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自己紹介をかねて~アジある洋服 (2022.1.7 加筆)

こんにちは。

自分の中のファッションリーダーは、NirvanaのKurt CobainとBlurのGraham Coxon。日本人なら山崎まさよしや奥田民生。何となく趣味が伝わるでしょうか。みんなギター弾き。私もギター弾きです。


会社員なので更新は不定期ですが、気長にお付き合い下さい。

服飾遍歴

~中学生: 野球部が忙しくて、ファッションどころではありませんでした。残っている写真はユニフォームか学生服姿。初めて買ったジーンズはエドウィン。近くのジーンズメイト的な店で安い服(まったく思い出せない)を買って着ていました。ま、普通の中学生はこんな感じですよね? 音楽は、当時はTMネットワークとか聞いていましたね :-)


高校生: 相変わらず服飾に無頓着でした。でも人生最大のモテ期が到来し、初めて彼女もできて、こぎれいにしようとはしていた…ような気がします。上野アメ横で501を買い、洗って縮むとは知らず、いきなり穿けなくなったのは甘酸っぱい思い出。店員さんも、何も教えてくれなかった。別のLevi'sを買い直し(508とかいう品番だった)、友人に「ビッグEじゃないじゃん」と言われたのですが、意味が分かりませんでした。

音楽はChage & Askaとか流行ってましたね。


浪人: 当時の流行だったレーヨン生地のジーンズを買ったのを覚えています。でも、別に流行に乗ろうと思って買ったわけじゃなくて、単に店員さんに進められたからだったと思います。ほんと、無頓着だったんですよ。

音楽はa-haとか陣内大蔵にはまってました。


大学生: 下宿先で、なぜか無料で見ることができたMTVでファッションに目覚めました。特にNIRVANAのKurt Cobainの音楽とファッションに衝撃を受け、高校時代のジーンズをボロボロに。周囲から白い目で見られました :-( 中型免許をとって、カワサキZZ-R400で通学。ギターを弾き始めたのも、この頃です。

当時はレプリカデニムブームが勃興した時代です。友人がLEVI'S 503XXにRalph Lauren のオックスフォードシャツを着ていたのが格好良くて。まねしてLEVI'S 502を購入。そのままレプリカデニムの森に入り込みました。バイトもジーンズで働ける東急ハンズで。おっさん社員のクタクタになったLevi's 510もかっこよかったな~。Boonとかアメカジ雑誌のほか、メンノンなど一般的なファッション雑誌も読み始め、当時の流行りに合わせてアニエスやコムサなんかも。それまで無頓着だったファッションの世界に、一気にのめり込んでしまいました。

音楽の趣味もMTVの影響で洋邦楽とわず雑多に広がり、ドラムンベースのクラブにも顔を出したり、友人の影響で釣りやサーフィンを始めたり(泳げないのでサーフィンはすぐに終了)。とにかく趣味が広がった時期でした。慢性的な金欠でしたが、楽しかったですね。


社会人: お金を稼ぐようになってジーンズや洋服を買いまくる一方、私服勤務ではないのであまり着られないという悪循環に悩む日々。それでも理想の服飾を目指してショップを散策するのが休日の楽しみです。レプリカ服は丈夫だから相変わらず大好きです。


米国生活: イマココ。駐在員の立場になって、私服勤務が増えました。本当はもうちょっとちゃんとした格好をしたほうがいいのでしょうが、日本から持ち込んだデニムを、ここぞとばかりに穿き込んでいます。


アジある洋服のススメ

レプリカ服(最近はリプロダクトとか言ったりしています)はTシャツやシャツ、スウェット、デニムジャケットやミリタリーなど、アメカジアイテムを中心に様々なブランドがいろいろな年代のモデルを復刻していて奥深い。


たとえば、写真のN-1ジャケット。
???
という方も多いでしょう。

そんな友人には
「N-1は米海軍の甲板作業員が着る防寒着で、ネイビーとカーキがあって、ネイビーは1年しか作られなかったから希少だぜ~」
…とドヤ顔で説明を。

女の子には
「ほら、ふかふかで気持ちいいよ~。実物よりもアルパカの割合が多いからね~」
とタッチを求めることができます。

レプリカ服は、こうした蘊蓄(うんちく)を語ることができる。
ジーンズのディティールや蘊蓄はいくらでもあるし、
スウェットならガゼットがどうだとか。
つまり、服とともに物語を着ることができるのです。
…まあ、面倒だからあまり説明する機会もないのですが…。

そして、とっても機能的
なにせ寒風吹きすさぶ甲板上で作業するための上着ですから、
インナーシェルがふかふかで無類の暖かさ。
現代向けにシルエットは少しいじってありますが、
作業するための上着だから動きやすい。

さらに、縫製や生地がとても丈夫で、
長く着ることで経年変化を楽しむことができます。


古着なんかも好きなんですが、どちらかというと自分で着倒してクタクタにしていくのが好きですね。自分のサイズも見つかりやすいですし。要は、自分の体型に合って、アジを楽しめそうな服ですね。

というわけで、自分の経験と知識の範囲内でおすすめの「アジある服」やメンテナンスなどを記事にしていきたいと思います。

あと、スピンアウト的に日々感じたことなども、ちょこちょことお伝えするかもしれません。

気が向いたら、のぞきに来てください。

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