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タモリとカメラ SONY α7 IV

突然ですが、私はタモリさんのファンです。 座右の銘が「適当」で、「目標を持っちゃいけない」と公言してはばからないタモさん。あんな風に生きたいなと、そういう「目標」を持ってしまう矛盾に悩む日々です(笑)。 さて、服飾や料理、ジャズ、お酒など多趣味なことで知られるタモリさんですが、 写真もたしなみます。なんでも、ビートルズを撮影したことで知られる浅井慎平氏から教えてもらったとか。個展を開いたこともあるそうです。 渡米する前はよくブラタモリを見ていたので、オリンパスのOM-Dを構える場面は見たことがあります。その後、私は気付かなかったのですが、SONYのαシリーズの何かを使う姿が移ったようです。 だからというわけではないのですが、私もα7 IVを買い足しました。フィルム時代からずっとニコンを使ってきましたが、初めて他社に乗り換えです。 SONY α7 IV …と、ここで気付いたのですが、今まで使っていたD850を紹介していませんでしたね。2017年に発売されて、しばらくして Df から乗り換えました。 NIKON D850  D850はハイアマ向けのデジタル一眼としては最高にして最後のモデルとの呼び声が高い名機です。プラスして、私が写真を始めたのは、フィルムカメラとして最終形のF100で、D850とは操作系統が全く同じで使いやすい。レンズもひととおり揃っているし、このまま使い続けるつもりです。 D850の操作系統はF100とほぼ同じ …が、いかんせん重い…。ちょっと持って街歩きでもするか、という気には、なかなかなれません。ごついから、ちょいとスナップ、という感じにも見えないし。 なので、小さいミラーレスを買い足すことにしました。そのままニコンを踏襲しようかとも思ったのですが、クラシカルな見た目と、ミラーレス一眼を世に広めた功績に敬意を表してSONYにしました。 クラシカルな外観とダイヤル配置が好みです。 タモさんがSONYに乗り換えていたことを知ったのは、その後です。α1を褒める人も多いし、選択肢にも入っていたのですが、シャッター音が好きになれませんでした。 シャッター音て、私の中ではけっこう大切です。自分が「写真を撮っている」という気分になるし、人を撮っている時は、被写体も撮られているな、という気にさせるものだと思うからです。 たとえばグラビア撮影で、シャッター音が「ポ

音楽と服装

最近、学生や20代のころに聞いていたミュージシャンの動画を見たりしています。 自己紹介でも書いたのですが、山崎まさよし、斉藤和義、奥田民生なんかが好きです。自分がギターを弾くから、というのもあるんですが、やっぱりギタリストは好きですね。 そして、皆さんもそうだと思いますが、好きな著名人の服装から影響を受けているのではないでしょうか。はい 、 この3人の名前を挙げれば何となく察しはつくと思いますが、服装の方向性も同じですw 服装も含めた雰囲気全体が好きなんですよねー。昔、山崎まさよしの写真集まで買っちゃいましたからね。男なのに。 前にもちょっと書いたのですが、服装というのは、大半の人の人生において補助的な役割です。本来はその人の内面が重要であって、そこに花を添えるものですよね。 どんなに服飾が好きでも、そこにばかり気合を入れている人は、格好良くは見えないものです。音楽家や俳優など人前に出る人は分かりやすいですが、そもそも本業や、その人の生き様が重要。そこで格好良さを見せられる人こそ、服装が格好良く見えると思うのです。 だから、頑張って内面を磨こうと思う今日このごろです。

J.M.Weston 641 Golf 2代目 なぜ高価な靴(やデニム)を買うのか

ライトブラウンの初代ゴルフにクラックが入ってきてしまい、2代目を購入しました。といっても、2年前ですが…。 ↓右が初代、左が2代目です。 初代はロシアンカーフ、2代目はボックスカーフです。ロシアンカーフの調達が難しくなったからだそう。タンニングの手間がかかるのかもしれませんね。 個人的に感じる違いは、ロシアンカーフのほうがしっとりした感じ。 側聞するにロシアンカーフのほうが油分が多く厚いらしく、いわゆる経年変化を感じやすいらしい。でもボックスカーフのほうが丈夫だそうで、初代にクラックが入ってしまったことを考えると、ボックスカーフのほうが長持ちしてくれそう。 ↑初代に入ってしまったクラック。 ↑右が初代、左が2代目。写真でも少し分かるかもしれませんが、初代のほうが色味が濃いというか、やや赤みがかっています。むかし、 クリームに赤を混ぜていた からかもしれません。 あと、初代のほうが小さく見えますね…。目の錯覚のようにも感じますが、コバの張り出しが初代のほうが小さいからかもしれません。 ↑革の質感の違いが伝わるでしょうか。初代(右)のほうが、ツヤがありつつシットリしています。 ↑基本的な形は同じですが、ヒールは少し違いを感じます。初代(奥)のほうがヒールが浅いかもしれません。あと、やっぱり、コバの張り出しが2代目のほうがはっきりしている気がします。 初代は、クラックが入ったといっても穴が空いたわけではないので、カジュアルな場面ではまだまだ使えます。本当に丈夫な靴です。 ** さて、最近、何度か職場などで「そんなに高い靴を買う意味が分からない」とか、自分がデニムマニアだと知られたときに「お金がもったいない」とか言われます。 いい大人なので「いや~、ははは…」と苦笑いでごまかしていますが、結構しつこく言われるので、いつか自分の考え方を説明する機会があるかもしれないと思い、改めて整理しておこうと思います。 自己紹介 でも書いたように、基本的には、自分の趣向(形)があって、アジが出て、蘊蓄が楽しめて…という服装が好きなわけです。 ビンテージライクなデニムにすべてが詰まっていることは、このサイトを見ているような人には伝わると思います。では靴はどうか。 アメカジ好きだったら、まず思い浮かぶのはレッドウイングでしょうか。私は持っていませんが、なぜ好きな人が多いのかを考えたときに、デニ

WAREHOUSE DSB 1001XX (別注)その2

こんにちは。 のりを落としたので記録用です。 通常の1001XXと同じ1950年代のモデルをモチーフにしているということで、シルエットは似ている気がします。ただ、こっちのほうが前股上が少しだけ深いかな?という感じです。 サイズは通常モデルが32でこちらは31。どうもDSBは縮率が低い気がします。そのへんは、別の記事にまとめたいと思います。 ↓コインポケットにカミナリが出ていたので「おや?」と思ったのですが… ↑コインポケットは耳なしでした。これは嬉しい誤算! ↑DSBの革パッチは、のり落としの洗濯でかなり変化します。品番やサイズは読めなくなってしまいました。

WAREHOUSE DSB 1001XX (別注) その1

こんにちは。 DSBまとめ買いの2本目は、上野ヒノヤ別注の1001XXでした。革パッチには1001HXXとプリントされています。備忘録として末尾にお店の説明文を載せておきますが、特に追記することはなく、単なる記録です。 ヒノヤの説明 近年、私達ヒノヤは【WAREHOUSE】に別注品を オーダーさせて頂いておりますが、 2022年度もスペシャルなジーンズが到着致しました。 イメージは1950年代半ばのジーンズ。 ジーンズがワークウェアから文化へと花開く過渡期を 思い描きました。 ヒップを包み込むような深い股上。 適度な太さのある太もも周り。そして裾にかけて ゆるやかにテーパードがかかります。 生地はWAREHOUSEが長年培った経験と技術の結晶、 『デッドストックブルー』のピンクセルヴィッジデニム。 未使用のまま何十年も保管され、酸化した状態をイメージした 色合いは、当時の空気すら漂ってきそうな気がします。 ジーンズを構成するのは生地だけではありません。 ボタンやリペットなどのパーツ、縫製糸の太さ、 バックポケットやコインポケットの形状。 それら全て時代背景から照らし合わせて 妥協なく再現致しました。 ウエストバンドの裏側に当店とのダブルネームを象徴する 織りネームをひっそりと添えさせて頂きました。 糊を落とし、穿き込み、洗濯し、また穿き込む。 ひとつのジーンズを最初から育て上げる楽しさ。 是非思う存分ご堪能下さい。 メインファブリック:7.5番×7.5番 ピンクセルヴィッチデニム セルヴィッジ色:白×ピンク ボタン:鉄製タックボタン(銅メッキボタンバック) ※ボタン数はW29からW38まで、全て5つ(トップボタン含む) リベット:鉄製銅メッキリベット タグ:レーヨン100% パッチ:ベジタブルタンニングディアスキンラベル 紙ネーム:月桂樹”H"ロゴ入りネーム付き(洗濯で取れます)

WARE HOUSE 1001XX その4

こんにちは。 久しぶりにデニムネタです。 こないだけっこう汗をかいたのでウエアハウス1001XXを洗濯しました。あまり変わり映えしませんが久しぶりの更新です。 ↑全体像。ザ・スタンダードなシルエットです。中太で、膝から下に若干のテーパードがかかっています。 生地は13.5オンスで、フルカウント(13.7オンス)よりすこーし軽いのですが、フルカウントより固いというかコシがある感じがします。クセは付きやすいかもしれませんね。 ↑ウエストはジャストサイズです。実はワンサイズ上も持ってるのですがウエストの違いはあまり感じない…。全体のシルエットは緩くなるんですけどね。 ↑後ろ姿は表情が豊かになってきました。ヨークやバックポケットの縫製に寄ったパッカリングが良い感じです。 ↑ももの色落ち。近くで見ると、なんというか、クレヨンぽい色落ちに見えます。ミミは幅広な感じです。 ↑ハチノス。 ↑裾。裾上げはしていないのでオリジナルのピッチです。生地のオンスが低いので、うねうねは細かいです。 ◆ アメリカに来て思うのは、いわゆるアメカジという格好をしている人にはあまり会わないですね。大学生も、だいたいスウェットにバスケ風の短パンとか、女性だとスパッツみたいなぴたぴたのやつを穿いてたりします。 もともと「日本人が想像したアメリカ人の格好」だから構わないですが。正直、おしゃれだな~と思わせるような人には滅多に会わないですね…。 一人だけ、格好いいジーンズを穿いている人に会ったので「かっこいいね!」と言ったら、何と上野のヒノヤで買ったバーガスプラスでしたww

FOB コーデュロイ ジャケット 2nd Type

春は1stDJを着まくっているわけなんですが、毎日だとさすがに飽きてきます。そんな時にふと手に取るのがコーデュロイジャケットです。何年か前にFOBから出たものです。 コーデュロイのトラッカージャケットというとリーバイスの3rdタイプが有名ですが、こちらは2ndタイプ。1stタイプがあればそっちにするところですが、あいにく1stタイプのコーデュロイジャケットというのは見たことがありません。 通常の2ndジャケットよりも今風に、身幅は細く着丈は長めになっています。ボタンはブロンズ色です。 白タブ。ホワイトリー○イスのオマージュでしょうか。レーヨン製らしく、丸まっています。 生地は綿80%、ポリエステル20%の混紡です。そのほうが生地が長く持つんだとか。濃いめのジーンズにばっちり合います。