スキップしてメイン コンテンツに移動

LEVI'S 501 日本製66レプリカ

 さて、原点に返ってというか、今さらながらリーバイス501です。痩せてきたので、古いジーンズを引っ張り出して穿けるかどうか確かめていますw


これは2000年に日本でつくられた66のレプリカです。当時はLVC (Levi's Vintage Clothing)はなくて、レプリカブームが巻き起こった日本国内で、リーバイス・ジャパンが501の47年モデルとか55年モデル、66モデルをつくっていました。

ていうか、これももう20年以上前のジーンズか…。レプリカではありますが、ビンテージと言える年代物になってきました。


↑コインポケットの入り口が耳なし生地のチェーンステッチになり、カミナリと呼ばれる斜めの筋が入ります。


なんか、のっぺりしたヒゲ。あまり上手に穿けてなかったんですね…。


商品タグ。日本製と書かれています。


耳は平織りから綾織りに変わり、レプリカブランドに比べると抑えめですがアタリも出ています。


本家にしか許されないアーキュエイト・ステッチ。角度は浅め。


↑紙パッチ。ほとんど判読できませんが、品番501の上に小さく501XXと印刷されています。俗に言うマルイチマルイチというモデルで、501XXから501に変わる過渡期のモデルです。


↑こちらも、もちろん本家にしか許されないLEVI'Sの赤タブ。ビッグEです。

私がデニム道に入るきっかけとなったのは、学生時代に買った502でした。503とか702とかと一緒に売り出されていたシリーズです。そういえば、日本限定の50SーXXなんていうモデルもありましたね。なつかしい…。

で、502はそもそも、1967年に501ZXXのリニューアル版として発売されたモデルで、66とほぼ同年代。なので、テーパードが入ったシルエットは結構、似ているはず。だから、当時は66501がほしかったのですが、レプリカの中でも501シリーズは高価で、買うのをためらっていました。結局、買ったのは社会人になってからです。

せっかく手に入れた501ですが、ウエアハウスとか国内のレプリカブランドのジーンズのほうがデキが良かったので、あまり穿いていません。何年かぶりに見てみて、やっぱり耳のアタリとかは国内ブランドには敵わないですが、やっぱり本家なので、いつか穿いてみたいと思います。

コメント

このブログの人気の投稿

N-1 デッキジャケット 比較 The Real McCoy's × COLIMBO × FREEWHEELERS

世間はクリスマスですね。 私は大半の日本人よろしく無宗教なのですが、年の瀬の浮き足だった雰囲気は大好きです。 浮き足立って、大好きなN-1を比較してみようと思います。 以前も紹介したようにN-1ばかり何着も持っていましたが、いろいろと出入りがあって、いまはリアルマッコイズ、コリンボ、フリーホイーラーズの3着に落ち着きました。いずれも、好きな人は好きな本格リプロダクトメーカーですね。 N-1自体は今まで何回も取り上げてきたので、うんちくはそちらで。 最近は人気でアルパカの価格が高騰したといい、6万、7万を超えるN-1が普通になってきました。アルパカだって、そんなに毛ばっかり刈られてちゃたまらないだろうなと心配になります。 ↓こちらはコリンボ。 私はネイビーしか持っていません。 かつてはカーキも持っていたのですが、どうも似合わない。薄い顔立ちに薄い色合いは、ぼやける気がします。 ネイビーのN-1といえば、背中に「U.S.NAVY」とリフレクターステンシルがつくのが相場ですが、私はステンシルなしのモデルを選んでいます。昔と違って、最近はプレーンモデルも増えてきた気がします。ニーズがあるのかな。 Tシャツとかでもそうですが、年を重ねてくると、プリントものが似合わなくなります。痛々しいというか(←個人の感想です)。 それに、私はアメリカの赴任先でも着るので、アメリカ人にどんな目で見られるんだと気にしてしまいます。いじめられるかも。 東京でアメリカ人が「日本海軍」と書かれた上着を着ていたら、おいおい戦利品のつもりかよ、と思っちゃう。。。 …とまあ、長い前置きはさておき、本題の比較です。 ↓まずは襟のかたち。上からフリーホイーラーズ、コリンボ、マッコイの順です。 N-1といえばショールカラーですが、うちの連中は、いずれもちゃんとした襟の形をしています。特にフリホの襟はデカい。 一番ショールカラーに近いのは、バズリクソンズだった気がします。今はもう持ってないけど。 それから、コリンボはアルパカウールパイルの色合いが薄めです。 ↓次に、生地。右からフリホ、コリンボ、マッコイです。 いずれもコットング

シンチバックの針 (Free Wheelers 1st JKT)

こんにちは。 前にも書いたのですが、アメリカ北部は日本よりもデニムジャケット(DJ)を着ることができる期間が長い気がします。 日本から、 UES 、 FreeWheelers 、 DeluxeWare 、 FullCount 、 TCB など濃色の1stDJを何着も持ち込みました。ここぞとばかりに着込んでいます。日本では本社勤務だったのでDJで出社するのははばかられたのですが、今は少人数の出先事務所なので、ほぼ私服で勤務できます。私服勤務、いいですね!仕事にも身が入るというものです。 で、FreeWheelersを着ていたときにふと背中に手が回ったときにチクリと痛みが走りました。 ?? 調べてみると、シンチバックの針が生地を貫通して、針が出ています。 考えてみれば、私が今まで着てきた1stDJの多くは、針タイプではなかった気がします。このフリホと、 WarehouseのDD2001XX(1946) ぐらいかな?針タイプをモチーフにしていても、先が丸まっていたりしていました。ここまで鋭い、まんまの「針」は初めてかもしれません。これ、結構、危ないです。 ソファや車のシートの背もたれを傷つけてしまう恐れがありそう。昔の人は切ったりしていたようで、私もJoe McCoyの902はバックルをカットしました。これもそうしようかな…。あるいは針の先を削って丸めるか…。 みんなどうしているのかと気になって調べてみましたが、あまりヒットしませんでした。まあ、こういうモデルを買う人は、もともと一定のリスクを前提にしているのかもしれません。 ただ、 「ちょうど子供の目線ぐらい」 といった書き込みをしている方を見ました。確かに! 混雑している電車では、危ないですね。人の手を刺してしまう可能性もあります。 忠実な再現もいいですが、ちょっと危険なので、もしまた1stDJを買うことがあれば、針タイプは避けたいと思います。

The REAL McCOY'SのN-1を洗濯

…というわけで、表題の通りマッコイのN-1を洗濯してみました。はい、もちろんメーカーは推奨していませんので、私自身の責任においてやっております。 というのも、冬は朝晩の犬の散歩でほぼ毎日着ていて、ちょっと汚れが目につくようになってきたのです。洗濯機のドライモードで、洗剤はおしゃれ着洗いのエマール。 結論から言うと、洗濯前後での変化はほぼありませんでした。 ↑ハンガーで吊ったときのこのカタチがたまりません。 アウターシェルはコットンなのでちょっと縮むかなーと思っていたのですが、実際のところ、ほとんど変化はありませんでした。洗剤のいいニオイを纏っています。 あと、アルパカは特に水分が苦手ということで心配していたのですが、今のところ問題はなさそう。保温性うんぬんは、まだよく分かりませんが、まあ大丈夫でしょう。逆に洗濯したことで毛並みが変わって、中に着たスウェットなどがねじれないようになってくれれば…と願っています。 ↓こんな感じで着こなしたい…!でも、顔が違いすぎて絶対にこうならない…!!