突然ですが、私はタモリさんのファンです。
座右の銘が「適当」で、「目標を持っちゃいけない」と公言してはばからないタモさん。あんな風に生きたいなと、そういう「目標」を持ってしまう矛盾に悩む日々です(笑)。
さて、服飾や料理、ジャズ、お酒など多趣味なことで知られるタモリさんですが、写真もたしなみます。なんでも、ビートルズを撮影したことで知られる浅井慎平氏から教えてもらったとか。個展を開いたこともあるそうです。
渡米する前はよくブラタモリを見ていたので、オリンパスのOM-Dを構える場面は見たことがあります。その後、私は気付かなかったのですが、SONYのαシリーズの何かを使う姿が移ったようです。
だからというわけではないのですが、私もα7 IVを買い足しました。フィルム時代からずっとニコンを使ってきましたが、初めて他社に乗り換えです。
D850はハイアマ向けのデジタル一眼としては最高にして最後のモデルとの呼び声が高い名機です。プラスして、私が写真を始めたのは、フィルムカメラとして最終形のF100で、D850とは操作系統が全く同じで使いやすい。レンズもひととおり揃っているし、このまま使い続けるつもりです。
…が、いかんせん重い…。ちょっと持って街歩きでもするか、という気には、なかなかなれません。ごついから、ちょいとスナップ、という感じにも見えないし。
なので、小さいミラーレスを買い足すことにしました。そのままニコンを踏襲しようかとも思ったのですが、クラシカルな見た目と、ミラーレス一眼を世に広めた功績に敬意を表してSONYにしました。
タモさんがSONYに乗り換えていたことを知ったのは、その後です。α1を褒める人も多いし、選択肢にも入っていたのですが、シャッター音が好きになれませんでした。
シャッター音て、私の中ではけっこう大切です。自分が「写真を撮っている」という気分になるし、人を撮っている時は、被写体も撮られているな、という気にさせるものだと思うからです。
たとえばグラビア撮影で、シャッター音が「ポコ」「ポコ」という音だったらーー。ずっこけますよね。それはそれで面白いんですけど、α1のメカシャッター音は、そんな感じがしたのです。
高いだけあって電子シャッターも優秀で、その音はまあまあ良かったので悩んだのですが、やっぱり写真の基本はメカシャッターなので、意表を突いたような音は違うかなーと思って見送りました。
いずれα1にマーク2とかが出てきたら、改善されるかもしれませんね。そうしたら考えます。
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