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FULL COUNT + BEARS' (フルカウント ベアーズ別注) 2014 その2

2017年も残すところあと4日となりました。 年末恒例の(?)アメ横スナップです。 この年末の慌ただしい感じが大好きです。 さて、ジーンズブログらしく、フルカウント2014を1年半ぶりに更新します。 初回の記事 でも紹介しましたが、下北沢のデニムショップ「ベアーズ」が2014年にフルカウントに別注したモデルです。 1108のテーパードを強めたシルエットです。 1108XX と同時期に履き始め、2年以上の付き合いになると思います。 生地は、デニムファンにはおなじみ藍布屋(桃太郎ジーンズの製造元)のジンバブエコットン13.7オンスで、15.5オンスのXX生地より薄く、色落ちも早いです。 ↑ヒゲ周辺。雰囲気があります。 ↑やっぱり、右の膝頭だけ白く色が抜けています。右膝ばっかりついているのでしょうね~ ↑後ろ姿。 ↑ハチノス。 ↑おしり周り。 ↑携帯電話の痕がくっきり。破れ始めているので、補修が必要になりそうです。赤タブは丸まっています。 今は寒いので専ら1108XXばかり穿いていますが、春先になったらまた出番が増えそうです。

FULL COUNT フルカウント 1108XX その2

フルカウント1108XXの近況を紹介します。 初回の記事 から1年半が経ちました。 めちゃくちゃ色落ちしたわけではありませんが、徐々に育っています。 ↑全体像。なぜか右の膝頭が白くなっています。あまり記憶にないのですが、無意識に右膝を付くことが多いのでしょうか… ↑ヒゲの周辺。 ↑後ろ姿。 ↑ハチノス。 ↑おしり周り。スマホの痕がくっきり。 ↑バックポケット周辺のアップです。ステッチが切れてきています。レーヨンの赤タブは丸まってはいませんが、ヨレヨレです。 ↑裾のチェーンステッチ。ところどころ、切れてきています。 染めが濃いのと、厚い生地のため夏に穿いていないことから、なかなか色落ちが進みません^^; ところで、ジーンズがもともと労働者の衣料だったことは、デニムファンなら常識でしょう。しかし、なぜ富裕層にも浸透してきたのか。アイヴィーリーガーがファッションに取り入れたとか、現象面ではいろいろと言われているところですが、人類史の側面からも説明されています。 今日の人々は平等というものを信じているから、裕福な家の子供がジーンズをはくのが流行になっている。ジーンズはもともと、労働者階級の衣料だった。中世の人々は階級区分というものを信じていたから、貴族の若者は農民の仕事着など絶対に着なかった。 ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』 ハラリ氏は、私たちホモ・サピエンスは、みんな虚構を作って集団生活していると説きます。それがほかの生物や、ネアンデルタール人ら私たち以前の人類と異なる点だと。 なるほど宗教や法律、経済など、私たちは実体のない話やシステムを生みだし、みんながそれを信じたり共有することで何となく秩序だった生活を送っています。 そして、ファッションも。動きやすいかどうかや暖かいかどうかという機能的な違いや、そして汚れているかいないかという違いは実体としてあります。しかし、いわゆるTPOつまり礼儀の正しさや無礼さ、階級によって着る服装などは、人間が生み出したルール。つまり大多数の人が共有している虚構です。 人々が自由だ平等だという考え方が出回り始めたのは、米国では英国から独立した1776年以降。でも依然として奴隷制は残っており、奴隷を認め続けるかどう

アディダス サンバ スーパー (adidas samba super)

アディダスのスニーカー2連発です。 みなさんサンバはご存じでしょうか。 ↓コレ。 1950年に発売されたサッカープレイヤー向けのインドアトレーニングシューズです。アディダスの中では、スタンスミスの次に売れているモデルです。 で、私が持っているのはサンバ「スーパー」です↓。 ネイビーのスエードです。デザインはオリジナルのサンバとはだいぶ異なり、ちょっとボリューミー。シルエットも、すこしぽってりしてスケーターなんかに合いそうです。 発売されたのは確か1980年代後半だったと思います。ヨーロッパでは細々と売られていて、これもポーランドで買いました。日本でも数年おきにレザーのモデルが発売されています。 スリーラインのわきに「サンバ」の刻印。 海外のサイトを見ていたら、映画「トレインスポッティング」の劇中で、ユアン・マクレガーがバーガンディーのサンバスーパーを着用していたそうです。 そういえば、こないだ公開された続編「トレインスポッティング2」でも、ユアン・マクレガーは個性的な配色のサンバスーパーでした↓。 アディダスオリジナルのロゴがかっこいい。ソールのクッションもオリジナルのサンバより柔らかく、とても歩きやすくなっています。 サンバを踊りたくなる?軽いシューズです。

adidas GAZELLE アディダス ガッツレー

さて、今回はアディダスのガッツレーについて書いてみます。 アディダスは、言わずと知れたドイツのスポーツ用品メーカー。クラシックラインはシンプルなスニーカーが多く、昔から大好きです。このブログで紹介するのは初めてなのですが。。。 ↑これは最近、購入したネイビーのスエード(というかヌバックぽい)。もう一足、黒のスエードを持っています。 ↓三本ラインのところに、ガッツレー(GAZELLE)のモデル名が。 「ガッツレー」はドイツ語読みで、英語では「ガゼル」です。ピョンピョン身軽に動けるイメージでしょうか。1968年に発売された万能のトレーニングシューズです。 私がガッツレーを知ったのは、学生時代。英国のバンド・ジャミロクワイのPVを見てからでした。 ↑ジャミロクワイのボーカル、ジェイソン・ケイ。ガッツレーの愛用者として知られています。青いモデルを履いています。 ↓1996年の「Virtual Insanity」のPVでは、赤いガッツレー…かな? 当時はブラーやオアシスをはじめ、ブリットロック全盛の時代。何となく、彼らはアディダスのスニーカーを履いていたような気がします。だれだったか忘れましたが、サンバを愛用していたバンドのボーカルもいました。 1990年代半ばといえばレプリカデニムもブリットロックも全盛期。私のファッションのルーツはここにあります。 ↓履いたイメージ。 ほっそりしたシルエット。短パンや細めのデニムにばっちり合います。 ガゼルのように、軽やかに出かけます。

寛容は不寛容に対して不寛容になるべきか

ユマニスト(英語で言うならヒューマニスト)の渡辺一夫氏の随想の題名です。 寛容でありたいと願う人たちは、不寛容な人たちに対して、不寛容になってよいのだろうか、という意味です。 ■不寛容な権力者 いま、世の中は不寛容な方向に走り出していると感じます。 安倍晋三首相、トランプ大統領、金正恩総書記…。いずれも自らを批判する人たちに対して不寛容です。 都知事選で「内閣総理大臣」として紹介された安倍晋三氏は、「辞めろ」などのコールに「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と叫びました。 重要なのは安倍晋三氏もトランプ氏も金正恩氏も、最高の権力者であるということです。北朝鮮はともかく、日米など近代国家では国民の批判に対して不寛容になって良い存在ではありません。憲法により、主権が国民にあると規定されているからです。 まだ米国では、与党議員やメディアから批判が噴出していますが、北朝鮮は批判を許さない体制を完備しています。そして、日本もその道を歩みつつあるように見えます。政権を批判した釜山総領事や沖縄総合事務局の職員は処分されました。国会で政権を守るために無茶苦茶な答弁を続けた財務省幹部は出世したのに。 批判者を排除しようという動きは、安倍氏を応援する民衆にも広がっています。安倍氏への批判に対して「反日」「売国奴」「中国人」「朝鮮人」というレッテルを貼ります。もちろん国籍なんて調べているわけがなく、単なる中傷です。今上天皇に対してすら「反日」と言います。 民主党政権はもちろん、それ以前の自民党政権でも、必ず批判者はいました。当たり前です。しかし、それが「反日」「売国奴」などと言われたことはありません。安倍政権でのみ、批判者は「反日」と位置づけられる。つまり安倍氏を擁護する人たちの思考回路は、「安倍晋三=日本」。そして「批判する者は日本人ではない」となります。大変な排他主義です。 ■弱い寛容 では、不寛容な安倍一派に対して、寛容を掲げる人たちはどうするべきなのでしょう。「寛容じゃなきゃだめじゃないか」と転向を迫ればいいのでしょうか。それでダメなら「おまえらこそ国賊だ」と排他すればいいのでしょうか。 しかし、「自分たちの考え方に染まれ、それ以外は認めない」という考え方に至った時点で、安倍一派と同じ排他主義になってしまいます。「おまえらも

The Real McCoy's (リアル・マッコイズ) N-1 NAVY その2

寒い日には、N-1を更新したくなります。 N-1のネイビーです。 以前の紹介 から変化がない… …のではなく、新たに購入してしまったのです。 ↑というのも、背中にステンシルのないプレーンモデルに惹かれまして。 一層おっちゃんのジャンパーっぽいという意見もありますが、そこがイイんです! 年をとってくると、派手な服装は似合わないので(個人の感想です)。 前にも紹介しましたかね?↓こんな着こなしが理想です。 ↓真似してやってみるんですが、顔が違いすぎて、とてもこんな風にはならない。 ↓もともとが軍用品のため、被り物があったほうが相性がいい気がします。 ↑左はポール・ニューマンです。こんなイケメンだと、被り物なしでもサマになります。 ↓マシュー・マコノヒーは、潜水艦映画「U-571」で着ています。ちなみに左はボンジョヴィ。

John Lobb CityII ジョン・ロブ シティ2

最近は靴にはまってきました。 近く結婚式に出席しなければならなくなり、 これを機に冠婚葬祭で使える内羽根のストレートチップでも新調するか、と。 今まででしたら、紳士靴は、せいぜいリーガルで済ませていたところ。 でも、 グリーンのドーバー が思った以上に履き心地が良く、ちょっと背伸びしてみようかと。 同じグリーンのチェルシーも検討したのですが、 名作との呼び声も高いジョン・ロブのシティ2を購入することにしました。 一生に一回ぐらい、ロブを履いてみたいという気持ちもありました。 ↓箱は、かつては黄色だったと思うのですが、今はエンジ。 ↓シンプルなたたずまい。グリーンのチェルシーより細身です。 ↓ソールも凝ったつくり。 ↓やっぱり、ジーンズには厳しいかな… でも、もうちょっとこなれてきたら、細身のデニムにはアリかなと思います。 手入れをしながら、丁寧に履いていきたいと思います。