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Phigvel レザージャケット ~インディ・ジョーンズのように~

レザージャケットというと、自分には敷居が高くて敬遠していました。

しかし、ある日、インディージョーンズを見ていたら、着込んだレザージャケットがかっこいいなあ、と。

考古学者という設定で、大学の授業ではツイードジャケットで身を包み、冒険に出るときはレザージャケットにソフトハットがユニフォームです。










インディ・シリーズで初作品となる「レイダース 失われたアーク」から「魔宮の伝説」、「最後の聖戦」まで、ジャケットは英国のWested社が提供しました。当初のラム皮から牛革に変更されたり、シルエットもタイトめからゆったりめへと変わっていきます。

そして最新作の「クリスタルスカルの王国」では、米国の皮職人トニー・ノワク氏が制作しました。

形はA-2に似ているのですが、袖や裾のリブがないなど微妙に違っていて、「インディ・ジャケット」と呼ばれます。いろいろなメーカーがレプリカを発売しており、一時期はディズニーランドでも売られていたようです。


そこで私も…とレザージャケットを探し始めました。最初はインディ・ジャケットのレプリカを見ていたのですが、ある時、雑誌でPhigvelのレザージャケットを見て「これだ!」と一目惚れ。インディ・ジャケットとは違う型ですけど。prodという直営店で予約し購入しました。

 Phigvelというメーカーは昔のワークウエアをはじめとするビンテージ服を現代風にアレンジしているようで、レザージャケットもちょくちょく発表しているようです。

私が買ったのは2009年のモデル。厚手の牛革で、ボタンで閉めるタイプ。

カタログ表記は確か「モーターサイクルジャケット」でした。しかし、着丈はやや長くベルトが十分に隠れるぐらいなので、どちらかというとスポーツジャケットのような感じです。





裏地は千鳥格子。おしゃれですね~。


後ろ姿。裾の両脇にリブがついていますが、絞りはなく、飾りのようになっています。

購入当初、ちょっと大きかったので、意を決して浴槽に投げ込んで洗いをかけました。もちろん注意書きには「Don't wash」とあるのですが、いろいろと調べていたら、マッコイの方もA-2を買ったらまず洗う、とか書いてあったので。

洗った直後に、たっぷりとマスタングペーストを塗り込んでケアして。。。結果は大成功。今はきつくも緩くもなく、まさにジャストフィットです。

これから、インディのようにすごいアクションをこなし(?)、自分のもう一枚の皮になるまでクタクタにします!

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