じたことなどを徒然につづっていきます。 以前の「The Jeanious!?」をご覧になったことがある方は、 内容が重複するかもしれませんが、ご容赦下さい。 更新は滞りがちですが、気長におつきあい下さい。