岡本氏が運営に関わっていた時代のマッコイ902。1937年代をモチーフにしたシンチ付きのモデルです。
「ヴィンセント・マッコイ」と呼ばれ、架空の社史である創業者ジョー・マッコイの先代がつくった、という設定でしょうか。
1930年代のモデルといえば、股上が深く太いシルエットなのが定番。しかし、そこはやはりマッコイで、股上は浅く、シルエットもすっきり細めです。かなり現代的なモデルと言えるでしょう。
写真では伝わりづらいですが、インディゴはやや紫がかった感じの発色。
タテ落ちはやや粗めかな。生地はそんなに重くなくて、14オンス未満だと思うのですが、パリッとコシがあります。
シンチバックは切り取ってしまいました。。。ちょっともったいないことをしたかな。確か当時の人たちも、背もたれ付きの椅子に座ったときの腰の違和感から、切る人もいたと読みました。
皮パッチは鹿革。ミンクオイルを塗ったら飴色になりました。
ちなみにベルトループには、シャンブレーのような軽いオンスのデニム生地が使われています。
旧マッコイは902、905、906を持っていますが、いずれも生地が違います。タテ落ちで有名な901も特別な生地が使われていて、マッコイの芸の細かさがうかがわれます。
今のマッコイは…すみません、よく分かりません…
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