デニムにジャージのトラックトップ、というのは王道の組み合わせのひとつです。中でも、学生時代によく見ていたJamiroquaiの影響からか、アディダス・オリジナルスをタイトに着こなす服装が好みです。
アディダス・オリジナルスというのは、1972年から95年まで正式なロゴだった「トレフォイル」(三つ葉のマーク)を戴いたストリートファッション向けのライン。スポーツのため最新素材を使ったアディダス・パフォーマンスとは別で、クラシカルな商品が多いです。
その中でも、私が持っているのは「ベッケンバウアー」です。
だれでも名前ぐらいは聞いたことがあると思いますが、ベッケンバウアーは人名です。旧西ドイツのサッカー選手で、1974年に本国開催されたワールドカップでは西ドイツ代表を優勝に導き、 所属していたバイエルン・ミュンヘン時代はブンデスリーガ優勝5回、 欧州チャンピオンズカップ優勝3回を果たすなど、輝かしい功績を残しています。その重要な役割から「皇帝」とまで言われました。皇帝はドイツ語で「カイザー」。かっこいい!
↑復刻モデルには、リサイクルポリエステルが使われていることを示すタグが付けられています。
↑ダブルジップ仕様。
↑アディダスを象徴するスリーライン。もともとは生地の伸びを防止する役割があったそう。ハンドウォーマーポケットはジップで止めるタイプです。
↑トレフォイルの刺繡。そして、首元まである襟もジップで閉められるようになっています。
最初につくられたのは、ベッケンバウアーが現役だった1968年。2015年から復刻されています。パンツもあって、上下ともスリムです。
しばらくクローゼットの肥やしになっていたのですが、知り合いの女性がアディダスのトラックトップをタイトに着こなしていたのが格好良くて、再び引っ張り出しました。
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