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PHIL SMART (フィルスマート) EX01S

学生時代に、よく横浜ビブレの5階にあった洋服屋さんを見に行っていました。もう10年以上も前ですが(もうそんなに経つのか…)、当時はエビスやジョンブル、シュガーケーンといったレプリカデニムを売っていました。 その中に混じって売っていたのが、フィルスマートのノンウォッシュ。パッチのデザインがすごくかっこよかったし、当時、なぜか自分の中でこだわっていたバックポケットのステッチなしだったし。 でも、当時はレプリカデニムを穿き始めたばかりで、どれぐらい縮むのか分からなかったんですよね。お店の人(女性だった)も「分かりません」と。私の頭を、高校時代のトラウマがよぎりました。アメ横で初めて買った501ノンウオッシュが、洗って縮んで一度も穿くことなく旅だったという。 その後も、そのお店に足を運ぶたびにフィルスマートを手に取りましたが、最後まで踏ん切りがつきませんでした。 時は過ぎて数年前、雑誌でフィルスマートが紹介されているのを見て驚きました。 メジャーブランドではないので、デニムブームと同時に去っていたとばかり思っていました。失礼しました。 当時は思い付かなかったのですが、メーカーに電話してサイズを確認し、注文しました。いやー、良かった良かった。 その後、正味、1年半ほど穿いた状態です↓。 シルエットは、ウエストがジャストでも股で緩くなり、裾に向かってややテーパードしていきます。エビス2001に似てるかもしれません。 ↑股上は普通。一回洗濯したらあまりヒゲがついていなかったので、スプレー糊をかけながら穿きました。 ↑ミミの幅は、いまどきのジーンズに比べるとやや幅広でしょうか。生地はジンバブエコットンの14.5オンスだそうです。 ↑裾。洗濯してから某ジーンズショップで裾上げをお願いしたら、ちょっと若いアルバイトのお姉さんが何も聞かずに「はい、分かりました」と800円をとられました。 お願いしてからしばらくたって、嫌な予感がしました。チェーンステッチで800円は安すぎでは?しかも、あのアルバイトのお姉さん、チェーンとかシングルとか全然きいてこなかった。デニムにも興味なさそうだったし…。 案の定、シングルステッチで返ってきました。 気弱な私は文句も言えず、別のショップで裾上げをやり直し。しかも、その

ギットマンのシャツ

春が近づいてきました。洗いざらしのシャツ一枚で出かける日も近い? 昔から、ジーンズにオックスフォードのボタンダウンシャツというコーディネートが大好き。でも、私は手が長くて、なかなかサイズが合わないんです。 しかも、シャツ選びを難しくしていたのが、「背中にボックスプリーツのないモデル」というコダワリでした。今となってはどうでもいいんですけど、プリーツがあると、何となく背中が膨らんでしまうような気がして。プリーツがないほうが、スマートに着こなせるんじゃないかと思っていたんですよね。 そんなこんなで、大学時代からシャツを漁り続けました。ビームスやシップスなど、いろいろなショップを訪れてはシャツを広げて戻すの繰り返し。店員さん、その節は済みませんでした。 そして、社会人になって数年経ったある日、巡り会ったのがこちら↓。 ギットマン・ブラザーズのシャツ。渋谷の某セレクトショップが別注したモデルで、↓背中のプリーツがありません。 セールで安くなっていたので、青も購入しました。 着丈が長すぎたので、お直し屋さんで丈を短く詰めています。 ギットマンは1978年創業の米国のシャツメーカーです。多分ギットマンは兄弟なのでしょう。 そして、ブルックスブラザーズのシャツを作ることで有名なインディヴィデュアライズド・シャツと系列会社。バーバリーやバンド・オブ・アウトサイダーズなんかのシャツもOEM生産しているようです。最近、国内のセレクトショップでもよく目にします。

また磨く J.M.Weston GOLF

まずは合掌。 さて、 ウエストンのゴルフの皮は、フッ素加工されている-。 そんな話を聞いたことがあります。 しかし直営店の店員さんに確認したところ、デマだそうです。どこかの雑誌が書いたウソが広まってしまったんだとか。 でもラバーソールだし、アッパーもコードバンに比べれば雨に強いのは確かでしょう。梅雨やゲリラ豪雨にさいなまれる日本では、とても重宝します。 手入れは至って普通です。 ブラシで埃を払ったら、↑モウブレイのステインリムーバーでクリームを除きます。 ↑ゴルフにはウエストンの純正クリームを使ってます。オールデンとホワイツはクロムエクセルで、コロニル1919。アイリッシュセッターなどにはミンクオイルを入れています。特にこだわりはなく、もっといいケア方法を知ったらすぐ変えます。 ↑左足だけ磨きました。差が分かります。 ↑両足とも終わりました。ワックスは塗らない派です。靴にうるさい同僚が「皮は呼吸しているから、ワックスを塗るなら頻繁に拭わないとだめだ」というので。 ↑ついでにライトブラウン。光の加減でダークブラウンに見えますが、もうちょい明るめです。間もなく一歳になりますが、赤系のクリームを混ぜているので、やや赤みがかってきました。形も、自分の足の形になってきています。

White's SemiDress Black (ホワイツ セミドレス ブラック)

「為替相場と女心は移ろいやすい」 そんな格言を遺した人が…いません。いま私がつくりました。 今は円安で輸入品の価格が上がっていますが、数年前は円高だったので個人輸入するには良い環境でした。 このセミドレスは ブラウン と時期を同じく米国の靴屋さんにオーダーしたクロムエクセルのブラックです。 日本価格の半額ぐらいでした。 シンプルなシングルレザーソール。つま先もシュッとして見えますが、トゥキャップが入っていない「ソフト・トゥ」だからです。 購入してから一度もオイルを入れていません。もともとクロムエクセルは油分が多いし、スパルタで育てています。 ↑ソフト・トゥを上から見るとこんな感じ。 写真だとちょっと分かりづらいのですが、コバの縫いが粗いんです。ブラウンを縫ってくれた職人さんとの腕の差がすごい。日本では輸入代理店の検品で弾かれると思います。個人輸入のリスクですね。 ↓最終的にはこんな感じにできれば。 ↓上のセミドレスの拡大写真。これを見てクロムエクセルのブラックにしたんです。しかし、一年ぐらいでこんなになったって書いてあるけどホンマかいな。 ↓ここまでくると、履いていく場所がかなり限られそうです。でも格好いいと思います。

スウェットあれこれ

グレーの無地スウェットにはまってます。 ロンTの延長感覚で着たいので、リブが緩いモデルが好み。 数年前に発売された某雑誌のシルエットが理想です↓ ポイントは、全体的に細めだけれど、リブが伸びて、締め付けないこと。このさじ加減が難しく、数年前からいろいろなブランドのスウェットを試しています↓。 左上から時計回りにトイズマッコイ、ウエス①、ウエス②、ヒノヤ、リアルマッコイズ①、リアルマッコイズ②(ボールパーク)。基本的に、みんな使い勝手がいいのですが、タイトすぎたり、作りがしっかりしすぎていてリブが伸びなかったり。 理想のスウェット探しは、まだまだ続きそうです。 こちらはウエス①↓。リバース・ウィーヴになっています。 リバース・ウィーヴは、洗濯による縦方向の縮みを解消するために生地の使用方向を横向きにして、両脇にリブを施して胴回りの縮みを伸ばす製法です。チャンピオンが1934年に開発して38年には特許を取得したそうです。意外と古い技術なんですね。 ちなみにプリントありのスウェットも↓。 左からリアルマッコイズ(ブコ)、同、ダルチ。年齢を重ねてきて、プリントものは似合わなくなってきました。。。

FULLCOUNT + BEAR'S 1166XX その2

明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 ちょっと時間がさかのぼりまして、 年末に上野のアメ横に行ってきました。 ごった返す歳末の感じが好きです。 子供のころに「二木の菓子」に行きたくて親に連れてきてもらいました。 リーバイス501を初めて買ったのもアメ横。当時は洗ったら縮むとは知らず、一瞬で穿けなくなりました。 その後も中田商店でM-65フィールドジャケットを買ったりと、何かとお世話になってきました。 ここ最近はアメリカ屋やヒノヤといったアメカジ店を見て回ることが多いですね。この日も、仕事にも使えるようにヒノヤのチノパンを購入しました。 それは後日紹介するとしまして、 今日は新年にふさわしくデニムネタを。 フルカウント+ベアーズの1166XXを洗ったので、表情を紹介。 ちょっと右膝のお皿の部分だけ白くなっています。 後ろ姿。遠目からも、右ポケットのiPhone痕が分かります。 ヒゲがビシビシついてきました。 「ビッシビシいくぞ!」という名言を遺したのは、魔界倶楽部の星野勘太郎総裁でした。 後ろ姿アップ。バックポケットのステッチが切れてきました。 右ポケットはiPhone、左ポケットには アルキャミストのロングウォレット をしのばせています。 膝裏。うっすらとハチノスが浮き出てきました。 股。粗く短めのタテ落ちがザーッと走っています。 正月で少し太ってしまったので、ダイエットしてからまた穿き込みます。

J.M.Weston Golf (ブラック)

ゴルフの ライトブラウン に続き、黒を購入しました。 黒の短靴を持っていなかったので、昨年にライトブラウンを買ったときからいつかは黒も、と思っていました。 同じウエストンのロジェかオールデン9901も検討しました。 でも9901はコードバンのケアが大変そうだし、最終的にウエストンでゴルフとロジェを履き比べて決めることに。 ↑ゴルフ。 ↑ロジェ。ラバーソールもあります。 履き比べてみると、ロジェはトゥがほっそりとしていて、とてもドレッシー。でもスーツは着ないし、店員さんに「いまを逃すと、ゴルフはかなり待つかも」と背中を押されてゴルフに。 サイズはライトブラウンと同じ8C。これから数カ月にわたって、足を痛める苦行が待っています。 靴好きの友人からは「色違いで同じモデルを買うぐらいなら、別の靴にすればいいのに」と批判も。でも、このドレスすぎず、カジュアルすぎずの絶妙な形が大好きなんですよね。 「ジャーナリストシューズ」という別名もお気に入り。何者にも媚びず、ガシガシ歩いてナンボ、みたいな。 よし、外を歩き回りたくなってきた。行ってきます!