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デラックスウエア 1stタイプ デニムジャケット DX401XX

いよいよ季節は秋になります。 関東地方では雨続きで、一足先に秋の季節になって参りました。 そんな季節に大活躍するのがデニムジャケット。 逆に言うと、このぐらいの気候じゃないとアウターとしての出番がないデニムジャケット。 私はポケットが一つしかないファーストタイプのアンシンメトリーな形に惚れ込んでおり、中でもシルエットが洗練されているデラックスウエアのDX401XXを昨年から愛用しています。 さて、デラックスウエアのファーストタイプのジージャンは、一般的なファーストとはかなり仕様が異なります。サードのような立体裁断を用いてシルエットが洗練されているほか、カフスの位置がセカンドやサードと同じになっています。 一般的なファーストのカフスの位置は、気をつけをしたときに手のひら側に来ます。しかし、DX401は手の甲側に来るのです。 文章にすると難しいのですが、私としてはかなり以前から求めていた形。一般的なファーストの袖だと、カフスを開けたままだと、袖の途中から手首が出ちゃうんですね。それが嫌で、カフスは手の甲にあってほしかった。昔、ウエアハウスに「ファーストの胴体に、セカンドの袖をつけられないか」と相談して断られたこともありました。。。 そんなこんなで、デラックスウエアのファーストを知って、すぐさま上野のアメリカ屋まで買いに走りました。 パッチは鹿革。中央にユニオンスペシャルを配したおしゃれなデザインです。 赤タブも。 DX401は「もしWWIIがなかったら」という想定でつくられたそうです。生粋のワークウエアであるファーストがファッションアイテムになったら、という仮定なのでしょう。だから、カフスを外したままラフに着こなせるよう、袖を改良したのかもしれません。 とにかく、ファーストの胴体にセカンドの袖。このモデルをつくってくれたデラックスウエアに感謝です。 にほんブログ村

FOB F151

FOBファクトリーというデニムメーカーをご存じでしょうか。 デニムの聖地、岡山県倉敷市に本拠を置く会社です。 かつてはNYLONのデニムを受注していて、今もPORKY'Sなどのデニムを請け負っています。色落ちに定評のある、知る人ぞ知るメーカーです。 で、紹介するのはFOBオリジナルのモデルF151です。 一応XXをモチーフにしているらしいのですが、股上は浅く、シルエットはとてもすっきりしていて現代風です。デニムは確か14.5オンスです。 裏返してたたんでいたので変なしわがついていますが、ご容赦下さい。 2005年に購入したので9歳。主に2010年ごろまで主力で活躍しました。最近は出番が減りました。 ↑右足(左側)についている縦のしわは畳みじわです。 赤タブ。今は緑タブになっているようです。バックポケットのステッチはほつれましたが、アーキュエイト風でした。 パッチは鹿革。アパッチがデニムを引っ張っています。これも今はデザインが変わっていますね。リーバイスのレプリカ狩りの影響でしょうか。 ももの色落ち。太めで荒々しいタテ落ちです。 ミミのアタリもぽこぽこしていて私好み。 繰り返しになりますが、FOBのジーンズはとてもデキがよく、シルエットは現代風。手持ちのジーンズの中でも、お気に入りランキング1、2位を争うモデルです。 しかし、赤タブの色抜けが好きな私としては、赤タブがなくなってしまったのはとても残念。ディティールが変わらないままだったら、もう一本買ったのに。。。 にほんブログ村

磨く~ J.M.Weston GOLF

いい靴は、手入れをすれば何十年も持つという。 実際に何十年も履いたことがないので分からないが、このゴルフで実証しようと思っています :-) というわけで、きょうは靴を磨きます。 とりあえずウエストン純正のクリーム。もともとのライトブラウンを、ちょっと赤みがかった赤茶色にしていこうと思い、赤系のクリームと混ぜて使っています。 いつもの手順は、ステイン・リムーバーで汚れや古いクリームを取り除き、クリームをブラシで少しずつ載せてのばし、乾いたらぼろ布で磨いています。 上の写真の右足(左側)が磨いた後、左足(右側)が磨く前。艶の違いが出ています。 両足とも完成。ウエストンのクリームは、一般的なクリームより粘度が高く、きちんと磨かないとベトベトになります。 そして、履いてみました。 Tシャツ…スカルジーンズ ジーンズ…FULLCOUNT B2014 ゴルフには細めのパンツの方が合う気がします。 靴を磨く頻度はさまざまだと思います。 靴が好きな知人は3回履いたら磨くと言うし、「デキる男は2週間に一回は靴を磨く」と書いてある本もありました。 私は面倒臭がりなので、まあ、気がついたときに暇を見つけて、という感じです。 にほんブログ村

WARE HOUSE [1000XX]1000

ウエアハウスの1000XX1000です。14歳ぐらいになりますかね。 強撚糸という糸を使ったデニム生地です。 強撚糸(きょうねんし)というのは、強く撚(よ)りをかけた 糸で、縮緬などのシボを出すのに使われる相です。インディゴで染めた時に、糸の中まで染みづらい。だから穿きこんだ時に白地が出やすく、コントラストが生まれやすいといいます。 あと、強撚糸デニムはいつまでも生地にパリッとしたコシがあります。14年たっても、少し糊が残っているような感じです。 当時こだわっていた、「バックポケットにステッチがない」モデル。 デニム生地がねじれるのに合わせて、バックポケットの形は左右非対称です。言われないと気づかないポイント。 私は汗かきなのですぐに洗ってしまい、あまりヒゲが定着しないのですが、このモデルはきっちりヒゲがつきました。さすが強撚糸デニム。 ミミのアタリ。私が好きなポイント。ウエアハウスのミミは強いうねりが出ます。幅も太い部分があったり狭い部分があったり、不均衡。こういうデニム生地を作るのは苦労しそうです。 皮パッチ。鹿革でしょうか。1000の上に1000XXと小さく型押しされています。品番が1000XXから1000に変わる過渡期のモデルということでしょう。501XXからXXのない501に変わる時、同じように501の上に小さく501XXとプリントされていました。 太く短い縦落ちが何本も走る生地。今はなき赤タブもついています。 シルエットはくせのないパイプドステムのストレート。何の変哲もないもでるだけに、生地の良さが際立ちます。 にほんブログ村

White’s Semi Dress Brown(ホワイツ セミドレス ブラウン)

ホワイツのセミドレス。 工場で働く事務作業員向けのモデルとされ、 ちょっとドレス寄りのワークブーツ。 ワークブーツ界のロールスロイスと言われます。 3年前に、円高に乗じて海外に直接オーダーし、 3カ月ぐらいで届きました。 皮はブラウンのホーウィン・クロムエクセル。 レザーのダブルソールでシューキャップつき。 つま先には「セラスティック・トゥ」と言われるプラスチック製のカップが入っています。 オーダーではつま先をスマートにするため「without celastic toe」と書いたのですが、 ガッツリ入ってます。 履きやすくするためのプルアップがついています。 別にオーダーしていなかったのですが。 ところどころにオーダーと異なる仕様をしてくるのがアメリカらしいといえばらしい。 2カ月ぐらい前に、オールソール交換した際につま先のソールが減らないように金属で補強。 歩いているとたまにカチカチと音がします。 …が、ソールとアッパーを縫い付ける糸が、ところどころ空かされている… じっくり見ないと分からないので、今まで見過ごしていました。 ソール交換してくれた店にクレームをつけるべきかどうか、悩むところ。 歩行に支障はないし、アメリカらしくこのまま行くか… ブーツだけ見ていると結構ぽってりして見えるのですが、 履いてみると意外とすっきり。

Skull JeansのTシャツ

日本列島は梅雨が明け、本格的な夏に入りました。 Tシャツが板につく季節。お気に入りの一枚はこちら。 Skull Jeans by an Alchemist のTシャツ。  よれよれの画像で申し訳ないのですが、こちらお気に入りの一枚。もう10年ぐらい前のTシャツです。当初はもっとはっきりしたイエローだったのですが、かなり色あせました。 プリントもところどころはげてきて、かなりいい感じ。 プリントのアップ。ところどころはげてきているのが分かりますでしょうか。 「DEATH BEFORE DISHONOR」。辱めを受けるくらいなら死んでやるぜ、ってなところでしょうか。 タトゥーアーティストのエド・ハーディーの影響を強く受けているとみられます。 スカルジーンズからは毎年、いろいろな種類のプリントTシャツが出ていましたが、 この頃のシリーズが一番好き。タトゥーは嫌いですが。 このように、何色も…。 ちなみに下の二枚は、プリントがイエローと同じ。 それぞれ、色つきのTシャツは色あせてきます。 以下、スカルジーンズの公式ホームページより転載。 alchemistのT-shirtsの染めは今ではあまり行われない直接染料で染めています。 直接染料を使用した染めは時とともに色落ちしては着込んだジーンズのようにあたりやフェード感が良い味となります。 七分袖もあります。 一般的なTシャツは、何年も着ているとボロボロにほつれます。それはそれでアジですが、スカルジーンズのTシャツは首回りはガッチリしているし、シルエットもタイト・ショートで伸びない。 再びスカルジーンズより。 alchemisitのT-shirtsはブラジル・パラナのバージン・コットンを使用 して旧式な吊り織機で度づめ編みをしているため、このため一日に10m程度しか編むことができません。 ヘビーウェイトに仕上がったボディーは縦の編み目がたって裏側に凹凸があり、とても清涼感のあるT-Shirtsに仕上がっています。屈強に縫製した仕上がりのボディーは何年も着込んで頂けるはずです。 残念ながら、原宿や中目黒にあった直営店は次々と店じまいしてしまいました。 今後も、何とか物作りを続けてほしいところです。

靴。 J.M.Weston GOLF

ずん。 靴。 東急ハンズのシューケア用品のポスターです。 ずずん。 このポスター、いいですね。 おそらくパラブーツのシャンボードじゃないかと思うのですが。 そして… ずずずん。 こちらはJ.M.Westonのゴルフ。 シャンボードもゴフルも、ともにフランス製でUチップの姿形はとてもよく似ています。 ただ、実質はまったく別の靴。 シャンボードは雪道歩行用から発展した「ノルベジアン製法」。 登山靴などに使われる製法で、 ソールがガッチリ頑健に縫い付けられています。 頑丈な反面ボリュームがあり、 ぽってりとカジュアル寄りです。 対するゴルフは標準的な「グッドイヤー・ウェルト製法」。 シャンボードよりややスマートで、 ジャケパン姿なら仕事にも使えます。 もちろんジーンズにもぴったり。 私は友人の勧めもあってゴルフを購入。 噂には聞いていましたが、 ジャストサイズより半サイズぐらい小さめを勧められました。 最初はきつくて、一日中履いていると夜は足の甲や小指の付け根が痛くてたまらなくなっていましたが、5カ月ぐらいで馴染んできました。 ライトブラウンですが、 クリームに赤を混ぜて、 赤茶になるよう染めている最中です :-) なれてくると、かかとに吸い付いてくるような極上のフィット感が楽しめます。