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旧リアルマッコイズのシャンブレーシャツ

久しぶりの更新です。 このところ、昔のシャンブレーシャツを着る機会が増えてきました。旧マッコイ末期に買ったので、もう23年ぐらい経ちます。うーん、そうか、そんなに時間が経ったか…。 そんなに頻繁に着るわけでもないので、どこも痛んでないし、色もそんなに褪せていません。 背中にはフェリックスが爆弾を運んでいる図。ミリタリー調です。 なにかレタリングされていますが、読めません…。おそらくサイズとかでしょう。 シャンブレーシャツって、特に思い入れもなかったのですが、静岡にあったアメカジショップで勧められて買ったのを覚えています。当時は妻とも出会っていなかったはず。 たまーに着ることはありましたが、今は毎週のように登板しています。 まさか、こんなに長い付き合いになるとは予想もしていませんでした。

FreeWheelers Vanishing West 601XX 1946 その3

こんにちは。 突然ですが、皆さん新聞を読んでますか? 私が敬愛してやまないタモリさんは、 新聞を隅から隅まで読んでムラムラするんだとか。それは、妄想するネタの宝庫だからだそうです。 長短の記事から、いろいろと想像を働かせる。想像を働かせるのは人間に許された(もしかしたら、ほかの動物もいろんな妄想をしているのかもしれませんが)遊びで、お金のかからない楽しみなのだそう。 いまは短い動画が流行だと思いますが、 そこから妄想することってあまりないですよね。新聞に限らず、活字や文章というのは、ヒトの想像をかき立てるメディアだと思います。 さて、皆さんは、 ジーンズの「1946年モデル」と聞いて何を想像しますか? 第二次世界大戦が終わった直後。物資統制が解除され、通常モデルへと戻っていく過程のジーンズです。わが国は敗北の惨めさと困窮にまみれた混乱の時代だったでしょう。原爆への衝撃や、復興に向けた希望もあったかもしれません。 一方、戦勝国でありデニムの母国アメリカは、おそらく自信と喜びに満ちあふれていたのではないでしょうか。 私は1946モデルを目にするとき、そんな複雑な思いを抱きます。そう言えばタモリさんは終戦の1945年生まれだから、ちょうど1946年モデルと同じ生誕背景ですね…。 デニムというのは歴史が長い分、活字メディアと同じように、いろいろな想像力をかき立てますね(強引)! ↓さて、前置きが長くなりました。表題のモデルです。 ちょいちょい穿いていて、 前回 から少しだけ変化しているかな? 前ポケットのスレーキはネル生地。色味からも、何となく秋冬用デニムにしています。 後ろ姿。太いので、ハチノスが定着するのか分かりませんね。 ロールアップしていたので、痕が残ってしまいました。 おしりは気に入っています。 バックポケットと革パッチ周りですが、パッカリングとよじれの痕が良い感じです。 さて、冒頭に書いたように、「1946年モデル」と聞くと、私は複雑な思いを抱きます。人類の汚点とも言うべき第二次世界大戦が終わった安堵と、戦後の混乱、次の時代に向けた準備の期間。想像するのは、米国では帰還した米兵が家族との再会を喜び、日本では闇市などで食いつなぎながらしぶとく生き抜こうとする国民の姿です。 われながら考えすぎだとは思います。でも、妄想や想像は、無料の遊び。ジーンズはファッションアイ

WAREHOUSE 900XX ~ジャケットとジーンズ

もう年の瀬ですね。 年齢も重ねてきたので、来年はテーラードジャケットにジーンズを合わせてやろうかなと。 ↓こんな感じが理想です。 …いや、まあ、顔が違えば雰囲気も変わってくるというのは、これまでに何度も繰り返してきたことで。私がやってもこうはなりませんが(特にサングラスは似合わない)、まあ雰囲気だけでも真似したいなと。  テーラードと合わせるとなると、太めもいいんですけど、基本的には細めかなと。 日本では、きれいめで穿くジャパンデニムとなるとリゾルトが有名なよう。でも、米国じゃ買えないし、後述するような理由もあってちょっとなあ~…と。 で、思い出したのが、日本から持ってきたウエアハウスの900XX。そうだ、これがあるじゃないか!と。 リゾルトと比べられるものではないと思いますが、シュッとしていてかっこいいです。 まだまだ濃紺ですね。 パッチの下に、シリアルナンバーがプリントされたタグがついてます。 ディティールはビンテージを参考にしているので、隠しリベットがついています。 …で、先に書いた、なんでリゾルトは「ちょっとなあ~…」なのか、と。 いや、たいした理由じゃないんですけど、最大の理由は赤タブがないこと。僕は赤タブの経年変化も好きなんですよね。あれがないと、ちょっと寂しいなと。 もう一つは、ブランドのコンセプトが強すぎるということ。ウエストはぴったりで、丈は短めがお薦めなのは分かるし格好いいと思うんですけど、あまりブランド側の押しが強すぎると、私としては引いてしまうというか。 実際には通販で好きなサイズを買ったりもできるんでしょうけど、デザイナーの林さんにフィッティングしてもらって「これがベストや」と言われたら断れないですよね。 昔のウエスなんかもそうですが、「こうじゃなきゃダメ」という閉じられた世界になってしまうと、それ以上のケミストリーやセレンディピティが望めなくなってしまうと思うわけです。 …とまあ、そんなわけで来年はウエアハウスの900XXも交えつつ、好きなジーンズやジーンズ以外のパンツも肩肘張らずに穿いてこうと思っています。 それでは皆さん、良いお年を!

ADIDAS TRACK TOP BECKENBAUER

デニムにジャージのトラックトップ、というのは王道の組み合わせのひとつです。中でも、学生時代によく見ていたJamiroquaiの影響からか、アディダス・オリジナルスをタイトに着こなす服装が好みです。 アディダス・オリジナルスというのは、1972年から95年まで正式なロゴだった「トレフォイル」(三つ葉のマーク)を戴いたストリートファッション向けのライン。スポーツのため最新素材を使ったアディダス・パフォーマンスとは別で、クラシカルな商品が多いです。 その中でも、私が持っているのは「ベッケンバウアー」です。 だれでも名前ぐらいは聞いたことがあると思いますが、ベッケンバウアーは人名です。旧西ドイツのサッカー選手で、1974年に本国開催されたワールドカップでは西ドイツ代表を優勝に導き、 所属していたバイエルン・ミュンヘン時代はブンデスリーガ優勝5回、 欧州チャンピオンズカップ優勝3回を果たすなど、輝かしい功績を残しています。その重要な役割から「皇帝」とまで言われました。皇帝はドイツ語で「カイザー」。かっこいい! ↑復刻モデルには、リサイクルポリエステルが使われていることを示すタグが付けられています。 ↑ダブルジップ仕様。 ↑アディダスを象徴するスリーライン。もともとは生地の伸びを防止する役割があったそう。ハンドウォーマーポケットはジップで止めるタイプです。 ↑トレフォイルの刺繡。そして、首元まである襟もジップで閉められるようになっています。 最初につくられたのは、ベッケンバウアーが現役だった1968年。2015年から復刻されています。パンツもあって、上下ともスリムです。 しばらくクローゼットの肥やしになっていたのですが、知り合いの女性がアディダスのトラックトップをタイトに着こなしていたのが格好良くて、再び引っ張り出しました。

F.O.B コーデュロイジャケット その2

 F.O.Bのコーデュロイジャケット がすこーし大きいなと感じていたので、乾燥器にかけました。特に着丈が長めだったのが気になっていたのですが、縮んでちょうどよくなりました。 写真ではなかなか伝わらないと思いますが、生地がぎゅっと締まりました。着込むと畝がつぶれたりして、コーデュロイ独特のアタリがでてくるのでしょう。楽しみです。 ↑腰にうねりが出てきました。 ↑レーヨンタブは丸まったまま。ホワイトリー○イスをオマージュしての白タブなのでしょうか。 ↑タグにmade in japanの刺繡。乾燥器で縮んで良い感じになりました。

Private White のハリントン・ジャケット ~ダサい服装とは~

こんにちは。 以前、おっさんが着るわけわかんなジャンパーが好きだということで、 バラクータのG4 を紹介しました。 防水機能があったので、こういうジャンパーの形を「ドリズラー(小雨)・ジャケット」といいますが、 「ハリントン・ジャケット」とも呼ばれます。1960年代の人気テレビドラマの登場人物ハリントンが着ていたからだとか。さらに日本では、ゴルフで着用されるということで「スイング・トップ」という名前もあります。 たくさんの呼び名があるということは、それだけ普及している証拠ですよね。 さて今回は、Private White V.C.という英国ブランドのハリントンジャケット。1937年にホワイトさんという人が起こしたメーカーです。 黒く見えますが、ダークネイビーです。 ↑後ろ姿はとてもシンプル。バラクータにあるようなバックヨークはありません。 ブランドタグ。V.C.って何の略だろう? ↑有名なベンタイル社の生地。綿ですが、高密度で織っていて防水機能があります。 ↑内ポケット。両胸についています。 ↑カフスのスナップボタン。「Made in Manchester」と刻まれています。マンチェスター製にこだわってます。 ↑ボタンやファスナーはピンクに近い独特の色味。スイスのRIRIというところのだそうで、銅製だからそのうちくすんでくるのでしょう。 冒頭に「わけわかんないおっさんのジャケット」と言ったように、ハリントンジャケットというのはどちらかというと野暮ったいイメージがあります。昔と違ってシルエットはタイトになっていますが、やっぱり「おっさん」のイメージが付きまといます…。 しかし、ですね。私は言いたい。 世の中のハリントンジャケットラバーは 決してダサくない と! そもそも、このサイトを見てもらったら分かるように、 私は太めのデニムだの杢グレーのスウェットだのを好んで着ています。 もう同じような服ばかり何着も集まってしまっています。 アイテムだけを見ていたら、一般的にはダサいと言われるようなものばかりかもしれません。 ハリントン・ジャケットも、若い人が着ると何となく違和感があるというか、「あえて」おっさん感を出しているように見えてしまいますが、「おっさん」が着ると意外にしっくりくるものです。太いデニムだってグレーのスウェットだって、サイズに気を遣えば美しくまとめることは可

WAREHOUSE 1001XX その5

秋も深まり、何度目か分かりませんが1001XXを洗濯しました。DSBでもDDでもない、フツーの1001XXです。 あまり変わり映えしませんが、なにせネタがないのでアップしておきます。   うーん、あらためて、変わり映えしない…。 でも、一時帰国したときに、録画しておいてもらったアメトークのジーンズ大好き芸人を見て、触発されまして。 ああいう番組で取り上げられたら、またデニム人気が高まるんでしょうか。ブランド名もバンバン飛び交っていたし、買えなくなっちゃうんじゃないかと心配しています。