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WAREHOUSE DSB 1001XX (別注) その1

こんにちは。 DSBまとめ買いの2本目は、上野ヒノヤ別注の1001XXでした。革パッチには1001HXXとプリントされています。備忘録として末尾にお店の説明文を載せておきますが、特に追記することはなく、単なる記録です。 ヒノヤの説明 近年、私達ヒノヤは【WAREHOUSE】に別注品を オーダーさせて頂いておりますが、 2022年度もスペシャルなジーンズが到着致しました。 イメージは1950年代半ばのジーンズ。 ジーンズがワークウェアから文化へと花開く過渡期を 思い描きました。 ヒップを包み込むような深い股上。 適度な太さのある太もも周り。そして裾にかけて ゆるやかにテーパードがかかります。 生地はWAREHOUSEが長年培った経験と技術の結晶、 『デッドストックブルー』のピンクセルヴィッジデニム。 未使用のまま何十年も保管され、酸化した状態をイメージした 色合いは、当時の空気すら漂ってきそうな気がします。 ジーンズを構成するのは生地だけではありません。 ボタンやリペットなどのパーツ、縫製糸の太さ、 バックポケットやコインポケットの形状。 それら全て時代背景から照らし合わせて 妥協なく再現致しました。 ウエストバンドの裏側に当店とのダブルネームを象徴する 織りネームをひっそりと添えさせて頂きました。 糊を落とし、穿き込み、洗濯し、また穿き込む。 ひとつのジーンズを最初から育て上げる楽しさ。 是非思う存分ご堪能下さい。 メインファブリック:7.5番×7.5番 ピンクセルヴィッチデニム セルヴィッジ色:白×ピンク ボタン:鉄製タックボタン(銅メッキボタンバック) ※ボタン数はW29からW38まで、全て5つ(トップボタン含む) リベット:鉄製銅メッキリベット タグ:レーヨン100% パッチ:ベジタブルタンニングディアスキンラベル 紙ネーム:月桂樹”H"ロゴ入りネーム付き(洗濯で取れます)

WARE HOUSE 1001XX その4

こんにちは。 久しぶりにデニムネタです。 こないだけっこう汗をかいたのでウエアハウス1001XXを洗濯しました。あまり変わり映えしませんが久しぶりの更新です。 ↑全体像。ザ・スタンダードなシルエットです。中太で、膝から下に若干のテーパードがかかっています。 生地は13.5オンスで、フルカウント(13.7オンス)よりすこーし軽いのですが、フルカウントより固いというかコシがある感じがします。クセは付きやすいかもしれませんね。 ↑ウエストはジャストサイズです。実はワンサイズ上も持ってるのですがウエストの違いはあまり感じない…。全体のシルエットは緩くなるんですけどね。 ↑後ろ姿は表情が豊かになってきました。ヨークやバックポケットの縫製に寄ったパッカリングが良い感じです。 ↑ももの色落ち。近くで見ると、なんというか、クレヨンぽい色落ちに見えます。ミミは幅広な感じです。 ↑ハチノス。 ↑裾。裾上げはしていないのでオリジナルのピッチです。生地のオンスが低いので、うねうねは細かいです。 ◆ アメリカに来て思うのは、いわゆるアメカジという格好をしている人にはあまり会わないですね。大学生も、だいたいスウェットにバスケ風の短パンとか、女性だとスパッツみたいなぴたぴたのやつを穿いてたりします。 もともと「日本人が想像したアメリカ人の格好」だから構わないですが。正直、おしゃれだな~と思わせるような人には滅多に会わないですね…。 一人だけ、格好いいジーンズを穿いている人に会ったので「かっこいいね!」と言ったら、何と上野のヒノヤで買ったバーガスプラスでしたww

デニムブランド考 その2

クローゼットを整理していたら、しばらく前に穿き込んだジーンズが何本か出てきました。これを機に、ちょっとデニムブランドについて考えてみたいと思います。もう7年も前に書いた 第1弾 は、国産デニムブランドの歴史をとても簡単に振り返りました。 今回は、私のデニム遍歴を開陳しましょう。なにせ、10代からずっとデニムですから、人生の半分以上はデニムとともに歩んできたことになります。妻より長い付き合い。 デニム遍歴をたどれば、そのまま自分史 になります。 ■ いままで個々のデニム紹介記事でちょっとずつ触れてきましたが、最初に自分で「これを買おう」と思って買ったのは、中学生ぐらいだったと思います。アメ横の高架下のお店で、すごく安いリーバイス501を買ったものの、洗ったら縮むなんて知らなくて、一回も穿くことなくダメになってしまいました。ジーパンというのは何て難しい服なんだ… それから508とか、当時のレギュラーモデルを買ったものの、友人に「ビッグEじゃないじゃん」と言われて「?」となってました。でも、受験とかに忙しくて、まだファッションに気を遣っている暇はなかったですね。 当時の流行だったレーヨンジーンズとかも穿いたなあー。ボブソンとかだったかなあー。ペロペロの。 ■ 何とか大学に滑り込んだ私は、リーバイス503XXを穿いた友人のヒデに出会います。へえ、濃色のジーンズってかっこいいなと思い、真似をして502を買いました。それがレプリカデニムに入り込むきっかけでした。 時は、ビンテージやレプリカデニムの全盛期。周囲を見渡せば、結構いい感じのデニマーたちがいました。DCブランドが好きだった友人や、ファッションに興味がなかった友人が、急にレプリカデニムを穿き始めたりして。 街角の小さなジーパン屋さんにキャントンが置いてあったりして、思い出すと懐かしい。 ネット勃興期でしたが、別々に有名なデニムサイトを運営していた3人がオリジナルジーンズ「XXX」をつくったりもしていましたね。「リアルジーンズ」とか、今で言う「denim○a」みたいな感じでしょうか。 同時に、自己紹介欄でも触れたようにニルヴァーナのカート・コバーンに憧れて自分でダメージ加工したりしてました。当時は、時代の先を行きすぎてたな~。 ジャケットもリーバイスの507レプリカを買ったのですが、後から506の存在を知って、「こっちのほ

WAREHOUSE 800XX

さて、前回の投稿で、今年は新しいジーンズをおろそうかなと言いました。 それが、こちら。 前にも紹介したウエアハウスの800XX です。いよいよ、1年半の眠りから覚めてもらいます。 ウエアハウスはヴィンテージの忠実な再現で知られるメーカーですが、この800とか900とかは、ヴィンテージにこだわりすぎない、独自のシルエットを目指したそう。 柔軟でいいですね。ジャケットでもやってほしいです。私が好きな「袖だけセカンドのファースト」をつくってほしいです。 本当のヴィンテージが好きな人たちからすると、私みたいなのは邪道かもしれませんね。でも、たまに思うのですが、マニアが「そんなのはダメだ」といって排除し始めると、そのジャンルは衰退すると言われています。「浅い」新規の人たちが入ってこれなくなるわけですから。 もともとはプロレス業界で言われ始めたようですが、音楽業界とかアイドル応援業界(?)とか、マニアと言われる人たちが集まる界隈では必ず問題になります。 デニムも同じですね。マニアがいるから盛り上がる半面、「そんなのは認めない」という人たちの声が強まってくると、新規の人は近づきにくくなり、裾野が狭くなってしまいます。 そう、 「みんな違って、みんないい」 (AC)

Warehouse 1001XX その3

みなさんこんにちは。 さて、ウエアハウス1001XXの3回目です。 前回の投稿 から1年ちょっと経っています。 前回まで3カ月にわたって高校球児のように連続登板したのでアタリが定着したと思い、それからはたまに登板する感じです。なので、そこまで顕著な違いは見られませんが…。 …さて、アメリカ北東部は冬に入り、とても寒いです。 ほら、雪も降ってるんですよ。 いま穿き回している1001XXとかフルカウント1101は14oz弱で、ちょっと寒い(というほどでもないですが)。なので、今年はいよいよ、新しいジーンズでもおろしちゃおうかと思っています。 日本から持ってきて、まっさらのやつが残っているんですよ。 それは、また次回ご紹介したいと思います。 それでは。

デニムのお気に入りポイント

明けましておめでとうございます。 新年最初の投稿は、やはりジーンズでしょう。 ただ、特定のモデルを取り上げるというより、今回は、私が色落ちしたジーンズを手にしたときに眺めてしまうポイントを紹介したいと思います。 そう、私ぐらいの変態になると、デニムを小一時間眺め続け、お酒のアテにすることもできます。デニムを前に、べろべろに酔っぱらうことができるのです! 奥さんには決して理解されない オトコの趣味 の世界 ですな。 まあ、いくら変態と言っても、アブノーマルに至るにはノーマルな世界も通ってきているわけで、ヒゲや股、ミミ、裾のアタリなんかは私も大好きです。そこに加えてナニが好きか、という問題です。ナニって片仮名で書くといやらしいですが、 完全な自己満足 の世界です。あしからず…。 ↓まずは、 コインポケットのカミナリ 。 ご存じ、コインポケットの入り口がチェーンステッチでないとつかないアタリですね。手持ちのジーンズはここがXX仕様ばかりなので、ほとんど楽しめません。 リーバイスの66 と ウエアハウスのOT&E別注 だけ。 そして、↓お尻周り。 よれた赤タブ、擦り切れたステッチ、ベルト部分のアタリなど見どころが多いのですが、中でも最も見ちゃうのは… ↓隠しリベット部分の擦れですね。 ↑この写真よりもっと擦り切れて、リベットまで見えちゃっているようなのが好きですね。だから、私の大好きポイントは前と後ろで年代が違っちゃうんです。 前は66、後ろはXXみたいな仕様のモデルが出たら買っちゃう だろうな ~。 ジャケットも形はファーストが大好きだけど袖の仕様はセカンドやサードが好きだったりします。だから、ヴィンテージそのものを再現したモデルより、自分の好きな仕様がミックスされたモデルを探してしまいます。 さて、続いては、そのジャケット。 これはもう、袖口ですね。 このねじれ、擦れが最高。 よし、お酒を飲もう。 みなさん、今年もよいお年を!

FULL COUNT + BEARS' 1166XX その3

最近マイブームの「年末なので整理していたら出てきたジーンズ」シリーズ。今回はフルカウントとベアーズの1166XXです。 ブログを見返していたら、どうも2012年に発売されたモデルのよう。てことは、もうすぐ10歳です。で、 前回 紹介してから、もう6年。。。時が経つのは早いな~。 あれからほとんど穿いていないのですが、せっかくなので近影(←普通モノには使わない)を。 1166XXという品番のとおり、シルエットは66をモチーフにしていて、1108よりちょっと太めという位置付けでした。確か08よりテーパードもきかせていたという説明だったように思うのですが、最近はやりのテーパードジーンズに比べると、結構パイプドステムだなと思います。サイズアップした1108とあまり違いを感じないというか。 ディティールはXXで、生地は厚い15.5オンスです。 ジャストサイズなのでヒゲも細かく。 ウエストは30インチ。1108だと32ないし33、1101だと31がジャストなので、サイズ感が狂います…。股上が変わるから、ウエストも変わるのか…? 細めのミミのアタリ。 後ろ姿。 おなじみのフルカウントのドラゴンに、ベアーズの熊が対峙しています。 バックポケットのステッチは、自分でいじってしまいました。 まだウエストが入るので、ちょっとは穿きたいなと思います。

FULL COUNT 1101 その3

年の瀬となりました。 整理していて出てきたデニムシリーズ。フルカウント1101です。 前回の更新 から1年ちょい。昨年秋に主力として働いていたので、いい感じになりました。 明るい日光が当たっています。実際には、もう少し暗い感じです。 裾のねじれもしっかり出ました。ミミのアタリはウエアハウスほどではないですが、まあまあですね。 後ろから。 フルカウントがバックポケットのステッチと赤タブを廃止すると知って、2019年に慌てて買いました。 赤タブはレーヨンのはずですが、ピンピンしています。 フルカウントの赤タブは、ちょっとナイロンぽいというか、ウエアハウスやフリホとは違う感じがします。