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FREEWHEELERS N-1 デッキジャケット

いろいろと手持ちの洋服を処分して、 フリーホイーラーズのN-1デッキジャケットを入手しました。 マッコイのスペシャルモデル(10万円!)に次ぐ高価なN-1です。 心して着なくてはなりません。。。 新品の生地は、とにかくごわごわで硬い! ボタンを閉めるのもひと苦労です。 アウターシェルとインナーシェルの間にネル生地が挟まっていて分厚いのと、防水のためのパラフィン蝋が塗ってあるためだと思います。 インナーシェルはウール80%、アルパカ20%の混紡。こちらも、とても分厚い。 ↑リアル・マッコイズ(右)と並べてみました。 フリホのN-1は立体裁断のようになっていて、前身頃が丸くなっています。一般的なN-1は着用時に前身頃が少し上がってしまう形になることが多いのですが、それを修正して、着用時にきれいになるようにデザインされています。 ↑こうしてみると、もっと分かりやすい。下敷きになっているのがフリホ。前身頃が丸くなっていますよね。生地の色は、フリホのほうが濃いです。 フリホのコットングログランは畝が太く、ゴツイ感じです。 ↑襟の違い。フリホのほうが大ぶりです。ショールカラーではなく、普通の襟の形ですね。襟まで絞めると苦しいですが、とても暖かいです。 ↑上からフリホ、マッコイ、バズ。徐々にショールカラーになっていってます。 ↑ファスナーはタロン。取り付け位置が違います。下敷きになっているフリホは裾まで。マッコイの取り付け位置は数センチ上です。 …とまあ、なんだかんだでフリホのN-1は手持ちの上着の中で最もヘビーなアウターとなりました。直営店の人ですら「オーバースペック」と自虐するモデルです。でも、自分が寒がりなのか、朝晩はスウェットにフリホのN-1でちょうどいいと思います。 今はインナーシェルの毛が立っているので、中にスウェットなんかを着るとパンパン。でも、そのうち毛が寝てくるので、着やすくなると思います。 ただ、中に着たインナーが、インナーシェルの毛並みの関係でねじれてしまいます。これはマッコイと一緒。バズはそんなことないんですけど、インナーシェルのつくりの差なんでしょうか…。

フルカウント1101

明けましておめでとうございます。 新年はやっぱり、デニムネタで始めたいと思います。 もともとフルカウント1101には興味があったのですが、ほかのモデルをはくので購入は見合わせてきました。 しかし、今年1月から、フルカウントがすべてのジーンズをリニューアルすると知りました。生地は変わらないけど、品番からシルエットまですべて見直し、バックポケットステッチ、赤タブがなくなるそう。 赤タブの経年変化は好きなので、なくなってはたまらないなと、この機会に1101を押さえました。 1101という品番は、11というジーンズラインの品番のうち、最初につくられたので01が続くそう。なので、私も持っている1108というのは11ラインの中で8番目、1109は9番目、1110は10番目のモデルということになります。 お店の人も1102とか1103は見たことがないと言っていましたが、長い歴史の中でなくなってしまった品番なのかも知れません。 0105も古くからあるモデルですが、ビンテージを模した特別なモデルということで01から始まる品番にしたんだそうです。0105は、ビンテージを模した品番の中でも5番目だったということなのでしょうか…。 最近はワンサイズ上げてはくことが多いのですが、こちらはジャストサイズなので、ヒゲも細かく。 後ろ姿。 1101は、太めの0105と細めの1108の中間に位置する「ミドルストレート」とされています。 後ろ姿。 バックポケットのステッチにはこだわりがないので(むしろ昔はステッチなしにこだわっていたので)、なくなっても構わないのですが、赤タブがなくなってしまうのは…。 皮パッチも変わってしまうのでしょうか? 今回のリニューアルでは、リーバイスにまたイチャモンを付けられたのか?と勘ぐってしまったのですが、違うそう。お店の人によると、ステッチなどがなくてもフルカウントのジーンズだと分かってもらえるようにしたいと考えたんだとか。 にしても、最近は赤タブなしのジーンズが大多数になりました。あのレーヨンの色が抜けてくたびれた感じが好きなので、寂しい限りです。 次はデラックスウエアのジーンズでも穿いてみたいと思います。まだまだ先になると思いますが…。

The Real McCoy's CCC Jacket (リアル・マッコイズのCCCジャケット)

年末恒例の、アメ横に行ってきました。 ヒノヤやフリーポートなんかをのぞいてきました。アメリカ屋は、ナイジェル・ケーボンを扱い始めたみたいですね。アメリカ屋なのに、英国ブランド…てな突っ込みは野暮ってもんです。アメリカも、元をたどればイギリスですからね。 んで、なんで年末になるとアメ横に行きたくなるのかなーと自分なりに考えてみたんですが、人々がせわしなく行き交う商店街に響く「安いよ、安いよ~」の喧騒に、何とはなしに年末っぽさを感じるんです。 そしてもう一つ、こういうところに集まってくるおっちゃんたちのワケワカンナイ服装が大好きです。「それ、どこで買ったの?」と聞きたくなるジャンパーとか、羽根が飛び出してるダウンとか。アメ横以外にも、競輪場や競艇場で見ることができます。競馬場は、最近はおしゃれな人が増えちゃいましたからね。 自分ではできない、選ばない服装。ある意味、憧れに近いものがあります。ラッパーみたいなやつとか、DCブランドなんかには憧れを感じないので、単に、自分がおっさんになったので親近感があるのかもしれません。 というわけで、自分なりに買ってみました、ワケワカンナイ風のジャケット。「風」というのがミソです。 リアル・マッコイズのCCCジャケットです。 A-1ジャケットっぽいですが、ウールでできてます。 これがなんでワケワカンナイ「風」なのかというと、蘊蓄があるんです。れっきとしたビンテージレプリカなんです。 CCCというのはCivilian Conservation CORPSという実在した団体です。市民保護団体という感じでしょうか。世界大恐慌後の1933~1942年のアメリカ政府の失業対策として労働訓練をした若者たちの団体です。ルーズベルト大統領時代のニューディール政策の柱の一つでした。 CCCジャケットというのは、この団体のユニフォーム的な感じでした。 古着でもたまに出回るようです。 http://www.geocities.jp/searchlight_web/160105A1CCCjkt.html 渋谷のマッコイ直営店で、実物も見せてくれますよ。 ↑裾のリブの編み方が独特。 ↑袖は二段仕立てで細くなっていきます。 ↑普段のサイズは38とか40

FreeWheelers(Vanishing West)フリーホイーラーズ ヴァニシング・ウエスト 601XXー1951

フィルスマートの代わりに、太めの一本として新たにはき始めました。 バニシングウエストの601XXには、1943年WWIIモデルや1947年モデルなどがあります。 ややこしいですが、リーバイスの501XXと同じように、同一品番ながら時代によってシルエットが変わっていったジーンズを再現したのでしょう。 ちなみにこちら1951年モデルは、601XXの中では今のところ最も細めとされます。それでも、1951年のリーバイス501XXと同じように、現代のジーンズに比べれば太いです。 生地は14オンス。ワンウォッシュしかありません。 1回足を通した状態です。 リベットはスコービル製。  鉄のボタンには錆を防ぐための白い薬剤のようなものが塗られています。 写真には写っていませんが、銅の支柱は、根元から徐々に太くなっています。留めやすく外れにくい優れものです。 後ろ姿。バックポケットにステッチはありません。 レーヨンタブ。両面に「V.WEST」の刺繍があります。 パッチは牛革だったと思います。白っぽいヌメ革で、経年変化が楽しみです。品番のうち「XX」の印字が、矢になっています。芸が細かい!

Phil Smart(フィルスマート) EX01S その4

前回 から約4カ月たったフィルスマートです。 前回の写真は日中に撮ったので明るく、薄く写っていますが、順調に育っています。 そろそろ、このモデルも巡航速度に入って、ここぞの出番になりそう。 細めのフルカウント、太めのフィルスマートという棲み分けをしてきたので、太めについても次の一本に移ろうと思います。

FULL COUNT + BEARS' (フルカウント ベアーズ別注) 2014 その3

前回の更新 から10カ月ほど経った現状です。 全体的に青みがかってきました。 ↑ほぼジャストサイズなので、ヒゲは細かくびっしりと。 ↑裾とミミ。お気に入りのポイントです。 ↑後ろ姿。 ↑細いモデルなので、ハチノスも細かいです。 ↑おしり周り。 ↑電話の痕がくっきり。ポケットに穴も空いてしまい、リペアを検討中です。 ↑皮パッチ。龍と熊です。 はき始めてから3年近く経ち、生地がかなり柔らかくなってきました。ジャストサイズですが履き心地が良く、気に入っています。 ただ、バックポケットの穴などダメージもちょっと気になるので、リペアに出してからは登板頻度を下げようと思います。 まだ濃紺の 1108XX と、もう一本、新たに投入しようと思っています。 次回は、その新しい一本を紹介しようと思っています。お楽しみに。

カメラバッグ沼

人生には、いろいろな沼が待ち構えています。 受験、女性、就職、デニム…いったんハマると、なかなか抜け出せない厄介な問題ばかりです。ジーンズなんて一時期は50本近く集めて、家族に「足は二本しかないのだぞ」と小一時間にわたる説教を受けたこともあります。 そして、カメラ好きを悩ませるのが、レンズとカメラバッグの沼。レンズは撮りたいものに応じてそろえなければならないので仕方ない側面もあります。増えてしまうのは必然だとも言えます。 しかし、カメラバッグはちょっと事情が違うように思います。 カメラバッグを決める要素は、主に①持ち歩きたい物が入るか②デザイン―の2点に集約されると思います。この②が厄介です。選択肢が非常に多いうえ、個人の「好み」という理屈では決められない部分が絡んでくるからです。 …そんな私は、やはりカメラバッグ沼にはまってしまいました。ただ、ちょっと変わっているのは「ONA」と「Peak Design」という2つのブランドに限定した沼です。 最初に買ったカメラバッグは ナショナルジオグラフィックのアフリカ・ショルダーバッグ でした。これ、マンフロット製だったんですね。その後、 国産ブランドのバッグ を経て、まずONAにたどり着きました。 その後、いつだったか秋葉原のビックカメラでPeak Designのメッセンジャーバッグを見つけ、そのまま徐々に増えていった感じです。 で、今よく使っているバッグはこちら↓ ONA2つとPeakDesign3つです。 ↓まずONAの「Brixton」です。2015年に購入しました。 「ONA」は2010年にできたニューヨークのメーカーです。 オイルドコットンとグレインレザーの組み合わせ。カメラバッグというとナイロンが多い中、このアンティークな雰囲気は異彩を放っています。 ONAのメッセンジャー・ショルダーバッグの中でポピュラーな「Prince Street」より大きく、「Union Street」よりは小さいというサイジング。 ↑13インチのノートPCと一眼レフ、小物などが入ります。 ↑見えないところにブランドネームを型押ししたレザーを張り付けてあります。見えないところにこだわるNYっ子の粋。