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マイケル・スタイプ

自分の服飾センスは、90年代の学生時代に見ていたMTVのミュージックビデオが結構、影響しています。特にNIRVANAのカートコバーンとか、OASISやBLURのカジュアルな感じが好きでした。McAlmont & Butlerのバーナード・バトラーに憧れてサードのジージャンも買ったなー。顔が違いすぎて似合わなかったけど…。 そんななか、自分的に、もう一人はずせない人物がR.E.Mのマイケル・スタイプ。「だれ、それ?」と言われてしまうかもしれないけど、知る人ぞ知る有名なバンドのフロントマンでありシンガーです。大学で写真と美術を学んだというだけあって、かなりおしゃれです。 歳をとってきて、もうカートのようなボロボロのジーンズは穿けないけど、代わりにマイケル・スタイプみたいな大人のおしゃれが分かるようになってきました。 ↑R.E.Mのなかでも大好きな曲「Imitation Of Life」のライブ動画。太めなジーンズに革靴、カットソーの重ね着、そしてテーラードジャケット。かっこいい! ↑こちらも「Imitation Of Life」の別のライブ。シャツとかコーデュロイのパンツとか、それぞれ普通ぽいんですけど、サイズがばっちりですね。 あと、なにげに私はこういう動きは好きですw。ジーンズも早く色落ちしそうww マイケル・スタイプは、歳をとってきた私よりもだいぶ年上です。髪の毛もない。それでもこれだけおしゃれなんだから、自分にも励みになります。まあ、顔が格好よくてスタイルがいいというのはありますけどね。

戦争とデニム

ちょっと前 に、大戦モデルは好きじゃないと書きました。 戦争、特に日本が深く関わった戦争をモチーフにした洋服にはどうも抵抗があると。そんなことを言ったら、ぼくが大好きなN-1とかも着られなくなっちゃいますけどね。でも、「N-1」とかじゃなくて、どーんと「大戦モデル!」と言われると、やっぱり抵抗があります。 そして今、とうとう、第二次世界大戦後で最悪ともいうべき第三次世界大戦の危機が高まっています。 今は米欧が自重しているけど、何かの拍子にロシアの攻撃がNATO加盟国に届いてしまえば、第三次世界大戦になってしまいます。そうなったら、またリーバイスなどは物資統制によりボタンが簡略化されたりするのでしょうか。それがいずれ、「第三次世界大戦モデル」として売り出される時代が来るのでしょうか。 街を一方的に破壊され、耐え忍んでいるウクライナの人々。その惨状を見るにつけ、「大戦モデル」ともてはやされるデニムは好きになれないな、と思うこのごろです。 もちろん、個人の感想です。  

ギターの弦(服飾にこだわりすぎずに…)

いきなりですが、ギターの話です。 いや、デニムブログやろがい!というおしかりもあると思うのですが、最近思うに、服飾にこだわりすぎないほうが、かえっていいのかなと。 そのへんについては最後に書きたいと思いますが、とりあえずお気に入りの弦を見つけました。 ダダリオのXTです。 「コーティング弦」といって、その名の通りコーティングによりさびにくくなっている弦です。ただし、全体をコーティングしているXSと異なり、コーティングした弦に通常の弦を巻き付けているような感じなので、耐久性はXSに劣る半面、ナチュラルな弾き心地です。 あらためて、美しいインレイにほれぼれしますねえ。 …と、なんで急にまたデニムはおろか服飾とも無関係な話題をぶちこんだかというと、冒頭に書いたように、あまりデニムデニムしすぎるのも良くないのかなと思いまして。 数年前から薄々感じていたのですが、動画なんかを見ていて「あ、かっこいいな」と思う人の服装は、アウトドアだったり、服装のチャンネルでも 一人語りがメーンだったりして、その人のキャラクターが良く見える。そして「デニム!」とか「ファッション!」とか肩に力が入っていないんですよね。 逆に、デニム紹介とか服装とかのサイトを見ていると、当たり前ですがアイテム紹介に焦点を当てていて、その人のキャラクターはいまいち分からないし、それを着て生活している姿は見られません。それだと、その人に似合っているかどうかも分からないんですよね。 服装は生活の中だったり、その人のキャラクターがあってこそ生きてくると思うようになりまして、急にデニム以外のことも紹介したくなったわけですw 急に思い始めたばかりで中途半端もいいところですが、旅行とかギターとかカメラとか、デニム以外の私の姿も少しずつ伝えられればいいなと思っています。試行錯誤で結局は元に戻ってしまうかもしれないけど、まあそれも私のキャラクターということでw また気長に付き合ってください  

White's Semi Dress 10年目の経年変化

こんにちは。 冬はブーツの季節。アメリカと言えばレッドウイングやオールデンが有名ですが、そのスジの人たちにはウエスコやホワイツも人気ですよね。 私もご多分に漏れず黒とブラウンのホワイツのセミドレスを履いています。確か、両方とも10歳ぐらいじゃなかったかな。気が付けば前回の紹介から 黒 は7年、 茶 は8年も経っています。彼らは生まれ故郷に帰ってきたことになりますね。 ↑革はいずれもクロムエクセルです。手入れをした後なのでとてもきれい。ソールを交換した以外は、どこも壊れていません。頑丈です。 両方とももちろん同じサイズですが、黒はシングルレザーソールで、プラスチックの入らないソフト・トゥなので小ぶりでシャープに見えます。 ↑トゥとコバ。 茶はつま先の小さな傷がたくさん入っています。黒はそこまででもないんですけどね。セラスティック・トゥでぽってりしてるから、いろいろぶつけちゃうことが多いかもしれません。 あと、コバはもっと張り出させて二重に縫うのが標準ですが、スッキリ好きの私はシングルにしています。黒も同じです。 ↑もともとはプリングタブを付けていたのですが (→コレ )、 パンツが引っ掛かっちゃうので切り取ってしまいました。 ↑茶は、もともとはダブルレザーソールだったのですが、悪天候でも履けるようにとビブラム700に変えました。 ↑黒はシングルのレザーソールを続けています。すっきりシンプルでグッドですが、痛みが早いのですぐにソール交換が必要になります。 ↑かかとなど擦れるところは、茶芯が出てきました。でも、前回の記事であげたような理想の色落ちには遠い。あそこまで行くには、農作業とか道路工事とか、激しい履き込みが必要かもしれません。でも、それはそれで僕のライフスタイルだから仕方ないですね…。 革靴やレザーブーツなんかは、デニムや綿製品と同じで「育てる」という感覚があって面白いですよね。買った直後よりもかっこよくなるし、何よりも愛着がわきます。

Phigvel Lether JKT その2 ~ジョーンズ博士のように~

自分が持っている唯一のレザージャケット、フィグベルです。 2009年のモデルですから、もう13歳。 前回の紹介 からも8年もたちました。 ↑しばらくオイルを入れてなかったので、ミンクオイルを塗ってみます。 ↑おおー、濃色に生き返りました! でも、どうにもベタつくようになってしまいました。マスタングペーストにするべきだったと後悔しています。 さて、前回の紹介した時も書いたのですが、このジャケットはインディ・ジョーンズに触発されて買いました。 ええ、もちろん顔かたちが違いすぎて、とてもこんなふうにはなりませんw。でも、私のジャケットもしわが刻まれて、だいぶイイ感じになってきました。気分だけはジョーンズ博士になれます。

Church's Shannon チャーチのシャノン ~英国流ポストマンシューズ?~

こんにちは。 最近、急に更新頻度が上がっているの、分かります? まあ、別にこんなことを書く必要も無いのですが、ブログには日記的な意味もあるので注記しておくと…。 仕事が忙しい!! 仕事が忙しいと、ストレス発散のために、こういう趣味の世界が大切になってくるんですよね~。日本にいたときより、断然、忙しい!忙しいことは悪いことじゃないし、逆に、好きなことにより真剣に向き合っている気がします。つまり、良いことですね! というわけで、今回は久しぶりに靴。イギリスのチャーチが出しているシャノンという靴です。 適度なボリュームがありつつ、シンプルな出で立ち。つま先に装飾のないタイプは「プレーン・トゥ」といいます。平易なつま先、という意味ですね。 で、プレーン・トゥの中でも、甲の合わせの部分が、カジュアル向きと言われる外羽根(Blucher=ブルーチャー)という形です。内羽根(Balmoral=バルモラル)は、前にも紹介したことがある ジョンロブのシティ2 とか。↓こういうカタチ。ちなみにつま先部分は、プレーントゥではありません。こういう直線的に補強の革がかぶせられているタイプを、ストレートチップといいます。 で、チャーチのシャノンは、ブルーチャーのプレーン・トゥではアメリカのオールデン990(黒なら9901)と並ぶ有名なモデルです。カタチがほとんど同じ。 ↑つま先から広角で撮るとシュッとして見えますが、実際の見た目はもうちょっとぽってりしています。何というか、ゴム長靴を思わせるつま先です。 で、シャノンとオールデン9901は非常に似ているわけなんですが、シャノンにした理由は3つあります。 ひとつめは、ジェームス・ボンドが履いていた!もう、これだけで質実剛健だと分かります。 ふたつめは、素材の違い。シャノンに使われる革はポリッシュド・バインダー・カーフという磨きをかけたカーフで、雨にも強くて手入れが非常にラク。対するオールデンは、代名詞とも言えるコードバンがデリケートというか、雨の日に履けないとか気を遣ってしまいます。 最後のみっつめは、↓コレ。 シャノンの通常モデルはレザーのダブルソールですが、これはLW (Light Weight) といって、トリッカーズなんかで有名なダイナイトソールを使っています。ソールも雨に強い! 9901には、ラバーソールのオプションはないんじゃないかな

シンチバックの始末 その2

こんにちは。 先日、フリホのバックシンチの針を折り取ったことを報告しました。 そのときにもちょっと触れたのですが、ウエアハウスのDD2001XX(1946)も針タイプだったので、同様に折り取りました。 このモデルは、一回抜き取ったベルトをもう一度金具に通すのがとても大変。縫い付けられている側の生地を一方に寄せて金具の隙間を広げ、手を痛めながらぐいぐい押し込んで、何とか復旧しました。 ぱっと見、何の問題もありません。 これを機に着てみたら、あれ、結構いいシルエットしてるな、と。身幅が広い分、Tシャツに羽織るとぶかっとして見えるのですが、スウェットの上からだとちょうどいいですね。これから頻繁に着ようと思います。