Church's Shannon チャーチのシャノン ~英国流ポストマンシューズ?~

2022年1月14日金曜日

Church's Shoes

t f B! P L
こんにちは。

最近、急に更新頻度が上がっているの、分かります?
まあ、別にこんなことを書く必要も無いのですが、ブログには日記的な意味もあるので注記しておくと…。

仕事が忙しい!!

仕事が忙しいと、ストレス発散のために、こういう趣味の世界が大切になってくるんですよね~。日本にいたときより、断然、忙しい!忙しいことは悪いことじゃないし、逆に、好きなことにより真剣に向き合っている気がします。つまり、良いことですね!

というわけで、今回は久しぶりに靴。イギリスのチャーチが出しているシャノンという靴です。


適度なボリュームがありつつ、シンプルな出で立ち。つま先に装飾のないタイプは「プレーン・トゥ」といいます。平易なつま先、という意味ですね。

で、プレーン・トゥの中でも、甲の合わせの部分が、カジュアル向きと言われる外羽根(Blucher=ブルーチャー)という形です。内羽根(Balmoral=バルモラル)は、前にも紹介したことがあるジョンロブのシティ2とか。↓こういうカタチ。ちなみにつま先部分は、プレーントゥではありません。こういう直線的に補強の革がかぶせられているタイプを、ストレートチップといいます。


で、チャーチのシャノンは、ブルーチャーのプレーン・トゥではアメリカのオールデン990(黒なら9901)と並ぶ有名なモデルです。カタチがほとんど同じ。


↑つま先から広角で撮るとシュッとして見えますが、実際の見た目はもうちょっとぽってりしています。何というか、ゴム長靴を思わせるつま先です。

で、シャノンとオールデン9901は非常に似ているわけなんですが、シャノンにした理由は3つあります。

ひとつめは、ジェームス・ボンドが履いていた!もう、これだけで質実剛健だと分かります。

ふたつめは、素材の違い。シャノンに使われる革はポリッシュド・バインダー・カーフという磨きをかけたカーフで、雨にも強くて手入れが非常にラク。対するオールデンは、代名詞とも言えるコードバンがデリケートというか、雨の日に履けないとか気を遣ってしまいます。

最後のみっつめは、↓コレ。


シャノンの通常モデルはレザーのダブルソールですが、これはLW (Light Weight) といって、トリッカーズなんかで有名なダイナイトソールを使っています。ソールも雨に強い!

9901には、ラバーソールのオプションはないんじゃないかな?

というわけで、007になれて、手入れもラクで、雨にも強いシャノンを選びました。

まあ、このへんはオールデンと比較していたときに出てきた理由で、まずはプレーントゥブルーチャーが欲しかったんです。それは、ジーンズにポストマンシューズを合わせている人を見たのがきっかけでした。ええ、アメリカの郵便局員が履いていたというアレです(今はみんなスニーカーですが)。

本チャンのポストマンシューズもいいけど、せっかく革靴を買うなら、たまに着るスーツとかジャケパンにも使える方がいいな~と思って9901とシャノンを比べ、前述の理由からシャノンにしたのです。

スーツや細身のデニムはもちろん、太いワーク系のジーンズにもばっちり。さすが、英国のポストマンシューズ!


↑ドッカン土管のフリホ601XX1946と。違和感ないです。




チャーチは1873年創業。老舗の靴メーカーは、リーバイスなんかと社歴は変わらないですよね。で、これだけシンプルで有名なモデルですから古くから作り続けているのかと思ったら、1970生まれだそう。意外と若いのね…。でも、モデル名は違うかも知れないけど、プレーントゥブルーチャーのような汎用性のあるモデルは昔から作っていたのではないでしょうかね。


カジュアルにも履けるシャノンですが、さすが老舗靴メーカーの製品だけに、スキンステッチとかハーフムーンステッチとか、随所にこだわりが。中でも、↑こちらはベローズ・タンという羽根部分とタンをつなげた仕様。雨や埃の侵入を防ぎます。

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