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スウェットあれこれ②

今まで何度か、グレーのスウェットを紹介してきました。ちょっとブログをたどってみたら、最後に紹介したのは5年前のループウィラーのMHL別注モデルでした。

その後もグレスエ熱は収まることはなく、今もアメリカに10枚以上を持ってきています。デニムに合うし、防寒着として優秀だし、もちろん部屋着にもなっちゃう。パジャマ感が出ないようにシルエットやディティールに気を使えば、私にとっては完璧なトップスなんですよねー。

というわけで、一挙大公開の年末特集。初公開のもあります(大げさ)。あ、ちなみに、洗濯機に入っていたバーンズを失念していました。それはまた後日。


↓せっかくなので新メンバーから紹介しましょう。Kepani(ケパニ)というブランド。


ハワイのローカル語で「日本」を意味するそうです。リバースウィーヴの仕様になっていて、サイドがリブになっています。リブは若干締め付けるタイプで私の好みではないのですが、胴体の色が違うのでパジャマ感は薄れます。

生地はふわふわで着やすいですが、洗濯すると裏地の毛玉がすごい…。


↓次は、コリンボ。


生地は薄くて固め。だから着るときは大変ですが、しばらくするとなじんできます。細身なうえ、リブは締め付けるタイプではないので、パジャマ感は薄いです。

↓フリーホイーラーズ。


生地は肉厚。ボツボツと入る黒い糸が特徴。これも色落ちしていくそうで、楽しみです。着丈はやや長め。首周りのラウンドが独特というか、彫りが浅いです。


↓ウエアハウス。


401というセットインスリーブの型です。裏地を見るとベージュです。めちゃめちゃ縮むので、ほかよりワンサイズ大きいです。

↓ここからリアル・マッコイズシリーズ。これは釣り編み(ループウィール)モデルです。


今はどうか分かりませんが、数年前はマッコイの定番無地スウェットは3型あって、最もゆったりしています。試着してから購入したはずなのですが、私には着こなすのが難しい…。

↓これは前も紹介したことがあるかもしれません、ボールパーク。現行品もありますが、これは旧マッコイ時代に買った年代物です。


生地は最も重く、固い。そして丈夫。もう20年ぐらい経っていると思いますが、いまだにガッチガチです。定番3型の中では中庸なシルエットです。リブは締め付けません。

↓そして、マッコイのライトオンス。


店員さんに、定番3型の中では最も細身と言われました。そして、私の体型には最も合う気がします。形だけで言ったら、手持ちのスウェットの中で一番好きかも知れません。

↓こちらもマッコイですが、定番というより直営店限定でした。


以前も紹介したのですが、本来は胸に「USN」というステンシルが入ります。が、こちらは無地です。生地は肉厚ふわふわです。

↓ここからブランドが変わりまして、ウエスです。


リバースウィーヴで、ウエスらしくシルエットはすごく細いので、パジャマ感なし。


↓ループウィラーのビームスプラス別注モデル。


ループウィラーの中ではミディアムウェイトの生地を使っています。

↓そして、こちらも再登場のループウィラーMHL別注。


タイト&ショートで、形が気に入って同じのをもう1枚追加しました。

↓これも前に出たことがあるトイズマッコイ。


前にも書いたのですが、購入直後に袖口が破れ、お直し専門店で直してもらいました。その後、やはり傷口が広がりましたが、捨てられずに残っています。出番はありませんが…。

…と、グレスエばっかり並べてみましたが、実はネイビーも数は少ないですが持っています。

 

↑左からマッコイのライトオンス、ループウィラーのビームスプラス別注、そしてループウィラーのMHL別注。グレスエの中でもシルエットが気に入ったものですね。

ネイビーのスウェットと言うと、ビンテージ愛好家の間では「ナス紺」というナスのように紫がかった色合いが好まれる傾向があります。が、私は濃紺が好きなので、いわゆるレプリカブランドのはあまり持っていないのです。

さて、長いことお付き合いありがとうございました。

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