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WAREHOUSE 1001XX 2本目

久しぶりにジーンズを購入しました。 王道中の王道、ウエアハウスの1001XXです。 実は1001XXは2本目。 以前も紹介した ように、2011年にも購入しました。 形はオーセンティックで、色落ちは折り紙付き。 でも、その後、赤タブが廃止になったり、 復活してもカンヌキ止めされたりしていて、 購入には至りませんでした。 赤タブの変化も好きなので。 しかし、いろいろと見ていたら、皆さんカンヌキをほどいたりして経年変化を楽しんでいる様子。それを知ったら、居ても立ってもいられなくなり、お店に走ったのでした。 ↑で、こちら。 ノンウォッシュを購入してカンヌキをほどき、ウォッシュをかけました。 中には失敗して赤タブがグシャグシャになってしまうこともあるようなのですが、 今回は成功しました。 ↓こちらは全体像。 1001という品番はウエアハウスが創業時からずっと作っています。今は定番のほか、25周年限定の1001XXとか、ダッグディガー(DD)の1001XXとかもあって、それぞれ形や生地が違います。 私が買ったのは定番品で、生地は13.5ozのバナーデニム。腰回りにややゆとりを持たせてひざ下は若干テーパードさせた形。1001XXのラインナップの中では最もすっきりした形だそうです。 ↓ウエアハウスのミミはオレンジ。 ウエアハウスはミミのアタリがボコボコ浮き出てくるところがお気に入りです。 ↓フロントフライは4つボタン。 ↓ベルトループはセンターオフセット。50年代のディティール。 ↓鹿革のパッチ。 これから夏が本格化して暑くなりますが、頑張って穿き込みます。

FREE WHEELERS (Vanishing West) 601XXー1951 その2

明けましておめでとうございます。いよいよ2020年になりました。 新年は恒例のデニムネタです。 フリーホイーラーズ601XXが1歳2カ月になりました。 脱いで置きっ放しにしていたのでしわくちゃです。 ひげ。ウエストに比べてヒップ周りは少し余裕があるので、横にビッチリというより、斜めに緩く入りました。 モモの色落ち。ザラッとした点落ちに、ところどころ雨筋のように縦落ちが交じります。 ミミ。激しいアタリが好きな私には、もう少しといったところ。チェーンステッチはウネウネと。 革パッチは飴色に変わってきました。↓ 前回 と比べても分かりやすいポイント。 ↓ハチノス。 フリホはかつて、ブートレガースリユニオンだった時代にも601XXというジーンズをつくっていました。当時は細身で、いわゆる「66XX」のような仕様だったと記憶しています(違ったらゴメンナサイ)。フリホになってからは少しゆったりめになり、3モデルある601XXのなかで最も細いとされるこの1951でも、腰回りやモモには少しゆとりがあります。 週末しかはけない割には、1年ちょいでそこそこ育ちました。色落ちは予想より早めな印象です。

N-1 デッキジャケット 比較 The Real McCoy's × COLIMBO × FREEWHEELERS

世間はクリスマスですね。 私は大半の日本人よろしく無宗教なのですが、年の瀬の浮き足だった雰囲気は大好きです。 浮き足立って、大好きなN-1を比較してみようと思います。 以前も紹介したようにN-1ばかり何着も持っていましたが、いろいろと出入りがあって、いまはリアルマッコイズ、コリンボ、フリーホイーラーズの3着に落ち着きました。いずれも、好きな人は好きな本格リプロダクトメーカーですね。 N-1自体は今まで何回も取り上げてきたので、うんちくはそちらで。 最近は人気でアルパカの価格が高騰したといい、6万、7万を超えるN-1が普通になってきました。アルパカだって、そんなに毛ばっかり刈られてちゃたまらないだろうなと心配になります。 ↓こちらはコリンボ。 私はネイビーしか持っていません。 かつてはカーキも持っていたのですが、どうも似合わない。薄い顔立ちに薄い色合いは、ぼやける気がします。 ネイビーのN-1といえば、背中に「U.S.NAVY」とリフレクターステンシルがつくのが相場ですが、私はステンシルなしのモデルを選んでいます。昔と違って、最近はプレーンモデルも増えてきた気がします。ニーズがあるのかな。 Tシャツとかでもそうですが、年を重ねてくると、プリントものが似合わなくなります。痛々しいというか(←個人の感想です)。 それに、私はアメリカの赴任先でも着るので、アメリカ人にどんな目で見られるんだと気にしてしまいます。いじめられるかも。 東京でアメリカ人が「日本海軍」と書かれた上着を着ていたら、おいおい戦利品のつもりかよ、と思っちゃう。。。 …とまあ、長い前置きはさておき、本題の比較です。 ↓まずは襟のかたち。上からフリーホイーラーズ、コリンボ、マッコイの順です。 N-1といえばショールカラーですが、うちの連中は、いずれもちゃんとした襟の形をしています。特にフリホの襟はデカい。 一番ショールカラーに近いのは、バズリクソンズだった気がします。今はもう持ってないけど。 それから、コリンボはアルパカウールパイルの色合いが薄めです。 ↓次に、生地。右からフリホ、コリンボ、マッコイです。 いずれもコットング

Oliver Goldsmith の黒縁眼鏡(哲人のように)

私は眼鏡人間です。 今まで 越前国甚六作 や オニメガネ を紹介してきました。 今回はちょっと変わって、イギリスのブランド、オリバー・ゴールドスミスです。 肉厚の黒縁眼鏡、VICE CONSULです。 CONSULというモデルを、ちょっと横長にした感じ。 角ばったフレームに丸みを帯びたレンズが特徴です。 そして、眦に輝く三点の鋲がポイント。10金です。 Oliver Goldsmithのロゴが印字されています。 モデル名も。sというのはサイズで、4つぐらいあるサイズのうち最も標準的。 ちなみにCONSULは「領事」という意味で、VICE CONSULは副領事ということですね。確かに、ちょっとお堅い雰囲気をまとった眼鏡です。 分かりづらいですが、「handmade in Japan」。岐阜県のセルフレーム専門の眼鏡メーカーで作られています。 かつては英国の職人が一つ一つ手作りしていたそうですが、今は職人がいなくなってしまい、日本の工場に発注しているのだとか。 「セルフレーム」といっても、このモデルの素材はアセテート。日本では規制されていませんが、欧米では燃えやすいセルロイドの使用は禁止されているようです。 ↑愛用者として有名な英国の喜劇俳優ピーター・セラーズ。 鼻の低いアジア人に合うように微修正したモデルもあるようです。 ★★ 黒縁眼鏡というと、なんとなく哲学者を思い浮かべます。 答えのない禅問答を楽しんでいるというか。 金属フレームの眼鏡人は、 どっちかというと重商主義というか、 お金儲けがうまそうな印象を受けます(あくまでも個人の感想です)。 こういうお金儲けが上手な人や、 勉強ができる人、 話がうまい人には、 出くわす機会が多いものです。 それなりの割合でいるものですから。 でも、人格者というか、徳の高い人というのは少ない。 希少な人たちです。 そもそも「人格者」というのは、どういう人なのか。 辞書には「優れた人格を持つ人」とか「気品のある人」とか書いてあります。 ちょっと抽象的ですね。 アメリカの心理学者ゴードン・オールポートは、 「健康な人格」に基準を設けました。 ①自己意識の拡大 自分自身に向けられていた関心が

DeluxeWare (デラックスウエア) ファーストデニムジャケット D401XX その3

前回から約1年たち、6歳になりました。 ちょいちょい着ていて、 気付いたらいい感じになってきました。 ↑特に、袖口のヨレた感じがたまりません。。。 しかし、6歳かー。 こないだおろしたばっかりのような気がしますが、 時が経つのは早いものです。。。

BIBURY COURT (バイブリーコート) ハンティングジャケット

バイブリーコートという国内ブランドです。 下間雄一さんという方がデザインしています。 幼い頃から釣り好きで、訪れたフライフィッシングの本場・英国バイブリーコートに触発されてブランドを立ち上げたそうです。 英国に触発されたということで、オイルドコットンを使ったジャケットもあります。あの バブアー で使われているタイプの生地です。 私が持っているハンティングジャケットも、その中の1つです。 レザーのガンパッチやエルボーパッチが特徴的です。身頃はベージュ、袖はカーキのオイルドコットンが使われています。フードが写っていませんが、フーデッドジャケットです。 色違いやウールを使ったタイプなど、製造年によっていくつかバージョンがあります。 ↓こちら、別サイトから転載。身頃と袖の色使いが逆のパターンです。 日本人がデザインしただけあって、日本人に合ったすっきりシルエット。着丈は短く、手持ちのバブアーとは被りません。改めてかっこいいな、と思います。 ↑小物をぶら下げるのに便利なDカンです。 ↑英国の老舗織物メーカー、ミラレーン社の生地を使っています。 ↓フライフィッシングをモチーフにした裏地。 ↓ほつれやすい袖口は、あらかじめレザーでパイピングしてあります。 ↓ガンパッチには、メダリオンの装飾。オイルをたくさん含んで柔らかくなっています。 ↓ポケットは開けたままにしておけるように、ボタンで留められます。 下間さんとも話したことがあるのですが、「こうした本物のディティールが大切」なんだと。機能があると、使ってみたくなる。それが新しい行動(狩猟とかフィッシングとか)につながります。 しかし、このモデルはもう作る予定はないそう。非常に気に入ったのでウールとか別のモデルも欲しかったのですが、残念です。。。 ブランドは、ベンタイルというやはり英国のコットン生地を使ったジャケットなども作っています。私はデニム生地のエプロンも購入しました。下間さん曰く、釣りやガーデニングで使えるようにデザインしたらしいのですが、私は犬の散歩に使っています。ポケットがたくさんあって便利です。 またの機会に、紹介したいと思います。