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オニメガネ

以前紹介したように、 私は メガネ 人。 甚六が傷だらけになってしまったので、 一本追加しました。 また鯖江の黒縁です。 樹脂製のフレーム。 最近は燃えにくいアセテートが多いのですが、 これは昔ながらのセルロイドです。 ↑オニメガネというブランド。 ↑鯖江製。 メガネとの付き合いはもう10年以上になりますが、 最近は「メガネ男子」という言葉ができるぐらい メガネをかけた男が注目されています。 しかし、私は「メガネ男子」とは呼ばれない。。。 結局、「メガネ男子」というのは格好いいヤツ限定なんですよ。 ↓こういう人は「メガネ男子」とは呼ばない。 まあ、そもそも「男の子」ではないという説もありますが。 とにかく、「メガネ男子」というのは、 メガネを外しても格好いいヤツを指します。 ↓こんなふうに。 メガネで知られるグレアム・コクソンも、 結局はメガネを外しても格好いい。 やっぱり、結局は顔ですね、顔。

太宰治

お久しぶりです。 だいぶ涼しくなってきました。 突然ですが、太宰治の写真です↓ 有名ですね。 銀座のルパンというバー(今もあります)で、 居合わせた写真家の林忠彦が撮影した一枚です。 トリミングされていますが、 手前に坂口安吾の背中が写っていて、 談笑しているところです。 ↑アップ。 和装でしかめっ面の写真が多い太宰治ですが、 珍しくネクタイ姿にくつろいだ笑顔を見せています。 パンツとベストはツイードでしょうか。 無骨な編み上げブーツとマッチしています。 ここ数年、秋冬はツイードのジャケットやベストを仕事着にしています。 今年も太宰ルックと称してヘリンボーンのツイードを多用します。

New Balance 997

ニューバランスの997です。1990年に発売されました。 最近はブームなようで、街中の至る所でニューバランサーを見かけます。 ニューバランスといえばグレーが定番ですが、 ネイビーのアッパーにグレーのラインに惚れ込んで衝動買いしました。 仕事は革靴なので、週末にニューバランスを履くとふわふわした感じ。 形はとても細身です。 が、ソールに結構ボリュームがあるので、太いパンツでも合いそうです。 今年は1300が発売された年ですね。 ほしいと思っていましたが、 この997がバリバリの現役なので、 まあいいやとあきらめました。

鯖江の眼鏡

数年前、鯖江で眼鏡を買いました。 国産眼鏡フレームの9割以上を鯖江市で生産しています。 TseTse×越前国甚六作 です。 お店の方にいろいろと解説を聞いたのですが、明治時代に眼鏡職人が集まって生産を始めたのがそもそもの由来だとか。 いま眼鏡市場とかジンズとか安い眼鏡屋さんがたくさんありますが、中国・韓国産のセルフレームとの違いは、日本ではフレームを削り出す前にセルを寝かすので、粘りが出て型崩れしにくくなるんだとか。 へえーと思いました。 自分的ファッション・リーダーのGraham Coxon氏はビンテージのだて眼鏡を掛けています↓。 私のように長年にわたって眼鏡を掛けている人間にとって、眼鏡とはブラジャーみたいなもんです。恥ずかしくて、身内以外に裸眼は見せられなくなってしまいます。

デニムジャケットと顔 (Warehouse 2002とともに)

デニムジャケットには、リーバイス社の製造年代別にファースト、セカンド、サードという型があるのはご存じの通りです。 ↓右からファースト、セカンド、サードのレプリカです。  先日、とあるショップの店員さんと雑談していてなるほど、と思ったのですが、ジージャンにはタイプ別に似合う顔立ちが異なる。 ファーストは最もシンプルなので、薄い顔立ち。 セカンドはアジア人でもちょっと濃いめ。例えばチュートリアルの徳井氏のような。 そして最も華美なサードは彫りの深い人。欧米系とか。 ちょっと想像してみたのですが、ジュード・ロウがファーストを着た場合、そのゴージャスな顔立ちにファーストはシンプルすぎて似合わないのではないか。逆に、森山未来みたいなちょっと薄めの人がサードを着た場合、ジージャンの主張が強すぎるのではないか。。。 あくまでも私見ですが。 いままで何度かジージャンはファーストが好みだ、と申し上げてきました。私の顔は典型的なモンゴロイドなので、なるほど自分の顔に似合う型を選んでいたのだな、と思った次第です。 ↓ちなみに、最初に購入したレプリカジャケットはウエアハウスのセカンドでした。もう10年以上前です。 途中からファーストに傾倒していったのであまり着なくなったのですが、それでも立派に育ちました。 ジージャンは肘と袖の色落ちに惹かれます。

谷中と帽子

日中はとても暖かく、セーターを着ていたら汗ばみました。 ことし初めて、ジージャンで外出しました。 ↑路地の猫ものんびり。 街角スナップを撮るなら谷中でしょう、ということで行ってまいりました。 中学生以来ぐらいではないでしょうか、谷中を訪れるのは。 ↓おじさんが子どもたちにベーゴマを教えていました。 ↓谷中銀座の脇道を入ったお寺のしだれ桜。ほぼ満開に近い状態で、人だかりができていました。 ↑↓ニコンのレンズ界で「小三元」と言われる開放値4Fの24-120mmズームレンズです。「う~ん、いいボケ味」などと一人で悦に入っています。 ↓散歩のお供に、帽子たち。私は頭の形があまりよくないので、キャスケットで頭をこんもりと膨らませるのが好きです。 一番上から小さな帽子屋さんのオリジナル、古着屋のオリジナル、オルゲイユ、シュガーケーンです。 しかし、頭も汗をかいてしまいました。

ONAのカメラバッグ

渋谷に良く行くのですが、正直、そんなに好きではないんです。 テンションが高い街なので、年齢を重ねてくるとついて行くのがちょっとつらいんですね。 でも、あのピーキーな街の隅に、こんな一角もあります。 カメラをぶら下げて歩くようになり、カメラバッグの必要に駆られました。 カメラには「レンズ沼」という理想のレンズを追い求める沼があります。 同時に「カメラバッグ沼」という沼もあります。なにせ種類が多い。必要な機材をうまく収め、さらにファッショナブルにキメるために、いくつものカメラバッグを買い求めてしまいます。 で、探してみると、やっぱり奥が深い。というか、なかなかいいバッグが見つかりません。 私がカメラバッグに求める要件は、以下の通りでした。 ▷ 通勤で使える(ジャケパン姿) ▷ 標準ズームのレンズをつけたままの一眼レフ、約13インチのPC、ノートや少量の書類が収まる ▷ 手持ちと肩掛けの2WAY …というわけで、↓DOMKEのf802とか ↓think TANKのレトロスペクティヴとか 実物を見たりして検討しました。 でもやっぱり帯に短したすきに長し。 その後もいろいろと調べ続け、最終的に行き着いたのがアメリカのONAというブランド。本国のサイトも見てみたのですが、グレインレザーとワックスドコットンキャンバスを使った手作りなんだそうです。 まず、見た目がいい。レザーとワックスの染みこんだキャンバスはアジの好きな人にとっては最高の組み合わせですね。 サイズもいろいろあり、実物を見せてもらって比べた結果、中型のBRIXTONというモデルにしました。お店で、見本にPCを入れさせてもらったりしたんですが、そのまま置き忘れるというおまけ付きでしたが… ↓で、これがBRIXTONです。 基本はメッセンジャーバッグ。かなりカジュアルではありますが、ジャケパン姿なのでギリギリ仕事にも使えます。 インディ・ジョーンズが持っていそうだな~というのが購入の決め手でした。オールレザーのモデルもかっこいいんですけど、それだと仕事に持って行くのはきついな~と。 ↑把手がついています。もう一本、短いストラップをつけて手持ち鞄としても使えるようにするつもりです。 ↑中は

街角スナップ

ニコンDfで撮影した写真です。 ↓上がるところ ↓下がるところ ↓秋葉原のマグリッド

PHIL SMART (フィルスマート) EX01S

学生時代に、よく横浜ビブレの5階にあった洋服屋さんを見に行っていました。もう10年以上も前ですが(もうそんなに経つのか…)、当時はエビスやジョンブル、シュガーケーンといったレプリカデニムを売っていました。 その中に混じって売っていたのが、フィルスマートのノンウォッシュ。パッチのデザインがすごくかっこよかったし、当時、なぜか自分の中でこだわっていたバックポケットのステッチなしだったし。 でも、当時はレプリカデニムを穿き始めたばかりで、どれぐらい縮むのか分からなかったんですよね。お店の人(女性だった)も「分かりません」と。私の頭を、高校時代のトラウマがよぎりました。アメ横で初めて買った501ノンウオッシュが、洗って縮んで一度も穿くことなく旅だったという。 その後も、そのお店に足を運ぶたびにフィルスマートを手に取りましたが、最後まで踏ん切りがつきませんでした。 時は過ぎて数年前、雑誌でフィルスマートが紹介されているのを見て驚きました。 メジャーブランドではないので、デニムブームと同時に去っていたとばかり思っていました。失礼しました。 当時は思い付かなかったのですが、メーカーに電話してサイズを確認し、注文しました。いやー、良かった良かった。 その後、正味、1年半ほど穿いた状態です↓。 シルエットは、ウエストがジャストでも股で緩くなり、裾に向かってややテーパードしていきます。エビス2001に似てるかもしれません。 ↑股上は普通。一回洗濯したらあまりヒゲがついていなかったので、スプレー糊をかけながら穿きました。 ↑ミミの幅は、いまどきのジーンズに比べるとやや幅広でしょうか。生地はジンバブエコットンの14.5オンスだそうです。 ↑裾。洗濯してから某ジーンズショップで裾上げをお願いしたら、ちょっと若いアルバイトのお姉さんが何も聞かずに「はい、分かりました」と800円をとられました。 お願いしてからしばらくたって、嫌な予感がしました。チェーンステッチで800円は安すぎでは?しかも、あのアルバイトのお姉さん、チェーンとかシングルとか全然きいてこなかった。デニムにも興味なさそうだったし…。 案の定、シングルステッチで返ってきました。 気弱な私は文句も言えず、別のショップで裾上げをやり直し。しかも、その

ギットマンのシャツ

春が近づいてきました。洗いざらしのシャツ一枚で出かける日も近い? 昔から、ジーンズにオックスフォードのボタンダウンシャツというコーディネートが大好き。でも、私は手が長くて、なかなかサイズが合わないんです。 しかも、シャツ選びを難しくしていたのが、「背中にボックスプリーツのないモデル」というコダワリでした。今となってはどうでもいいんですけど、プリーツがあると、何となく背中が膨らんでしまうような気がして。プリーツがないほうが、スマートに着こなせるんじゃないかと思っていたんですよね。 そんなこんなで、大学時代からシャツを漁り続けました。ビームスやシップスなど、いろいろなショップを訪れてはシャツを広げて戻すの繰り返し。店員さん、その節は済みませんでした。 そして、社会人になって数年経ったある日、巡り会ったのがこちら↓。 ギットマン・ブラザーズのシャツ。渋谷の某セレクトショップが別注したモデルで、↓背中のプリーツがありません。 セールで安くなっていたので、青も購入しました。 着丈が長すぎたので、お直し屋さんで丈を短く詰めています。 ギットマンは1978年創業の米国のシャツメーカーです。多分ギットマンは兄弟なのでしょう。 そして、ブルックスブラザーズのシャツを作ることで有名なインディヴィデュアライズド・シャツと系列会社。バーバリーやバンド・オブ・アウトサイダーズなんかのシャツもOEM生産しているようです。最近、国内のセレクトショップでもよく目にします。

また磨く J.M.Weston GOLF

まずは合掌。 さて、 ウエストンのゴルフの皮は、フッ素加工されている-。 そんな話を聞いたことがあります。 しかし直営店の店員さんに確認したところ、デマだそうです。どこかの雑誌が書いたウソが広まってしまったんだとか。 でもラバーソールだし、アッパーもコードバンに比べれば雨に強いのは確かでしょう。梅雨やゲリラ豪雨にさいなまれる日本では、とても重宝します。 手入れは至って普通です。 ブラシで埃を払ったら、↑モウブレイのステインリムーバーでクリームを除きます。 ↑ゴルフにはウエストンの純正クリームを使ってます。オールデンとホワイツはクロムエクセルで、コロニル1919。アイリッシュセッターなどにはミンクオイルを入れています。特にこだわりはなく、もっといいケア方法を知ったらすぐ変えます。 ↑左足だけ磨きました。差が分かります。 ↑両足とも終わりました。ワックスは塗らない派です。靴にうるさい同僚が「皮は呼吸しているから、ワックスを塗るなら頻繁に拭わないとだめだ」というので。 ↑ついでにライトブラウン。光の加減でダークブラウンに見えますが、もうちょい明るめです。間もなく一歳になりますが、赤系のクリームを混ぜているので、やや赤みがかってきました。形も、自分の足の形になってきています。

White's SemiDress Black (ホワイツ セミドレス ブラック)

「為替相場と女心は移ろいやすい」 そんな格言を遺した人が…いません。いま私がつくりました。 今は円安で輸入品の価格が上がっていますが、数年前は円高だったので個人輸入するには良い環境でした。 このセミドレスは ブラウン と時期を同じく米国の靴屋さんにオーダーしたクロムエクセルのブラックです。 日本価格の半額ぐらいでした。 シンプルなシングルレザーソール。つま先もシュッとして見えますが、トゥキャップが入っていない「ソフト・トゥ」だからです。 購入してから一度もオイルを入れていません。もともとクロムエクセルは油分が多いし、スパルタで育てています。 ↑ソフト・トゥを上から見るとこんな感じ。 写真だとちょっと分かりづらいのですが、コバの縫いが粗いんです。ブラウンを縫ってくれた職人さんとの腕の差がすごい。日本では輸入代理店の検品で弾かれると思います。個人輸入のリスクですね。 ↓最終的にはこんな感じにできれば。 ↓上のセミドレスの拡大写真。これを見てクロムエクセルのブラックにしたんです。しかし、一年ぐらいでこんなになったって書いてあるけどホンマかいな。 ↓ここまでくると、履いていく場所がかなり限られそうです。でも格好いいと思います。