ジョン・ロブ シティII を磨く ~チープ・シックの真意~

2018年1月16日火曜日

Fashion JohnLobb Shoes

t f B! P L
明けましておめでとうございます。
今年もゆる~く更新していきますので、
気長におつきあいをお願いします。

さて表題の通り、年末にまとめて靴を磨きました。

私のシューケア方法は、J.M.Westonのゴルフで紹介したようにステイン・リムーバーからクリームという流れです。

ただジョン・ロブについては、直営店でのシューケア方法を紹介しているサイトがあり、これを参考にしています。

ステイン・リムーバーの代わりに、ジョン・ロブが独自に販売している「デリケートクリーム」を使っています。

ステイン・リムーバーは布に含ませて革を軽くなぞる程度ですが、デリケートクリームは、薄く塗って10分ほど放置します。


↑そして拭き取るのですが、汚れが浮いてきて、消しゴムのカスのようになります。これをきれいに取り去ります。


↑そして、黒い純正クリームを塗って、馬毛ブラシで磨きます。指で塗り込むべし、という本もありますが、私はクリーム用の小さなブラシで塗り、磨き用の大きめのブラシで磨いています。右は磨いた後、左はこれから。暗くてよく分かりませんが。。。

ワックスは、結婚式でもない限り使いません。あまり光る靴が好きでないのと、革が呼吸できなくなってしまうという話を聞いたので。

★★★

私は、ファッションは「チープ・シック」でありたいと思っています。必要以上にお金をかけず、ベーシックなアイテムをおしゃれに着こなすのが理想です。

重要なのは「お金をかけない」=「安い」ではないということ。シャツやパンツ、ジャケットなどベーシックなアイテムにこだわり、手入れしながら長く使える物を選びたいと思っています。「安物買いの銭失い」ということわざがありますが、チープ・シックは対極。最初は高くても長く使えるなら、結果的に安上がりになるという考え方です。

ジョン・ロブは紳士靴ブランドの中でも最も高い部類に入り、チープ・シックとは真逆の存在なのではないかと思われがちです。しかしシティIIは、男性のフォーマルシューズに欠かせないストレートチップの中では最高峰の一つです。最初は値が張りますが、直営店などできちんとアフターケアが受けられるし、一生モノと考えれば決して高くはありません。

また、こんな言葉もあります。
"まず私だったら、靴にお金をかけるわね。どんな服にでも履いて歩ける靴。何を着ていても、靴はものすごく重要なのよ"――ダイアナ・グリーンランド、『チープ・シック――お金をかけないでシックに着こなす法』 より
コーディネートは足元から組み立てる、という人も多いことでしょう。履物は、その人を地面から支える大切な接点であり、言わば基礎です。だから「足元」には「置かれている状況」という意味があり、「足元を見る」ということわざもあります。

ゆえに、人は靴にお金をかけ、基礎をしっかり築く必要があるのです。「足元を見られない」ように。

…と、購入時は自分に言い聞かせました。でも、やっぱり高いですよね~。結果的にチープ・シックになるように、靴箱に眠らせることはないようにしたいと思っています。


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カネもヒマもない会社員です。更新は遅いですが、気長に付き合ってください。

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