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BARBOUR BEDALE SL(バブアー ビデイル スリム)

バブアー・ビデイル。コットン生地にワックスを染みこませたオイルド・スキンです。 昔のビデイルと違って、今のモデルはワックスがにおわず、ベタベタしない。本気のビンテージファンから見ればヘタレになってしまうかもしれませが、これはこれで伝統と進歩の融合と呼べるのではないでしょうか。 ↑ファスナーはシルバー。シップスの別注です。本来はゴールドですが、私はシルバーのほうが好み。都会的なイメージです。 ↑おなじみ、ロイヤル御三家のワラント。 もちろんジャケットの上にも羽織れますが、個人的にはジャケット代わりにシャツの上から直接羽織るのが好みです。 ↓「殺人の追憶」でキム・サンギョン演じるソ刑事(右)の武骨な着こなしに感化されて、こんな感じの服装をしたいなと思い、ビデイル好きに。もちろん、ソ刑事がバブアーを着ているわけではないのですが…。 ジョン・バブアーはもともと、漁師のためにオイルスキンを開発し、第一次世界大戦からは軍用服にも使われたそうです。そんな歴史のせいか、都会でファッションの一角をなすようになった現代でも、どことなく粗野で武骨な感じを醸し出します。

リアル・マッコイズのスウェット

リアル・マッコイズの店舗をうろうろしていたら、またまたグレーのスウェットを見つけてしまいました。本来は左胸に「USN」というステンシルが入る「MC15104」というモデルですが、東京店ではステンシルなしもあるんだとか。 けっこう肉厚な生地ですが、吊り編み機で織られた丸胴で、私の体にぴったりなシルエット。無地スウェットとしてはかなり高額ですが、購入してしまいました。 米海軍のアスレチックユニフォームがモチーフになっているので、タグに名前などを書く欄があります。 リブは締め付けない。私にとっては重要なポイント。 裏起毛の繊維が細かく、着心地がとても気持ちいい。洗ったら毛玉がすごそうですが。。。 これでリアルマッコイズの無地グレースウェットは3枚目。先日も紹介した ループウィラー や、さらに以前に紹介した グレースウェット なども含めると、こんな状態になりました↓ うーん。。。でも、どれも好きなんだよねえ。。。 そろそろ、センターを誰にするか決めたいと思います。

LOOP WHEELER (ループウィラー)のスウェット

以前にも紹介したように、 杢グレーのスウェット は大のお気に入り。アメカジ系のお店でも無意識に目が行ってしまう。そして2014年ごろ、原宿のビームスプラスにふらりと立ち寄ったところ、「ループウィラー」の別注スウェットに出会いました。 何気なく手に取ったら、ふんわり柔らかい。こりゃだだもんじゃないなという雰囲気が伝わってきます。 ループウィラーとは吊り編み機のこと。それをブランド名にするところから、強い拘りを感じます。調べてみると、やっぱり。 そのときビームスの別注モデルは見送った。サイズがなかったので。でも店員さんが、近くにループウィラーの直営店があると教えてくれた。そこでLW-01という最もベーシックなモデルの購入に至ったわけです。 ↑それがこちら。丸胴で、ボディに継ぎ目はありません。生地は昔ながらの吊り編み機でゆっくりと編んでいるそうです。同社の中ではもっともヘビーウェイトな生地ですが、ふっくらしていて重さは感じません。 ループウィラーのスウェットは、左の袖口にタグがついています。カタカナで「ループウィラー」。賛否があるようですが、私にとってはお気に入りポイントの一つ。 もうひとつのアイコン。背中側のウエストに、ブランドのロゴが目立たない同色でプリントされています。このさりげなさがいいっすね。 直営店の場所はちょっと分かりづらいけれど、外国人のお客さんも来ていました。国内メーカーのOEMをやっていたループウィラーが初めて自社ブランドとして売り出したのは海外だったそうな。今も海外のセレクトショップに置いてあって、外国人にも人気のようです。 …そんなこんなでループウィラーを気に入った私。結局、ビームスプラスの別注モデルも入荷を待って購入。↓ こちらはスリムシルエットで、Mだとピチピチだったのでサイズを上げました。ループウィラーの生地の中では、LW-01に使われているヘビーウェイトと、ライトウェイトの中間にあたるミドルウェイトだそうです。 左袖のタグは、白地にネイビー。ボディは細めですが、袖はそんなに細くありません。 脇の下にもガゼット。フリーダムスリーブのようになっています。 そのためでしょうか、ボディは丸堂ではなく、体側に継ぎ目がありま

オニメガネ

以前紹介したように、 私は メガネ 人。 甚六が傷だらけになってしまったので、 一本追加しました。 また鯖江の黒縁です。 樹脂製のフレーム。 最近は燃えにくいアセテートが多いのですが、 これは昔ながらのセルロイドです。 ↑オニメガネというブランド。 ↑鯖江製。 メガネとの付き合いはもう10年以上になりますが、 最近は「メガネ男子」という言葉ができるぐらい メガネをかけた男が注目されています。 しかし、私は「メガネ男子」とは呼ばれない。。。 結局、「メガネ男子」というのは格好いいヤツ限定なんですよ。 ↓こういう人は「メガネ男子」とは呼ばない。 まあ、そもそも「男の子」ではないという説もありますが。 とにかく、「メガネ男子」というのは、 メガネを外しても格好いいヤツを指します。 ↓こんなふうに。 メガネで知られるグレアム・コクソンも、 結局はメガネを外しても格好いい。 やっぱり、結局は顔ですね、顔。

太宰治

お久しぶりです。 だいぶ涼しくなってきました。 突然ですが、太宰治の写真です↓ 有名ですね。 銀座のルパンというバー(今もあります)で、 居合わせた写真家の林忠彦が撮影した一枚です。 トリミングされていますが、 手前に坂口安吾の背中が写っていて、 談笑しているところです。 ↑アップ。 和装でしかめっ面の写真が多い太宰治ですが、 珍しくネクタイ姿にくつろいだ笑顔を見せています。 パンツとベストはツイードでしょうか。 無骨な編み上げブーツとマッチしています。 ここ数年、秋冬はツイードのジャケットやベストを仕事着にしています。 今年も太宰ルックと称してヘリンボーンのツイードを多用します。

New Balance 997

ニューバランスの997です。1990年に発売されました。 最近はブームなようで、街中の至る所でニューバランサーを見かけます。 ニューバランスといえばグレーが定番ですが、 ネイビーのアッパーにグレーのラインに惚れ込んで衝動買いしました。 仕事は革靴なので、週末にニューバランスを履くとふわふわした感じ。 形はとても細身です。 が、ソールに結構ボリュームがあるので、太いパンツでも合いそうです。 今年は1300が発売された年ですね。 ほしいと思っていましたが、 この997がバリバリの現役なので、 まあいいやとあきらめました。

鯖江の眼鏡

数年前、鯖江で眼鏡を買いました。 国産眼鏡フレームの9割以上を鯖江市で生産しています。 TseTse×越前国甚六作 です。 お店の方にいろいろと解説を聞いたのですが、明治時代に眼鏡職人が集まって生産を始めたのがそもそもの由来だとか。 いま眼鏡市場とかジンズとか安い眼鏡屋さんがたくさんありますが、中国・韓国産のセルフレームとの違いは、日本ではフレームを削り出す前にセルを寝かすので、粘りが出て型崩れしにくくなるんだとか。 へえーと思いました。 自分的ファッション・リーダーのGraham Coxon氏はビンテージのだて眼鏡を掛けています↓。 私のように長年にわたって眼鏡を掛けている人間にとって、眼鏡とはブラジャーみたいなもんです。恥ずかしくて、身内以外に裸眼は見せられなくなってしまいます。