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White's Semi Dress 10年目の経年変化

こんにちは。

冬はブーツの季節。アメリカと言えばレッドウイングやオールデンが有名ですが、そのスジの人たちにはウエスコやホワイツも人気ですよね。

私もご多分に漏れず黒とブラウンのホワイツのセミドレスを履いています。確か、両方とも10歳ぐらいじゃなかったかな。気が付けば前回の紹介からは7年、は8年も経っています。彼らは生まれ故郷に帰ってきたことになりますね。


↑革はいずれもクロムエクセルです。手入れをした後なのでとてもきれい。ソールを交換した以外は、どこも壊れていません。頑丈です。

両方とももちろん同じサイズですが、黒はシングルレザーソールで、プラスチックの入らないソフト・トゥなので小ぶりでシャープに見えます。


↑トゥとコバ。

茶はつま先の小さな傷がたくさん入っています。黒はそこまででもないんですけどね。セラスティック・トゥでぽってりしてるから、いろいろぶつけちゃうことが多いかもしれません。

あと、コバはもっと張り出させて二重に縫うのが標準ですが、スッキリ好きの私はシングルにしています。黒も同じです。


↑もともとはプリングタブを付けていたのですが(→コレ)、パンツが引っ掛かっちゃうので切り取ってしまいました。


↑茶は、もともとはダブルレザーソールだったのですが、悪天候でも履けるようにとビブラム700に変えました。


↑黒はシングルのレザーソールを続けています。すっきりシンプルでグッドですが、痛みが早いのですぐにソール交換が必要になります。


↑かかとなど擦れるところは、茶芯が出てきました。でも、前回の記事であげたような理想の色落ちには遠い。あそこまで行くには、農作業とか道路工事とか、激しい履き込みが必要かもしれません。でも、それはそれで僕のライフスタイルだから仕方ないですね…。

革靴やレザーブーツなんかは、デニムや綿製品と同じで「育てる」という感覚があって面白いですよね。買った直後よりもかっこよくなるし、何よりも愛着がわきます。






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