デラックスウエアの1st型ジャケット、DX401XXです。最初に紹介してから、もう2年半も経ったのですね。。。
着込んでいるとは言えず恥ずかしい限りなのですが、現状をお伝えしようと思います。
全体像。リジット状態だった以前の姿に比べれば、少し色は落ちました。しかし、2年半にしては…というところ。
↑しわしわになった鹿革のパッチ。
↑肘にはハチノスが入りました。
↑胸ポケットの裏側には、ステッチ入りの当て布が張り付けられています。見えないおしゃれ、江戸っ子ですな。
デラックスウエアが「第二次世界大戦がなかったら」という想定でデニムをつくっているのは以前にも紹介したとおりです。架空の社史などをつくったリアル・マッコイズを彷彿とさせる、面白い取り組みだと思います。
物資統制を受けなかったら、どうなっていたか。
おそらくデニムはより濃くそして厚く、スタイルは時代を察しスタイリッシュに進化を遂げるも存在価値であるワークウエア要素を残したはずだ。 ――デラックスウエアのHPよりこういう考えのもと、同社は「石炭デニム」など何種類か生地を展開しています。中でもDX401XXに使われているのは、14.3oz(微妙!)の「工業用ムラデニム」だそうです。DX076Aというパンツにも使われています。
曰く
ジーンズの出生からこれまでの歴史を追い、経緯や流通背景そして製造者のプライドまで仮説にて想定し、オリジナルで製作した、14.3オンスというモデル中最も厚い工業用ムラデニム。濃インディゴによるロープ染色と落ち綿など様々な綿繊維を組み合わせた織糸によって、ムラ感ある濃淡鮮明な色落ちや経年変化を楽しめる。 ――デラックスウエアのHPよりだそうです。同社のDX076Aの色落ちサンプルを見ると、タテ落ちというよりは、ザラザラと点で落ちるような感じになるのでしょうか。
WWIIがなかったら、という空想は、なかなか面白いと思います。最も影響を受けるのはミリタリーアイテムでしょうか。大戦が起きていなかったら、もっと機能が低下していたかもしれませんね。。。
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