バブアー・ビデイル。コットン生地にワックスを染みこませたオイルド・スキンです。
昔のビデイルと違って、今のモデルはワックスがにおわず、ベタベタしない。本気のビンテージファンから見ればヘタレになってしまうかもしれませが、これはこれで伝統と進歩の融合と呼べるのではないでしょうか。
↑ファスナーはシルバー。シップスの別注です。本来はゴールドですが、私はシルバーのほうが好み。都会的なイメージです。
↑おなじみ、ロイヤル御三家のワラント。
もちろんジャケットの上にも羽織れますが、個人的にはジャケット代わりにシャツの上から直接羽織るのが好みです。
↓「殺人の追憶」でキム・サンギョン演じるソ刑事(右)の武骨な着こなしに感化されて、こんな感じの服装をしたいなと思い、ビデイル好きに。もちろん、ソ刑事がバブアーを着ているわけではないのですが…。
ジョン・バブアーはもともと、漁師のためにオイルスキンを開発し、第一次世界大戦からは軍用服にも使われたそうです。そんな歴史のせいか、都会でファッションの一角をなすようになった現代でも、どことなく粗野で武骨な感じを醸し出します。
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