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UES 400T その2

こんにちは。 ウエスの400Tを洗いましたんで、いちおう更新です。 ちょっと雰囲気が出てきました。 ↑自作赤タブ(白タブをマジックで塗ったヤツ)は、色が抜けてピンクになってきました。 まあ、取り立てて言うこともないので、今回は短めに。

LEVI'S 本社

こんにちは。 私はアメリカ東海岸に住んでいますが、先日、西海岸のカリフォルニア州サンフランシスコに出張してきました。 で、デニム好きがサンフランシスコと聞けば、真っ先に思い浮かぶのがリーバイス本社。行ってきました。ドン。 全景を撮るのを忘れていましたが、窓に映っているような赤いれんが造りの建物です。 中にはセミオーダーできるブースや小さなミュージアムもあるみたいですが、残念ながらコロナだということで一般来訪者の入館日は限られており、この日は入れませんでした。 こういうのを事前に告知しないのもアメリカらしさか…。 建物にリーバイスらしさというのは特に感じませんでしたが、本社わきの歩道には「リーバイスプラザ」と書かれたモニュメントがありました。 本社に入れなかったので、周辺をぶらぶら。 西海岸は急な坂道が多いです。地震もある地域だし、太平洋側からプレートが沈み込んで隆起しているのかな? 歩き疲れたので、帰りはケーブルカーで帰ります↓ 一両編成の路面電車のような乗り物で、線路の真ん中にあるケーブルに車体を引っかけて坂道を昇り降りします。 ↑横から見るとこんな感じ。ハワイのトロリーカーみたいな感じ。 車両の半分は窓も何もないので、開放感が半端ないです。座席が空いていても、立って身を乗り出す人もいます。 この日はとても天気が良く、事前に思い描いていた「サンフランシスコ!」という感じでしたが、実際には曇りの日のほうが多いそう。 ↓最後に、この日のベストショット。平地を走る路面電車でしたが、とてもレトロで良かったです。  

BARACUTA G4

こんにちは。 昔、おっさんが着るような「わけわかんないジャンパー」が好きだと書きました。自分もおっさんと呼ばれる年代になってきましたが、やっぱりわけわかんないジャンパーは好きです。 でも、わけわかんないジャンパーにも、さかのぼれば「原型」があり、わけが分かるというか由緒正しいストーリーがあります。 というわけで、世の中すべてのジャンパーの原型とも言えるバラクータです。厳密には、原型と言えるのは同社のG9で、私が持っているG4は仕様変更版です。 ↑裏地は英国ブランドらしく、赤のタータンチェック。アウターシェルの色が変わっても、裏地は変わりません。 基本は雨を考慮したアウターシェルで、綿とポリエステルが半々の混紡です。「ドリズラージャケット」と呼ばれることもありますが、「ドリズラー」は霧雨とか小雨のことです。で、背中に湿気を逃がすためのベンチレーション。 ↑G9との違いはこちら。袖がニットからカフスに変更され、裾もニットからアジャストベルトになっています。 ↑パッチタイプの内ポケット。 ↑ボタンにもBARACUTAのエンボスが施されています。襟を折ると、垂れた犬の耳のようになるため「ドッグイヤーカラー」と呼ばれます。 ↑オリジナルハンガーがついてきました。 バラクータは、もともとはバーバリーやアクアスキュータムのトレンチコートを受注していた工場です。で、レインウエアの需要に注目してG9を製造販売し、人気を博して1937年に独立したそうです。それまで、世の中にはショート丈のジャケットはなかったようです。 G9はゴルフウエアとしての利用も念頭に置いており、Gはゴルフ、9はハーフホール数を示しています。「ハリントンジャケット」という呼び名は、1960年代に米国で放送されていた人気ドラマの登場人物ハリントンが着ていたことに由来します。それより前に、エルビス・プレスリーも着ていてすでに人気だったようです。 対するG4は「ドライブジャケット」と言われます。といっても、特に運転しやすいとも思わないのですが…。まあ、袖や裾をリブで締め付けられることを嫌う私のような人間が、昔からいたのでしょう。 G9もG4も今に至るまで仕様は変わりませんが、シルエットは時代に合わせてだんだんスリムになってきています。着てみるとかなりスタイリッシュで、「わけわかんないジャンパー」と呼ぶにはちょっと格好良す

シンチバックの針の始末 (Freewheelers 1st JKT)

こないだ、フリホの1stのシンチの針について書きました。 ↓結局、針を折り取ってしまいました。   昔流だとベルトごと切り取るところですが、とりあえず針だけ取って、そのままバックルに通しました。 ↑見た目は違和感はありません。 当面このまま着ようと思います。

Or Slow Fatigue Pants [ Baker Pants ]

私服勤務になり、たまにジーンズ以外も穿きたいなと思うようになりました。というより、毎日ジーンズだと、興味の無い人にはパンツを1本しか持っていないと思われてしまう…。 ちゃうねん!これでもモデルを変えてんねん! ということで、まれにファティーグパンツとかチノが混じるようになりました。 …というか、デニムをテーマにしたサイトなのであまり紹介していませんが、それなりに、いろいろと持ってるんですよ。 そんな中から、今日はファティーグパンツをチョイス。ベイカーパンツとも呼ばれます。前に Workersのファティーグパンツ を紹介しましたが、今回はOr Slowです。 一時期、セレクトショップでOr Slowのジーンズなんか、よく見かけました。そのときはあまり食指がわかなかったのですが、スリムタイプのファティーグパンツがほしくなったときに、Workers とか FOB とかとともに候補にあがりました。 最近知ったのですが、Or Slowはこのファティーグパンツでブランドを確立したという記述を見ました。へえ。 ファティーグ(Fatigue)というのは、疲れとか労役なんかを意味する言葉で、軍で使われるときは炊事などの雑務や、作業服という意味があります。まさに作業パンツということですね。 もともとは「OG107ユーテリティーパンツ」というのが正式名称だそう。OG107というのは米軍のカラーコードで、オリーブグリーンの107番ということらしいです。 いつから採用されたのかは知りませんが、調べていたら1950年代から使われていたようです。作業用パンツだけにオリジナルは太いシルエットで、軍人以外にさまざまな作業に携わる人たちに広がっていきました。その中に、パン職人(Baker)があり、Baker Pants とも呼ばれるようになりました…ようです。 前にパッチポケット、後ろはフラップ付きポケット、そしてサイドにアジャストボタンというのがお決まりのディティールです。 後ろのベルトループは、センターオフセットになっています。また、上側の生地は、腰周りの生地に巻き込んでいます。言われなければ絶対に気づかないけれども、私のような変態には、こういう細かい作り込みがたまりません。 生地はバックサテンで、特に横にムラ糸が浮き出て凸凹しています。 バックサテンて何だ、というと、サテン織りというのは表面がつ

シンチバックの針 (Free Wheelers 1st JKT)

こんにちは。 前にも書いたのですが、アメリカ北部は日本よりもデニムジャケット(DJ)を着ることができる期間が長い気がします。 日本から、 UES 、 FreeWheelers 、 DeluxeWare 、 FullCount 、 TCB など濃色の1stDJを何着も持ち込みました。ここぞとばかりに着込んでいます。日本では本社勤務だったのでDJで出社するのははばかられたのですが、今は少人数の出先事務所なので、ほぼ私服で勤務できます。私服勤務、いいですね!仕事にも身が入るというものです。 で、FreeWheelersを着ていたときにふと背中に手が回ったときにチクリと痛みが走りました。 ?? 調べてみると、シンチバックの針が生地を貫通して、針が出ています。 考えてみれば、私が今まで着てきた1stDJの多くは、針タイプではなかった気がします。このフリホと、 WarehouseのDD2001XX(1946) ぐらいかな?針タイプをモチーフにしていても、先が丸まっていたりしていました。ここまで鋭い、まんまの「針」は初めてかもしれません。これ、結構、危ないです。 ソファや車のシートの背もたれを傷つけてしまう恐れがありそう。昔の人は切ったりしていたようで、私もJoe McCoyの902はバックルをカットしました。これもそうしようかな…。あるいは針の先を削って丸めるか…。 みんなどうしているのかと気になって調べてみましたが、あまりヒットしませんでした。まあ、こういうモデルを買う人は、もともと一定のリスクを前提にしているのかもしれません。 ただ、 「ちょうど子供の目線ぐらい」 といった書き込みをしている方を見ました。確かに! 混雑している電車では、危ないですね。人の手を刺してしまう可能性もあります。 忠実な再現もいいですが、ちょっと危険なので、もしまた1stDJを買うことがあれば、針タイプは避けたいと思います。

Greven Guitars

久しぶりにギターを購入しました。昔から憧れていたMartin DタイプのGreven Guitarです。Oshio-Dというやつですね。アメリカに来たのだから、少しは安く買えるだろうと… ↑このフライングイーグルのインレイがたまらないっ!! 正直、ギターの腕前はまだまだなのですが、置いてあるだけで美しい…と見ほれてしまいます。