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Levi's 501 150周年モデル

こないだ街をぶらついていたらリーバイスのお店があり、501の150周年モデルがありました。なかなかの作り込みで、そこまで高くもなかったので衝動買いしてしまいました。 後から知ったのですが、パッチやタブに販売国の言語(日本はカタカナ)を配したモデルも売られていたようですね。米国はもちろん普通の英語版ですが、売れ残っています。 501を買うのは何年ぶりだろう。初めて買ったのは中学生ぐらい。アメ横で5000円ぐらいで買って、洗ったら縮んで穿けなくなり、「501って難しい!」と敬遠した経緯があります。 その後、大学生の時に502の復刻でレプリカジーンズにハマり、503とかも穿きました。501の復刻は高くて手が出なかったけど、社会人になってお金に余裕ができて、47、55、 66 とひととおり通ってきました 。 しかし、国産ブランドのほうがデキがいいのでほとんど処分してしまい、リーバイスには手を出してきませんでした。 でもまあ、せっかくの150周年モデルで面白い仕様だし、原点回帰で501の1本でも買ってみるか、と。だから、LVCでもない現行の501という意味では、中学生の時にアメ横で買って以来ウン十年ぶりですね。 ↑ノンウォッシュのリジッドです。シルエットは現行のレギュラー501と同じなのかどうかは分かりません。ただ、日本製ジーンズで言えば、フルカウントの1108ぐらいの中間~やや細めなのかな? 細かいディティールは満載です。 ↓まず、紙ではなく革パッチで、501の横に白地で「150th」のプリント。 ↓赤タブも「150」。裏に「LEVI'S」のビッグE。 ↓ちょっと分かりにくいですが、ボタンにも「150」のエンボス。 ↓リベットには1853と2023という年数が小さく刻まれています。こちらも分かりにくいですが…。 ↓パッチ裏の腰帯のところに記念のラベルが縫い付けられています。 ↓残念ながらというか何というか、中国製。 ↓ポケットスレーキにも記念のスタンプ。For 150 years. ↓リベットの受け側にも「150」。どんだけ150を推すんじゃ。 ↓ボタンフライの裏も銅製で、創業年の「1853」と今年の「2023」で150年を演出。来年には使えなくなってしまう細かい副資材をいちいち作ったのだなと思うと、企画したのは日本人なのではないか?と勘繰ってしまいます。 ↓ミミに

LEVI'S 本社

こんにちは。 私はアメリカ東海岸に住んでいますが、先日、西海岸のカリフォルニア州サンフランシスコに出張してきました。 で、デニム好きがサンフランシスコと聞けば、真っ先に思い浮かぶのがリーバイス本社。行ってきました。ドン。 全景を撮るのを忘れていましたが、窓に映っているような赤いれんが造りの建物です。 中にはセミオーダーできるブースや小さなミュージアムもあるみたいですが、残念ながらコロナだということで一般来訪者の入館日は限られており、この日は入れませんでした。 こういうのを事前に告知しないのもアメリカらしさか…。 建物にリーバイスらしさというのは特に感じませんでしたが、本社わきの歩道には「リーバイスプラザ」と書かれたモニュメントがありました。 本社に入れなかったので、周辺をぶらぶら。 西海岸は急な坂道が多いです。地震もある地域だし、太平洋側からプレートが沈み込んで隆起しているのかな? 歩き疲れたので、帰りはケーブルカーで帰ります↓ 一両編成の路面電車のような乗り物で、線路の真ん中にあるケーブルに車体を引っかけて坂道を昇り降りします。 ↑横から見るとこんな感じ。ハワイのトロリーカーみたいな感じ。 車両の半分は窓も何もないので、開放感が半端ないです。座席が空いていても、立って身を乗り出す人もいます。 この日はとても天気が良く、事前に思い描いていた「サンフランシスコ!」という感じでしたが、実際には曇りの日のほうが多いそう。 ↓最後に、この日のベストショット。平地を走る路面電車でしたが、とてもレトロで良かったです。  

LEVI'S 501 日本製66レプリカ

 さて、原点に返ってというか、今さらながらリーバイス501です。痩せてきたので、古いジーンズを引っ張り出して穿けるかどうか確かめていますw これは2000年に日本でつくられた66のレプリカです。当時はLVC (Levi's Vintage Clothing)はなくて、レプリカブームが巻き起こった日本国内で、リーバイス・ジャパンが501の47年モデルとか55年モデル、66モデルをつくっていました。 ていうか、これももう20年以上前のジーンズか…。レプリカではありますが、ビンテージと言える年代物になってきました。 ↑コインポケットの入り口が耳なし生地のチェーンステッチになり、カミナリと呼ばれる斜めの筋が入ります。 なんか、のっぺりしたヒゲ。あまり上手に穿けてなかったんですね…。 商品タグ。日本製と書かれています。 耳は平織りから綾織りに変わり、レプリカブランドに比べると抑えめですがアタリも出ています。 本家にしか許されないアーキュエイト・ステッチ。角度は浅め。 ↑紙パッチ。ほとんど判読できませんが、品番501の上に小さく501XXと印刷されています。俗に言うマルイチマルイチというモデルで、501XXから501に変わる過渡期のモデルです。 ↑こちらも、もちろん本家にしか許されないLEVI'Sの赤タブ。ビッグEです。 私がデニム道に入るきっかけとなったのは、学生時代に買った502でした。503とか702とかと一緒に売り出されていたシリーズです。そういえば、日本限定の50SーXXなんていうモデルもありましたね。なつかしい…。 で、502はそもそも、1967年に501ZXXのリニューアル版として発売されたモデルで、66とほぼ同年代。なので、テーパードが入ったシルエットは結構、似ているはず。だから、当時は66501がほしかったのですが、レプリカの中でも501シリーズは高価で、買うのをためらっていました。結局、買ったのは社会人になってからです。 せっかく手に入れた501ですが、ウエアハウスとか国内のレプリカブランドのジーンズのほうがデキが良かったので、あまり穿いていません。何年かぶりに見てみて、やっぱり耳のアタリとかは国内ブランドには敵わないですが、やっぱり本家なので、いつか穿いてみたいと思います。

始まりの1本(LEVI'S 502)

さて、私をデニム道とファッション道に誘い込んだ「始まりの1本」は、こちら。 リーバイス502です。確か9800円だったと思います。 レプリカデニムという言葉も最近はあまり聞かなくなりましたが、 レプリカというのは「模作」で、オリジナルを模した作品のことです。 デニム界では、過去のモデルを現代によみがえらせた「復刻服」と言われることもあります。 「502」は、有名な「501XX」の前合わせの部分をジッパーにした「501ZXX」の後継モデルです。 当時バイトしていた東急ハンズで棚に引っかかり、左足が破れました。 バイクで転倒して、右足に不自然なひげがついています。 デニムを見ていると、当時の記憶がよみがえる。 それも大きな魅力ですね。 防縮デニムなので、全然ねじれていません。 ポケットは小ぶり。縫製糸はコアスパンで、色あせやほつれはまったくありません。 裾はチェーンステッチ。 耳はぺらぺらの平織りで、あたりが全然つきませんでした。 紙パッチ。 赤タブはナイロン製で、今もピンピンしています。 もともと、私はファッションに興味がなく、当時の流行だったレーヨン生地のデニムを穿いたりしていました。 そんなとき、学友が穿いていた濃色のジーンズが目に留まりました。それが当時リーバイスが売り出していた復刻シリーズの503だったのです。で、「俺も!」と購入したのが502だったのです。 当時は単に濃色デニムがかっこいいなと思っただけでした。しかし、当時はレプリカジーンズのブーム全盛。いろいろな雑誌が復刻デニムの特集を組んでいて、色落ちやディティールなどの魅力にはまりました。 スニーカーやトップスなどにもこだわるようになり、私のファッションの扉を開けるマイルストーンになったのです。